2017年2月2日 

■『THE444・水冷編-4』 SUZUKIその1 1986〜1997

『レーサーレプリカが勢いを増しはじめ、まだネイキッドという概念すらなかった1980年代半ば、好みが分かれそうなライトケースカバーと赤い鋼管角パイプフレームが特徴的な二代目インパルスが登場した。デザインはハンス・ムート氏でその形状から「東京タワー」と呼ばれた。エンジンはスズキ独自のSATCS(空油水冷)方式を採用。このエンジンは1986年のGSX-Rと同型で、ブレーキも同様にフロント8、リア2ポッドのDPBS(デカ・ピストン)など、GSX-Rに劣らない走りを意識したスポーツモデルであった。バリエーションモデルとして一般的な形状のハーフフェアリングもラインアップされた。その名のとおり、インパルスの登場は鮮烈な衝撃を与えたが、レーサーレプリカにあらずんばスポーツモデルに非ずという時代のうねりがますます強くなった当時、個性的すぎるインパルスは残念ながら一代限りで消えてしまった。』
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