編集部ブログ 勝島部屋から

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※編集部宛のメールはこちら「bg@mr-bike.jp」へ。

2012年5月19日 

オンナには弱いよ!

- Noah Sellen @ 8:39 PM

今日は一日デスクワークだったので腰痛が悪化し、明日の「DE耐」にむけて行きつけの整体にいきました。そしたら整体院の前にきれいなGB250クラブマンがあるじゃないですか。行き着けなのに今まで一度も見たことない。

よく見ると初期型なのになんと6000キロ位しか走ってなくて、スポークやリムにもサビなし。タイヤも肉があって整備もされているような印象。いいね、こりゃいいね、なんつってジロジロ眺め回して中に入っていきました。

さて、あんなバイクに乗ってるのは誰だろうな。あのおばちゃんかな? いや違うな。アッチのおにいさん? スーツじゃんか。 じゃあのカーテンの向こうで施術を受けてる人だろうなぁ。どんな人だろう。もしかしたら読者かしら……

なーんて思ってたら、ヘルメット持って現れたのは女の人!しかもかわいい!うひゃー!

思わず話しかけましたね。「きれいに乗ってますね」なんつって。気の効いた一言も出やしない。だってこっちは寝巻きみたいな格好で寝癖&目充血&サンダル履きという、チョー地元ファッションで行ってるんだからカッコもつかないっすよ。

でもその人はステキで、軽快な会話ができてとても嬉しかった。何でも海外に行っちゃうから売りたいとか。あーもったいない、あんなきれいな初期クラブマンなんてなかなかないぞ。俺が買っちゃおうかなぁ。

そんなカッコいい彼女はスタタンとエンジンをかけて颯爽と走っていきました。カッコいいぜ。やっぱりカッコいい女性ライダーを見て、男性ライダーは奮い立つよね。あんなかわいい女の子とツーリングなんつってムフフ ってかってに盛り上がるわけだ。まずもってそんなシチュエーションにはなりにくいけどさ。男は女には弱いようにできてるんだよ(笑)

それなのにさらに男ってバカだなぁと思うのは、女性ライダーがいたらなんだかカッコつけてフカしてみたり、やたら飛ばしてみたりしちゃうんだ。そんなの全然カッコよくないのにね。僕は最近やっとそれに気付いて、女性ライダーにはニコヤカに手を振るという作戦に移行しました。結果は……まだボウズ。

明日はツインリンクもてぎでミニバイクによる7時間耐久レースに、しばしば誌面にも登場するエミコ嬢と、キャメラマン広一郎さんと僕とで出ます。天気良さそうなので遊びにきたらいかがでしょ。BGステッカーあげますよ、たぶん(笑)

(ノア)

 

2012年5月16日 

あたらしい号が出てるぞ~

- Noah Sellen @ 10:05 AM

おっとと、もう16日でした。最新の6月号が発売されてますね。コンビニへどうぞ~!

今月号のカスタムラボでは、老舗カスタムショップの「オートマジック」を紹介しています。その代表の荒木さん、カスタムとは新しい価値観の提供だと力説してくださいました。

んでは次のカスタムはどんなのがいいでしょか? と聞いたら「3輪だね!」とのことです。

 

写真で跨っているのはナナハンカタナのエンジンとフレーム下半分。ナナハンカタナそのものが現在ではあまり高い価格で取引されていないため、新たな価値観を付け加えてあげることでそのポジションを高めたいじゃないか! と熱っぽく話しておりましたよ。

このフレーム&エンジンのフロント周りに2輪を取り付け、前2輪後ろ1輪のトライクとしようという訳。しかも前2輪の幅は少なめで、後輪を積極的にドリフトさせるような乗り方を可能とする作りこみを目指しているそう。ふふふ、楽しみですね!

来年の東京モーターサイクルショーまでには形にして、出展および新たなカスタム三輪の世界を示してくれるというからこれまた楽しみ。

カタナカウルの前からタイヤが2本のぞいてたら、いやー斬新だなぁ!!

(ノア)

2012年5月13日 

おわ!

