いつの間に市民権を得たのか、最近あちこちで痛単車を見かけます。

　いつも停めてる駅前の駐輪場でも見かけるし、ちょっと遊びに出かければツーリング中の痛単車に遭遇します。

　いやホント皆さん、わりと堂々としたもんです。

「…いや、そんなの見ないし」と思ったアナタ！！

　痛車や痛単車といえば、ゴテゴテの宣伝カーみたいな一面美少女キャラを貼り付けたようなものばかりではありませんぞ。

　中には非常に巧妙に「よく見るとアレって！？」みたいな、オタク特有の「知ってる人がニヤリとすればいい」的なネタをちりばめた痛単車が何気に多いのです。

　特にバイクなんかはレースだショップだメーカーだと、ロゴ関連のステッカーを貼るのは普通のこと。

　その中にこっそりとオタク的なものを紛れ込ませても、フツーの人はそれがオタク的なものとわかるよしもないのです。

　この手の『一見フツーのバイクだけど実は痛単車』というのは、意外と多く見かけるんですねー。

「じゃあ、それがわかるお前もオタクってことじゃん！」と言われれば、全くその通りなんですが、わかるだけに非常に歯がゆい部分でもあるのです。

　そこまでするなら隠すなよ！　もっと堂々とやっちゃえよ！！　…と、同じオタクとして思うわけですよ！

　痛さを自覚して控えめにしてしまうなんてもったいないじゃーないか！

　バイクに乗ってる時点ですでに

十分オタクなんだからさあああ！！

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