※編集部宛のメールはこちら「bg@mr-bike.jp」へ。
2017年7月16日
■ツーリング
梅雨らしくなくいい天気が続いて、何だか多忙なのだけど父が「セローツー行こう!」というので4:30実家集合5時出発で福島のほうまで行ってきました。セローツーのルールは、①地図を見ない事、②なるだけ速やかに迷子になる事。6時にはしっかり迷子になっていたと思います(笑)。
太陽や建物が建っている向きから南北はなんとなくわかるわけで、それを基準にコッチ方向に行きたい、という大まかな方角だけ頭に入れて、なるべく小さな道に入り込んでいくのですよ。オフロードもけっこう出会えちゃって、父のセローも僕のブロンコもしっかりドロドロになりました。オシャレバイクのブロンコは帰宅したらさっそくケルヒャーです。
道がどんどん細くなって未舗装になると「やったぜ!」と思うけれど、それが遊歩道っぽくなっちゃうとバイクで走って良いのかな?という気持ちになり、そして物理的にこれ以上は進めないとなると結局Uターンをしなきゃいけないのだけどね、今回はUターンは2回にとどまりました。道端にキュウリ一袋100円があったのでそれを買って、お昼を食べたら帰宅。230キロほどのツーリングです。素晴らしいね。気持ちが良いしとてもリラクシン。
えーっと、最新号が出ましたねぇ!
ね、言ったでしょ、また中型だって。今度はホンダの400ccです。本当はね、編集部としてはホンダ直4みたいのがやりたいのよ。ヨンフォア、CBX、空冷CBR、最初の水冷CBR、最後のCBR400RR、みたいにね、同一形式エンジンの進化を辿る、みたいな。でも最初の水冷CBRハリケーンなんて撮影車見つからないでしょう! あと、ちょっとマニアックになっちゃうような気もして。僕はそんな特集も作りたい/見たいのだけどね。なかなか。
というわけで今回はホークとCBXとCBR。
僕はCBXの担当だったのだけど、誌面に書いた通り業界では若手の僕はもうスーパーフォア世代だから、CBXに対して懐かしいという気持ちは、うん、正直ありません。でも僕が青春を過ごしたスーパーフォアの先祖だと思えば、やっぱり一定の尊敬もあるわけで。特に今回の撮影車両は調子が良くてね! とても気持ちよく走れましたよ。
暴露すると、空冷CBRが「速かった速かった!」と言ってきた本誌スタッフ、今回の撮影でCBXと乗り比べて「あれ、あんまり変わんないな」なんて言ってました(笑)。やっぱり当時の印象の強さってのはなかなかぬぐえないものでね、改めて乗ると、あれ、こんなもんだったっけな、なんてことはあるんですよ。でもこれだけ旧いバイクだと、速さというところ意外に価値があるから別にいいんだ。僕が乗ったら、エンジンの絶対パワーはともかくとして車体周りは完全に現代のバイクでした。全体的なしっかり感やバンク角、ブレーキの効きなど、空冷CBRは乗り物としてかなり魅力的ですねぇ。
この世代で個人的にカッコ良いと思うのは空冷CBRのフォーミュラ3です! ハーフカウル、シングルシート。ちょーかっけー!
それこそ見ないから、キレイなのがあったら大切にしたいところ。あ、たしか1年ぐらい前にこれの新車だか新同車がネットオークションに出てたな。けっこう良い値段がついてました。
ネットオークションといえば、この前僕の愛するMVXのビカモンが出ててウォッチしてたのだけど、なんと40万円にもなってました! すげーなー! それだけのお金を出すってことは、ちゃんと大切にするだろうからね、それはそれで喜ばしいことです。
ささ、これから夏本番です。皆さん、熱中症にはマジで気をつけて。僕は先日ぶっ倒れて、病院で精密検査を受けるハメに……。血液ドロドロで、ここ1週間は薬を飲んで炎天下ドクターストップが出てます。本当に気をつけて、シーズンを楽しみましょうね!
(ノア)