- Noah Sellen @ 8:00 PM

 

去年編集部のみんなを誘って、富士スピードウェイで行われてる「ミニろく」というミニバイクでの6時間耐久レースに出場しました。

残念ながら本番は雨でしたが、まぁでもみんなでワイワイやるのは楽しいし、バイクが100ccじゃそんなに怖い思いもしないし、楽しい経験となりました。BGではもてぎの「DE耐」の記事は毎年あるけど、ミニろくもけっこう盛り上がっているもののなかなか紹介する機会もなかったからね、DE耐以上にユルイ感じのこのレースも紹介(&参加)できてよかったと思ってます。

今年はカズ中西さんも出るらしいし、なんだい、けっこうBGでももりあがってんじゃん?なんて思ってたら、去年テック21カラーのTZR50で参戦してた「ハヤシカスタム」さんからお誘いがあって、「ノア君速いんだって?じゃこれに乗りなさい」とライダーに起用してくれた。

TZR50どころか2スト50cc自体をサーキットで走らせた経験なんてないから、一体どこから「速い」なんて思ったのかわからないけれど、林さんは僕をたきつけるのが好きだからね、ズに乗って「出ましょ出ましょ!」と年間ライダーとして全3戦分の参戦費用を先に払っちゃいました。

で、先日初めてそのTZRで練習走行に行ったのだけど、車体は小さいしパワーバンドは小さいしでなかなか慣れないもんですね! タイムはどってことなかったけど、「こんな世界もずいぶん楽しいじゃないか!」と2ストをパインパイン言わせながら思いましたとさ。

パワーバンドが狭いもんだからいつも必死で回し続けてると、タコメーターがレッド飛び越えてブラックまで行っちゃってヒヤリとするけど、林さんは「大丈夫、壊れるものないから」と平気。そっかー、2ストは焼きつくことはあってもバルブがないから機械的に何かとぶつかちゃってぐしゃぐしゃになるってことはないんだな。

そんな練習走行時に、サーキットのゴミ箱で見つけたのがコレ。たぶんエイプかなんかのでしょうけど、見事にバルブとピストントップが当たってグッチャグチャ。さらにコンロッドも曲がっちゃってるし…… ミニはもろもろ安いとは言え、こうなちゃったらちょっと落ち込むよね……。

でもエンジンブロー事例としてはついつい目を引く破壊っぷりで、思わず「おわ!」となったわけです。

ミニろく初戦は5/27日、富士スピードウェイのショートコースです。関東からは気持ちのよいツーリングコースなのでよかったら冷やかしに来てください。

その前の週はツインリンクもてぎでDE耐です。ということは、何? 2週間で7時間の耐久レースと6時間の耐久レースをやるんか俺は! しかも両方ミニバイク。

絶対腰痛になるな……。 (ノア)

2012年5月10日 

アキナの?

- Noah Sellen @ 8:27 AM

どこに行くにも基本的にバイクの僕は、昨日も出先でたまたま宮崎敬一郎さんに出会って「ボロイののってんなぁ!」と笑われました(←本文とも写真とも関係なし)

えっと、そう。車には全然興味がないというか、いや、そんなことはないんだけど第一プライオリティが「バイクが積めるか」だから、少なくともスポーツカーは所有したい対象ではないのです。今最も注目してるのはニッサンのNV200ってヤツかな。貨物なのにFFだから、荷室がとっても低い! バイクの出し入れは本当に簡単そうです。さらに5ナンバー仕様もあるから、僕みたいに「もう毎年車検はイヤダ!」と思ってる4ナンバー乗りは選択肢が増えると言うこと。

でもね、NV200ってまだ新しいからそれなりに高いじゃん。そうなるとステップワゴンなんかも選択肢に入ってくるよね、燃費がいいし。あ、でも車格が大きいなぁ……

そんな貨物車萌えの僕が久しぶりにスポーツカーに乗りました。

新しいハチロク!

「買ってみた」というオーナーが「乗っていいよ」というので白糸スピードランドでブイブイ走りました。うーん! 楽しい! 太ももの裏側がゾワゾワする! しかも転ばないから最高じゃん! ……なんて言ったら、オーナーの方は「だからつまらない! バイクみたいな危険がないから面白くないんだよ…… 失敗しても頭をよぎるのが『ヤバいかも』じゃなくて『修理費いくら?』だもんよ」ですって。

そっかー、そういう見方もありますね。

ま、でも、バイクも車もスポーツしたらゾワゾワするのは一緒だな、と確認できた次第です。うん、普通に楽しかったよ!

