http://www6.plala.or.jp/MIG


旅にも出ない、ロマンも語らない、
ただそこにバイクがあるだけの毎日

その49 バイクの制限

ばいくらへん

バイクに乗る人が減っているんだそうである。
駅前の駐輪場とか見るだに、どこが減ってんだよむしろバイク停められねえほどいっぱいじゃねーかよ! とプリプリ怒りたい気分になるんですけども、業界的には減っているんだそうな。

バイク乗ったことない人にバイクに乗ってもらうためには、バイクの敷居を下げてあげればよい。というのはなんとなくわかります。
とはいえ、バイクの免許もすでにAT限定なんてのができて、だいぶ敷居が下がってるように思えるんですけど、たぶんそれでもまだ足りないんでしょう。
なので、苦肉の策として「クルマか原付の免許持っていれば125ccまでのバイクに乗ってもいいよ!」って案が出てくるのもやむなしなわけです。

50ccまでしか乗れなかった人が125ccまで乗れるようになる大きなメリットは、30km/hの速度規制がなくなる・二段階右折しなくてもよくなる・二人乗りができる、とまぁ小型二輪のメリットそのまんまですけども、コレによって公道を車の流れに乗って走ることができたり、パパママが子供をバイクに乗せて送り迎えができるようになったりするわけです(無謀な輩がムチャしてスピード出しまくる未来も想像できますが、そういうヤツは何乗っても危険運転しやがるので、ここは置いとくことにします)。
確かに原付の謎制限が外れるだけでも、もっとバイクが身近になる気はしますね)

とはいえ、これでバイク人口が増えたとしても環境が整ってなければ結局「クルマのほうがいいんじゃね?」と思われて定着しないんじゃないのかと思うんですよ。
クルマを普段の足として使う人がバイクを選ばないのは不便だからであって「あれ? バイクに魅力なんてないじゃん」って思われてしまう状況が一番やばいと思うわけです。
せっかくバイクで出かけても駐輪場は空いてない、荷物を乗せられない、雨降ったら最悪、クルマに煽られまくるし、事故ったときのダメージがでかい・・・・・・などなど、どんな大きさのバイクに乗ってても付きまとうデメリットも知れ渡ってしまい「やっぱバイク不便だわ」と再認識されてしまったら、業界は致命的な大ダメージを喰らうんではないかと思うのです。

125ccは楽しいですけど高速に乗れないので「さぁ、ツーリングに行くぞ〜!」とはなりづらく、バイク業界が夢よ再びと願う『走る楽しさ』を感じてもらうよりも先に『お、意外とコイツ使えるぞ』といった利便性を押していくほうが手っ取り早いと思うんですよ。
いまやクルマも走りや性能よりも実用性が重視される時代ですからね。普段の足として『バイク=便利!』って部分をアピールできねばですよ!

ということでいっそ、スクーター天国台湾のように、バイク専用レーンに充実したバイク置き場、3人4人乗り当たり前〜、みたいな感じで思いっきり吹っ切っちゃうっつー方法もアリやなしや!?
さらには、免許がどうのこうのよりも、いろんな企業に協力してもらってバイク通勤・通学をOKにしてもらうことで「バイクめっちゃ便利で快適じゃん!」って世界を作ってしまうっつーのもどうでしょう!?
バイク人口がドカーンと増えれば、専用レーンも必要になるし、駐輪場も充実、通勤通学で使えれば満員電車の解消にもなっていろいろお得なことだらけじゃないですかぁ〜!?・・・な〜んて。

ま、事故のことを考えなければナンボでも言えますね。
バイク人口増加も夢ですが、なんだかんだで安全第一ですからね。


こういう問題はどうにも難しいですね。

■前にLINEスタンプを作ったりしてみました。120円なのでお気軽に使ってくださいませ~
LINEスタンプ『ねこのとらじろう』 http://line.me/S/sticker/1001391
とはいえ作った本人があまりLINE使いこなせてなかったりするんですけども(;´Д`)


[第48回へ][第49回][第50回]
[バイクらへんバックナンバー目次へ]
[バックナンバー目次へ]