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旅にも出ない、ロマンも語らない、
ただそこにバイクがあるだけの毎日

その10 あぁ、マンホールのフタよ

ばいくらへん

 出かけるときに天気が良くても、あっという間に天気が崩れてざーざー降りの雨に見舞われることもしばしば。

 通り雨や小降りであれば、さほど気にせずバイクでお出かけするのは余裕なんですが、雨降りの日には危険がいっぱい!

 雨でぬれた道を通るときに、いきなり存在感をあらわにするのがマンホールどもでやがります。

 そう…、あいつらなんでちょうどよくバイクが通ろうとする位置に陣取っているんでしょうね…。

 おかげさまで、タイヤがつるりとなりかけた回数は数知れず。中には見事に罠に引っ掛かってしまった人も少なくないことでしょう。

 マンホールができてから結構な年月が経ってるはずなのに、進化した部分と言えば、吹き飛ばされたり盗まれたりしないように重くなっただとか、地味な見た目なのでオシャレにデザインしてみたとか、なんかまぁそんな方面ばっかりです。

 滑りにくいマンホールのフタの素材が開発されましたー!!!…とかそっち方面の話題なんか聞きゃあしませんよ。

 稀にアスファルトで加工されてるっぽいフタも見かけたことはありますが、あれは劣化が激しいんでしょうね。へこんでたり剥げてたりしてなおさら危なくなってたりするものもよく見かけます。

 あちら(滑りにくさ)を立てればこちら(耐久性)が立たず、といったとこなんでしょうか。

 マンホールのフタの滑りにくさへの進化は21世紀に入ってなお、永遠のテーマなのかもしれません…。

 踏まれても踏まれてもへこたれない鉄の心を持ったマンホールのフタたちよ!(っていうか鉄そのものだし)

 涙にぬれたとしても、我々に牙をむくのは
 マジで勘弁してください。マジで!

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