(ノア)

2012年5月6日 

ヘソ曲がったらもどらない。

- Noah Sellen @ 8:36 PM

写真はVTスパーダのクラッチレバーっす。

折れてます。

転んだ時には折れてなくて曲がってるだけだったんだけど、優しく優~しく曲げ戻そうとしたらパキンと折れた。折れるんだコレが! 優しく優~しくプラハンで叩いて戻そうとしてもやっぱり折れる。

オフ車のレバーって材質が違うみたいで、比較的簡単に曲げ戻せる気がするけど、オンはダメだね! 絶対曲げ戻せないで必ず折れる。

バーナーであぶったり、ガスコンロに乗せてチンチンに温めた上で万力にはさんでグイグイと曲げると戻ったりもするけど、手間と火傷をするリスクと、あとはガス代を考えたらレバーを新しくした方が良いと思う。

そもそもそんなに熱を入れたレバーって本来の強度が出ているだろか……?

長年の経験から曲げ戻らないって知ってるのに、それでも試しちゃってまた折ったのが今回。ま、曲がってても折れててもどっちにしても使えないんだからチャレンジしたくなるよね。

不思議なのはがしゃーん!っていう転倒はスゴイエネルギーがかかってるのに、その時は曲がるだけで折れることは少ないんだよな。しかも必ず外向きに曲がる。手をはさまないようにそういう作りになってるんだろうけど、欲を言えば曲げ戻せると嬉しいなぁ、鉄のステップみたいに。

あ、レバーも鉄で作ればいいんだ、アルミではなく。

今しがたGWが終わりましたよ。現実が待っています……ひえー!

(GW1日も休んでない ノア)

 

2012年5月3日 

「パフォーマンスネイキッド」とは

- Noah Sellen @ 9:22 PM

今月号から始まった新企画

「日本車新時代」とは、新しいものも旧いものも、それぞれ新しい時代を迎えようとしているんじゃないかな、という訴えかけをしようというもの。

新車の方では既存のビッグネイキッドカテゴリーから、次の時代のマシンと感じるアルミフレーム&SS系エンジン搭載車に注目しました。

ま、そのイキサツはすでに出ている5月号を読んでもらいたいですが、この新たな(?いや、新しくもないんだけど、国内ではまだ広く認知はされていないのではないかな、という意味で)カテゴリーのネーミングに迷った。

やっぱりね、名前がついてないとみんなその存在に気づかないんだよね。

今までは「ストリートファイター」とか「ハイパーネイキッド」とか、それぞれ雑誌やメーカーによって色んな呼ばれ方をしてきたと思う。

だけど「ストリートファイター」はちょっと違うと感じてたんだ。なんだかテレビゲームを連想しちゃうし、そもそも誰と戦うんだかわからない。さらにドゥカティから同名の車種が登場しちゃったからね、いまやカテゴリーそのものを「ストリートファイター」と呼ぶのは難しいでしょう。個人的には大人のエンスーな趣味であるバイクに「ファイト」「戦う」というイメージをリンクさせたくなかったという気持ちもあるけどね。

では「ハイパーネイキッド」? いや、これは浸透してないし、スーパーの上ならハイパー、その先ならウルトラ、ギガ? テラ? と何だかまだまだ上が出てきそうでヤダった。

悩んだ末出したのが「パフォーマンスネイキッド」。難点は略せないことかなぁ。「パフォネ」ってかっこ悪いもん。書く時は「パフォーマンスNK」と書けばカッコはつくかな?

このパフォーマンスってのは直訳すると「性能」だから、必ずしも「運動」性能だけを指すわけじゃなくて、総合的に色んな性能が次の次元へと進んだよ、という意味で名づけました。

取り回しだって一つの性能。

低速での扱いやすさも一つの性能。

操りやすさも一つの性能。

そしてもちろん、その気になった時の実力も一つの性能。

フェーザーに乗ってるとそれら性能が高次元で、本当に21世紀のバイクに乗っていると感じます。今のところ困ってるのは、乗る時には必ずといっていいほど雨が降ることだけど…… なんだろな、雨バイクなのかな?少なくとも雨の中での「パフォーマンス」はかなり検証できてますよ不本意ながら。

もう一つの新時代は絶版車の世界。

絶対王者のZ1の人気がとどまることを知らない中で、価格もどんどん上がっていくから憧れで終わっちゃう人も増えてきたはず。だったらZ1でこそないけれど、兄弟車で似た魅力、そして違った魅力ももったZ1000なんてどうよ?と始まったのが「The Next Zed」です。

新車も絶版車も、単一カテゴリーにあんまり執着せずに、広い目で見てバイクを楽しみましょうぜ! というのがメッセージですね。すでに読者の方から心強いお便りをいただいてますので、がんばって連載を続けて行きまーす!

あ、ちなみにね、パフォーマンスNKがマイナーなカテゴリーかと思ったら全然そんなことなかった。新車販売の上位には入ってこないのに、週末の箱根や伊豆に行くとワンサカ走ってる。ということは持ってる人はよく走ってる人ってことなのかな……??

