バイク泥棒はいつでもどこでもキミの愛車を狙っているぞ！
なーんて大げさに言っているように思えても、実際バイクの盗難はあっちこっちで起こっていて、愛車を外に置いている状態であるならば常に気をつけていなければならないくらいなにかと世知辛い世の中です。
イモビやらＧＰＳやらと最新の防犯システムがついていても、なんだかんだで物理的にバイクを動かないようにできるロックは強い味方。安心をもうひとつ、と頼りにしてしまうアイテムであります。
バイクにぶっといロックがかかっているという見た目だけでも、バイク泥棒にハッタリかませるポイントの高さも魅力です。
そんじょそこらのボルトカッターなんかじゃー絶対に切ることなんかできませんよ〜、そうカンタンにはずせませんからね〜、という物々しさがいいのですが、物々しいのは見た目だけじゃなく中身もなので、太いわ重いわ長いわと存在感が物理的にもすごいわけです。

これをバイクでのお出かけ前や後に、大事な愛車にガッチリくくりつけます。
タイヤとタイヤにぐるっと通すもよし、愛車を柱にくくりつけるもよし。
防犯ロックはさながら守り神の大蛇のごとくバイクに巻きついているわけですが、この太くて重くて長いものを毎回毎回つけたりはずしたりするのがだんだんに面倒になっていくのは時間の問題。
そりゃまぁ泥棒も手こずるほどのやっかいなもの。その盗まれないための重さや太さが、日常で使用するのに次第にネックになっていくのです。

このクソ重い防犯ロックをバイクを傷つけないようにはずして、ガレージにしまう･･･。
このクソ重い防犯ロックを引っぱり出して、バイクにぐるっと通して、カギをかける･･･。
愛車は絶対に守らなければいけないものの、今のところ愛車はいつもの場所にちゃんとあるし、盗まれる様子なんかありません。
つーかぶっちゃけイモビもついてるから、毎回ここまでガッチリ防犯ロックかけなくてもいいかな〜。･･･なんて気持ちがムクムク芽生えてくるのです。
人間とはなんとめんどくさがり屋さんなんでありましょうか。

いくらロックをかけていても、持って行かれるときは丸ごとやられるのがバイク窃盗犯の恐ろしいところ。
ならばはたしてデカくて重い防犯ロックをかけることに意味はあるのかッ…！？
平和な時間は人間の危機感を薄めてしまいます。それはまるでカーチャンが作ったカルピスのように。
毎日毎日、自分の愛車がここにちゃんとあることに平和を感じてしまうのです。

盗まれるまでは。

盗みをするやつが『これ盗みたいんでツバつけときますね』なんつーサインを出すわけないじゃないですか！
毎日を平和に安全に思わせておいて、気が緩んだところを狙うんですよ！
つーか気をつけてても盗まれるものなのに、気を緩めたらそりゃどうしようもないですよ！？
近所で放火や空き巣があっても「へ〜危ないなぁ」なんつー他人事でいちゃーダメなんです。
いくらボロいバイクでも、不人気車であっても、大事な愛車ならちゃんと守ってあげようじゃないですか。
ほらまたツイッターやフェイスブックで

って悲しいタイムラインが流れてきますよ･･･！？

■前にLINEスタンプを作ったりしてみました。120円なのでお気軽に使ってくださいませ～
LINEスタンプ『ねこのとらじろう』　http://line.me/S/sticker/1001391
とはいえ作った本人があまりLINE使いこなせてなかったりするんですけども(;´Д｀)