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旅にも出ない、ロマンも語らない、
ただそこにバイクがあるだけの毎日

その29 タンデムのかたち

ばいくらへん

春だバイクだツーリングだ! ということで、あっちこっちに出かけたくなるシーズン到来であります。
一人でのんびりツーリングもよいですが、せっかく二人乗りもできるバイクです。ならば楽しくタンデムツーリングっつーのも、また乙なものでありますね。
しかしタンデムといえば、なぜか運転するのは男で、後ろに乗るのは女の子、とイメージ的に決めつけられてるような気がしなくもありません。
誰と乗ってもよいはずなのに、タンデムといえばなぜか男女のラブラブタンデム。
野郎二人で乗ったっていいはずなのに、その組み合わせで乗ってるとなぜか気の毒そうに思われてしまうという有様です。
ところがこれが、運転するのも女の子、後ろに乗ってるのも女の子という組み合わせだと、とてつもなく美しいものに変わってしまうというマジック!
なんなんでしょう、コレ!?

そもそも、バイクに女の子が乗ってるだけでも奇跡に近いというのに、タンデムで二人ですよ、二人。
お友達同士でお出かけなの〜♪ という雰囲気もまた女の子二人タンデムならではのキャッキャウフフさ倍増で、華やかやらまぶしいやら。
そしてそれがどんなバイクであれ、問答無用にカッコ良く思えるんだから最強極まりないわけですよ!
ドコドコのアメリカンでも、チャキチャキのスポーツタイプでも、モコモコのビッグスクーターでも、女の子が二人乗ってるってだけで、まるで何か違う特別な乗り物のように感じられるのです。
女の子ひとりであってもバイクに乗ってる姿はなかなか萌えるものがありますが、ソレが倍ですからね。
多少お年を召された女の子であったり、多少残念なお顔立ちであったとしても、ヘルメット&風になびく髪の毛補正で、めちゃくちゃかわいく見える不思議!
めったに遭遇できないレアさもあって、なんだか得した気持ちにもなります。

しかし、それもこれも『バイクといえば野郎の乗り物』というオイル臭〜いイメージがバイクにべっとりと染み付いているからなのでしょう。
しかし、だからこそ、女の子ライダーはもっと積極的にお友達とタンデムすべきなわけですよ!
お買い物でもプチ旅行でも、仲良しのお友達とレッツタンデム!
そこにヤロウが入るスキを与えてはいけない・・・!

しかし、野郎の乗り物というイメージがあるとはいえ、どうして、野郎二人のタンデムは、

見なかったこと

にされてしまいがちなのでしょうか。


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