Hi-Compression Column

BIKE好いとっちゃん!!

■ Vol.2夏といえば……やっぱりコレ!?

(2010.8.2更新しました)

ほんとうにあった怖いツーリング01

長野県の某ワサビ農園にやってきた時のことです。

ここには、よく映画にも登場する三連水車小屋があるんですが、これを川の対岸から写真に撮りたいって思ったんです。 でも対岸に渡る橋はなくて、仕方なく一旦農園の外に出て、藪の中を掻き分け、ようやく水車の見える場所までやってきました。

で、いざ写真を撮ろうとしたら足が滑ってしまい、その瞬間シャッターを押してしまったんですよね。

帰宅後それを現像したらなんと、長くて白いひげを生やしたおじいさんが写っていたんですよぉ〜!!

ほんとうにあった怖いツーリングa

周りにはワタシ以外誰もいなかったのに……。

でも、怖いって感じじゃないから、もしかしたら水神様かも?なぁんて思っています。

ほんとうにあった怖いツーリング02

山梨県内をぶらぶらとツーリングして、夜は塩山温泉に泊まったことがあります。

建物も料理もごく普通の旅館だったんですが、温泉はサイコーで、3回も入っちゃいました。

そして朝風呂も早朝6時から入れるというので、楽しみにして寝たんです。

そしたら夢の中に、法被のようなものを着た銀髪の角刈り頭のおじいさんが現われたんです……そして

ほんとうにあった怖いツーリング03

ニコニコと笑いながら「お風呂のご用意が出来ましたのでどうぞ」と言ったんです。

ほんとうにあった怖いツーリングb

その瞬間ハッとして目が覚めたのですが、枕元の時計を見たら、ピッタシ朝の6時でした。

もしかしたらあれは亡くなった先代のご主人だったのかも?

ほんとうにあった怖いツーリング04

3年程前、山中湖あたりを走っていたら、たくさんのお花やお供え物が道路脇に並べてある所を見かけました。

お線香も焚かれていたのでたぶん最近交通事故で亡くなったのでしょう。ビールやお菓子もあったので、もしかしたらご家族だったのかも……。

ワタシはそんな時いつも心の中で手を合わせて、ご冥福を祈るのです。

で、その夜は山梨県内のキャンプ場に泊まったのですが、9月末なので客はワタシ一人。管理人のおじさんも夕方にはいなくなり、山の中にたった一人で過ごすことに。

こんなときはさっさと酔っ払って寝るに限ると、お酒を飲んでいたら、一瞬ですが人の姿が見えたんです。しかも二人(親子?)。

でも回りはもう真っ暗だし、声も聞こえないし、車の音もしなかったし、たぶん気のせいだろうと、そのまま寝入ったんです。

ほんとうにあった怖いツーリング05

無事朝を迎えることが出来たんですが、出発のためテントをたたもうとしたら、なんとテントの外側に大小の足跡が……!

しかもあきらかにワタシの靴のサイズとは違うんですよ。

ほんとうにあった怖いツーリングa

全身からサーッと血の気が引いていきました。

あわててバッグに荷物を詰め込み山を降りたのですが、今思い出してもゾッとします。

あれは何だったのでしょうか?ついて来ちゃったのかなぁ〜。

ほんとうにあった怖いツーリング6

一昨年の暮れ、取材を兼ねて伊豆へ行ってきました。

夜は松崎の近くのキャンプ場に泊まったのですが、12月に野宿するバカはワタシ一人。管理人のおばちゃんも受付が済むとさっさと山を降りていきました。近くにはまったく民家などなく、ホントに一人ぼっちだったんです。

かなり寒かったのですが、なんとか朝を迎えることが出来ました。

で、朝ご飯を食べ、荷物をまとめている時、どうせ誰もいないし、迷惑をかけることもないし、でっかい声で歌を歌っていたんですよね。

そしたらすぐ近くから「ヘタクソ!!」って声がしたんです。

凄みのある男の声でした。

えっ、誰かいたのか?ってびっくりして、その辺を回ってみたのですが誰もいないんです。監視カメラやスピーカーみたいなものも無いし。

ほんとうにあった怖いツーリングb

でも確かに聞こえたんですよ、ハッキリした声で、「ヘタクソ!!」って。

あの声はいったい何だったのでしょう?

……これはワタシが実際に体験したお話です(合掌)。

ルリカミドリ
ルリカミドリ
九州、福岡出身のバイク大好き娘。 かなり無理してCB1300SFに乗っていたが15回目の立ちゴケを機に、 昔乗っていたCB400SFに乗り換え、 ヒマさえあれば旅をしているOL兼漫画家。

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