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添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート その31「カンボジア マックスフリッツ×道祖神コラボツーリングの巻」



ライディング・ウェアでおなじみ「マックスフリッツ」さんとのコラボ企画、カンボジアツーリングに行ってきました。10月はカンボジアの雨期ど真ん中。「泥まみれで大変なツーリングになりますよ?」という僕の問いに「だから面白いんじゃない!」と満面の笑みで答えてくれたマックスフリッツ佐藤社長。かくして、大人の泥遊びが始まるのであった。

 今回のツアーはマックスフリッツ社長、佐藤さんのリクエストで始まる。
「ガチガチのオフロードツアーではなく、オフ初心者でも楽しめるルート、短い期間で。できるだけお手頃価格で行ける場所がいいな。やっぱカンボジアかな~」
 航空券の安い時期を探すと10月が安かったのだが、カンボジアでは10月は1年で1番雨の多い雨期らしい。別の時期にしたほうが良いのでは・・・? それを社長に話すと「面白そうだね~ドロドロの道!」と目をギラギラさせて答えてくれるではないか。そんなわけで、雨が降ることを期待するツアーが成立した。


1プノンペン市街のバイクの群れ
プノンペン市街のバイクの群れ。

 さて、出発当日。今回の参加者は日ごろマックスフリッツを愛用されているお客様です。成田空港でお客様とご対面。でも、あれ? いつもの道祖神ツアーとちょっと雰囲気が違う。そう、マックスフリッツ・ウェアを粋に着こなしたカッコイイ男女が勢ぞろいしたのでした。
 そして飛行機はカンボジアへ。バイクツアー出発地のプノンペンは朝の通勤ラッシュの時間。「この町の混沌を抜けるのはちょっと大変だぞ」と思っていたら、先導ライダーは一直線にメコン川の川岸へ。渡し船で対岸へ渡ると、緑豊かな農村地帯が広がっていた。都市部を走らずにいきなり田舎が始まる。
 カンボジアのオフロードは村の人々の生活道路。路面が少々荒れていようが泥まみれであろうが、地元の人はスーパーカブに荷物満載で、あるいはスクーター4人乗り5人乗りで普通に走っている。そんな生活道路を走らせてもらうので、我々ものんびりと走る。
 印象的だったのは、途中の村人や子供たちが、笑顔で我々に手を振ってくれること。「ヨソ者が来た!」という雰囲気ではなく、「ようこそ私たちの村へ❤」と言われている気がする。我々もなんとも心が柔らかくなるような気になってしまう。カンボジアに来てよかった。そう思える一瞬だ。
 ところで、なかなか雨が降らない。毎日いい天気。きっと参加者の中に晴れ男、晴れ女が勢ぞろいしていたのでしょう。場所によっては多少ぬかるんでいる場所があるものの、社長が望んでいたドロドロ・ヌタヌタの走りにはならない。と心配していたら、3日目の深夜に激しい雷と雨の音で目が覚める。雨は朝まで降り続いた。バイクで出発する頃には雨は止んでいたが、今日のルートはグチャグチャになっているのでは・・・その予感は見事的中。ようやく「泥まみれのヌタヌタ」状態のライディングを体験できた。泥まみれになって喜ぶなんて、ほとんどマゾの世界です。そう、これは大人の泥遊びなのです。
 だが、しかーし! ちょっと降りすぎたようだ。パシャパシャと小さな川渡りなど、適度な水遊びをしながら走りたいと思って河原や水郷地帯の道を行くのだが、バイクが水没するほど水が多かった。適度な雨を期待するというのはなかなか難しいらしい。行けるとこまで行って、ダメなら引き返す。Uターンの繰り返し。それでも、選ぶルートは無数にある。現地の道路状況に精通したガイドがいるのでノープロブレム。路面状況、参加者の技量などを見てフレキシブルにルートを選びながら、無事に目的地のシェムリアップに到着した。
 添乗員よりカンボジアに詳しい佐藤社長のおかげで、短いながらも充実したツアーとなりました。道祖神は今後もマックスフリッツさんとのツーリングを企画していく予定です。2018年はモンゴルとラオスの2本立てで考えています。でもできれば雨の降らない乾季に行くのがいいな・・・ご期待ください!


2メコン川を渡る。背後はプノンペン市街
メコン川を渡る。背後はプノンペン市街。

3村と村をつなぐ道を行く
村と村をつなぐ道を行く。

4瓶に入っているのはガソリン。田舎の駄菓子屋はGSでもある
瓶に入っているのはガソリン。田舎の駄菓子屋はGSでもある。

5再びメコンを渡る。こんな舟にも乗りました
再びメコンを渡る。こんな舟にも乗りました。

6対岸はなんとものどかな風景
対岸はなんとものどかな風景。

7これが地元の人の乗り方。お母さんの手には生きた鳥が・・・
これが地元の人の乗り方。お母さんの手には生きた鳥が・・・。

8カンボジアのバイクは力持ちだ
カンボジアのバイクは力持ちだ。

9ドロドロ・ヌタヌタになってきました
ドロドロ・ヌタヌタになってきました。

10これくらいの川渡りは楽勝です

11勢いあまって川にダイブしちゃった美女
これくらいの川渡りは楽勝です。 勢いあまって川にダイブしちゃった美女。

12これが大人の泥遊び

13マックスフリッツの正しい使い方
これが大人の泥遊び。 マックスフリッツの正しい使い方。

14泥もいいけど、やっぱりフラットダートは気持ちいい!

15体力使うのでモリモリ食べます。
泥もいいけど、やっぱりフラットダートは気持ちいい! 体力使うのでモリモリ食べます。

16クメール料理は日本人の口にもよく合います

17昼食は素朴なローカル食堂
クメール料理は日本人の口にもよく合います。 昼食は素朴なローカル食堂。

18シェムリアップ到着直前。桃源郷のような風景にうっとり。

19もちろんアンコール・ワットも真面目に見学
シェムリアップ到着直前。桃源郷のような風景にうっとり。 もちろんアンコール・ワットも真面目に見学。

20ナイトマーケットでお土産探し

21シェムリアップの派手な屋台BAR。なんとバイクが牽引する屋台なのです
ナイトマーケットでお土産探し。 シェムリアップの派手な屋台BAR。なんとバイクが牽引する屋台なのです。






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