(ノア)

 

2012年4月27日 

燃費とインジェクション

- Noah Sellen @ 12:40 PM

アクセル全閉の時でも、キャブ車だったらスロー系からチョロチョロとガソリンが流れ続けるから、アクセルオフの時には完全にガソリン供給をストップさせるインジェクションの方が燃費が良いに決まってる、という話を聞いたことがある。 

それが真実かどうかはともかくとして、インジェクションはキャブレターに比べてより完全に近い効率的な燃焼状態を作り出せるという理由で、環境規制が厳しい最近は多く採用されているわけでしょう?

今のバイクは排ガス規制とか騒音規制が厳しくて、車検を通すにも触媒のついてないマフラーじゃ無理だったりとか、イロイロあるんですね。

でも最近よく疑問に思うのが最初の燃費の話。5月号のp277~「ワンタンク現行車ガイド」で乗ったCB1300SBですが、燃費がリッターあたり15~16ぐらいだったんですね…… そういうと「別に悪くないじゃん」という人も多いけれど、最近まで乗ってたGSF1200はリッター20走りましたよ? 

このケースだけではなく、どうもインジェクションモデルになってから燃費が悪いような気がしてならない。いや、一部には新しいシングルのCBR250Rみたいに驚異的な燃費の車種もあるけれど、でも振り返ると250シングルなんて30キロ以上は昔から当たり前だったもんね。 最近気に入って使ってるXLR125R(当然キャブ車)はリッター37キロ以上を維持しています。

排ガスがキレイになったって、限りある化石燃料をガバガバ使ってたんじゃしょうがないじゃん……。「電気自動車は本当にエコなのか」の議論にも通じちゃうけどさ。

そこでNCシリーズ。700ccもあるのにリッター30以上走るらしいすよ! 良いじゃないですか、やっぱりバイクはエコな乗りものであるべきだと思うわけですよ僕は。しかもNCシリーズは製作過程でもエコに気を配ってて2012年にふさわしい、責任ある新機種だと思いますね。

ソフトバンクの社長が「紙禁止!」と言ったそうな。これだけスマートフォンやタブレットやパソコンが普及してるのに、何で紙の使用量が減らないのか! と鼻息荒い様子。

でもその気持ち、わかります。便利になってエコになったはずなのになぜか今まであったものが淘汰されず、コストも減るどころか上がってたりするんだ。ETCも近いものがあるなぁ。色々と割引が効くからBGを作ってる編集コストもかなり削減できてるはずなんだけど、どうも変化がないみたい。割り引かれてるからってたくさん高速を使っちゃうのかなぁ……?そうだとしたら見事に術中にはまってて腹立たしい。

それって燃費の話ともなんとなくリンクしてない? エコなハズなのにガソリン代がかさんでしょうがない、みたいな。

……ん? リンクしてないか??

(ノア)

 

 

2012年4月23日 

泥んこあそび

- Noah Sellen @ 11:19 PM

「BGガレージ」のページでちょっとづついい状態になってきたXLR125R。

これでエンデューロレースに出よう、というのは誌面でも伝えたとおり。そのレースが昨日でした。誌面では「ハマちゃん」なんて呼んでるけど大先輩のマニアックハマヤさんは、CRFも持ってるのに僕と同じクラス(厳密には同じクラスではないけど、混走のクラス)に出るべくワザワザXR250で参戦。「オフはけっこう上手よ?」と言いふらすビッグマウスの僕を成敗するべくコツコツと準備していたのです。

で、昨日はがっつり雨でした。その先は想像にお任せします……

来月号で地獄絵と化したレースのレポートがあるのでお楽しみに。

せっかくきれいになってきたXLRはこんなことに…… 高圧洗浄2回やってもあらゆる所からドロが出続ける。ついでに車の中も高圧洗浄してやりましたよ!!

