近場の移動ではバイクに勝る乗り物はないわけです。
自転車もいいけど疲れるし時間もかかるじゃん？
歩くよりはいいかもしれないけど、ぴゅーっと行ってぴゃーっと帰ってこれるバイクがなんだかんだで最強なんですよ。

しかし、便利さの代償は『運動不足』として襲いかかってきます。そりゃそうですよね。

ということで、せめて近所くらいは自転車で移動するのもいいんじゃないかと考えました。
チャリンコ（本格的なヤツじゃなくてママチャリね）のほうが、そこらへんにサっと停めやすいし、大げさなヘルメットかぶらなくてもいいし、普段使いするだけで軽い運動にもなっていいじゃんね、というわけです。
歩いていくにはちょっと距離のあるコンビニ。バイクで行くには近すぎて、むしろ暖気の時間のほうが長くなっちゃう、とか、そんなトコに行くにはやはり自転車がちょうどいいのであります。

今までずっとバイクでうろうろしていた近所も、自転車での道のりはいつもと違って見えてなかなか新鮮な気分です。
ペダルを漕ぎながらそよそよと風を受けて、のんびりまったり自転車散歩。
もうちょっと体力つければ、もっと遠くまで行けそうだな。なんて、自分の体力の可能性も感じちゃったりして非常にいい気分です。
エンジン音でうるさくないし、何よりエコであります。いいじゃん自転車。バイクは便利だけどそれにかまけてちゃやっぱりダメだよね！これからは自転車生活にしよう！
なんて、鼻歌交じりにルンルン気分です。

そう、坂道にさしかかるまでは。

バイクで通ったときにはほとんど平坦な道だと思っていたところが、自転車で通るとゆる〜い坂道だったことに気がつきはじめます。
歩いているときですら、坂道ぽいけど別に･･･としか感じないようなレベルなのに、自転車を漕ぐペダルがじわじわと重くなっていくことで「あれ･･･？」と不安になっていきます。

ゆるい坂道ですらこのありさまなのに、普段から「ここは坂道だ」と認識しているところはどうなるかといえば、その急勾配っぷりにサーっと血の気が引くわけですよ。

バイクならクイっと右手をひねれば全く何の問題もなく登ることができます。
歩いてるときだって、坂道だけどゆっくり登ればそんなにきつくないよね、というレベルであったのが、自転車では壁のように感じる地獄の坂道と豹変するのです。
軽いロードバイクならまだしも、重いママチャリです。
自転車から降りて押して登るか、だったら最初から歩いてくればよかったものを！　何のために自転車で来たのだ！　お前がペダルを漕いで坂道を登るしかないだろう！！
･･･などとヘンな意地を張ってしまい、ヒーコラいいながら坂道を登り、本来の目的であった運動不足は解消されたかに思いました。

でもあの坂道はあのままずっと坂道です。
しかもどこへ出るのもビミョ〜に避けて通れないルートにあったりしやがります。
あの坂道が近所にある限り、私にとってバイクはやはり最強であるといえましょう。
うむ、バイクは便利でよい！

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とはいえ作った本人があまりLINE使いこなせてなかったりするんですけども(;´Д｀)