(ノア)

2012年4月20日 

ナナハン学2

- Noah Sellen @ 8:54 PM

続くったら続くんですよ(笑)

そんなわけで(前ポスト参照)、ナナハンがいいんじゃないかと思ってきたわけです。

面白いのは25ページの「個人的にナナハンベスト5」です。これはね、みんな悩んで悩んで面白かった。一通り決めて書いた後に鈴木カメラマンに電話して「何にしました?」と聞くと「空冷GPZ750F。あとVFも入れたぜ!」「あ!俺も! しかも上位に!」。

はまやさんに電話したら「え!ノアも入れたの!? 俺も入れちゃったよ3位に。GPX750R!」なんて(笑) 市場では必ずしも人気が高くなくても、業界の人たちは「コイツが実はすごくいいんだよな」というのをココロの中に持っているみたいですね。そしてそれがけっこう共通してるから笑える。

僕は他にも3型カタナなんかが好きでね、前にも書いたけど角鉄フレーム車ってだいたい良いと思ってる。FZもいいよね、今回あまり触れられなかったけれど……

さらにはVFRとか入れたかったし、ホライゾンなんかもけっこう好き。鉄フレームのCBR600スモーキンジョーなんてあったら最高!(600はダメ?)

こう考えると普段から「けっこうイイヨなぁ」「出物があったら欲しいよな」と思ってるマシンってナナハンクラスが多いと思います。

そんな中で一応BG若手代表としては、最近のバイクも入れていかなきゃいけないなぁと思った次第。だからGSF750も入れたのだけど、そのほかに今はまた世界的にナナハンがキテルと感じさせる、水冷のハイパフォーマンスナナハンが存在するんですね。

それが5位に入れた水冷のZ750。これが極上にいい! BGでこれを1位に持ってきちゃうと周りの目がチョー冷ややかですので遠慮したけど、「あれ、いいバイクだよねぇ」ではなくて「欲しいぜ」で言えばこの水冷Z750なんですよしかもハーフカウル付きの「S」。

でたでた変態が。と思わないで~!

あのZ750って、水冷Z1000のボアダウンなんですね。ということはロングストローク化しているわけですよ。そうなると近代的なショートストローク・ローフリクション・ヤルキマンマンエンジンに、絶妙なまろやかさが加わってタマラなくおいしいのです。

しかも今のアルミフレームのではなくて、一つ前までの鉄フレームのヤツが、僕はより公道向けのしなやかさを持っているように感じるんだな。

スッゲー速いし快適だしカワサキらしい表情もあるし僕はカッコいいと思うし。これは買いだと思う。

海外では各メーカーが750ccクラスを展開してて、最近けっこう盛り上がってるんですね。ついつい「日本の道に最適」なんて言っちゃったりするけど、実は世界共通でけっこういいサイズだと認識されてるんじゃないかな。

エクストリームの人たちもちょっと前までは1000ccクラスだったけど、結局みんな600でやってるもんね。コントロールするという意味では、こういったミドルクラス(アッパーミドルとも言われている)が楽しく、かつ扱いやすいのかもしれません。

長くなっちゃった。 まだ続くよ~(笑) 

(ノア)

 

 

2012年4月16日 

BG新しい号が出てる!

- Noah Sellen @ 9:14 PM

そうです、待ってるとなかなかなのに、気を抜いてると新しい号が出てますよ!

今月号の巻頭特集は「ナナハン」

どうですか、みなさん。ナナハンってさ。

原稿に「僕は前からナナハンって言ってきた」と書きましたが、そんなのあとからだったらいくらでもいえるもんね。でもホントなんですよ、前からナナハンがいいじゃんと思ってましたし、機会があるたびに言ってきたと思います。やっと周りが追いついてきたな!(笑)

昔、CB750(RC42)の広告が「晴走雨読」というキャッチコピーでね、これがカッコいいと思った。晴れた日には爽やかにバイクに乗り、雨が降れば文化的な趣味を楽しむ。いいですね、大人の趣味だと思いました。

で、大人になったときにこのCB750に乗ろうと思ったら、なんと同じエンジンの元祖はCBX750Fってヤツで、しかもそっちはビッグバルブだったり6速ミッションだったりで全然スポーティじゃないですか! そういった背景もあってしばらくCBX750Fに乗って、テイストに出たりもしました。

CBXはその後手放すのだけど、他にも「イイナ」と思うのが大体ナナハンクラス。以前にBGで「第3世代ナナハン」とかいう特集を組んだ時、3型カタナの素晴らしさに惚れた。FZのパワーに惚れた。そしてGPX750Rのとんでもないハイパフォーマンスに完全にブットンダ。

いいなナナハン!と改めて思ったのはその時だったんじゃないかなぁ。誌面にも書いたけど、低回転は排気量なりで高回転に行くにつれて突き抜ける回転感があってね、明確なパワーバンドを6速ミッションを駆使しながら維持するのがたまらない快感だと思うし、それこそが直4エンジンの醍醐味じゃないかなぁと思うんだ。

話すと長いから、

今日はここまで!(赤プル風に)

(つづく・ノア)