Hi-Compression Column

BIKE好いとっちゃん!!

(2011.2.04更新しました)

タイトル


情けなか……ほんなコツ(本当に)情けなか……新年早々、憤慨しているワタシです。

えっ、何のことかって? 去年のワタシのバイクの走行距離のことですよ。なんと一年かかってたったの「5937km」しか走っていないんですよっ!!

毎年平均して7000〜10000kmは走ってきたし、過去最高では年間14000km走ったこともあるワタシなんですよ。それがたったの5937kmとは……

バイクの神様に会わせる顔もありません。ごめんなさいっ!

昔は年に2回は福岡の実家に里帰りツーリングしていたし、ひと夏に3回はキャンプしてたからけっこう走ったんですけどね。

それが去年は一度も帰省していないし、キャンプも5月に分杭峠行ったのと、8月にミスター・バイクの取材で長野を回っただけですもん。

あ〜やだやだ、歳は取りたくないもんだねぇ〜まったく……。

ちくしょ〜今年こそはいっぱい走るどぉ〜。ってなワケで、とりあえず富士山見に、富士吉田市へ行ってきました。

いや〜しかし寒いのなんのって、大変でした。

今流行のヒートテックを着て、その上にいろいろ重ね着して、下もストッキングの上にタイツはいて、防寒したんですがダメでしたね。

特に手がヤバかった。

もともと冷え性だしグリップヒーターついてないからガジガジで、事故っちゃいそうになりましたよ。やっぱつけようかなあ〜。

高円寺のアパートから下道使って、約4時間で富士吉田市に到着です。

まずは「北口本宮富士浅間神社」へやってきました。

昔から富士登山をする人はここへ参拝し、心身を清めてから出発したんだそうです。

境内に入ると立派な鳥居がそびえ、ご神木の巨大な杉の木が迫ってきます。

本殿の建物も大きくて歴史を感じさせるたたずまいです。

何よりすばらしいのは、「泉瑞(せんずい)」と名づけられた手水舎でしょう。

みごとなまでの彫刻が施され、その美しさには圧倒されちゃいます。


[第7回|第8回|第9回][バックナンバー目次へ]

その水も富士山から直接引かれていて、昔から霊力のある水として有名なんですよ。

残念ながら現在はここの水を汲んでいくことは禁止されています。

水汲みなら近くにある「道の駅富士吉田」で無料で汲めますので、そっちでね。

ちなみに富士山に降った雨や雪は、約50年かかって地表に現われるんだそうです。

パナジュウムが溶け込んだ富士の水は体にもいいそうですよ。

お昼はやっぱし富士吉田名物の「吉田のうどん」にしましょうか。

市内には60軒以上のうどん屋さんがあるといわれていて、お昼時になるとどこも満員になるほどのうどん文化の町なのです。

とりあえず浅間神社そばに見つけたお店に入ってみます。

地元福岡では、コシが全くないやわらかいうどんが普通なんですが、このうどんはムチャクチャコシがあります(注文時に言えば好みの硬さにしてくれるよ)。

茹でたキャベツが載っていて、みそと醤油をブレンドしたおツユがサイコーで、本当においしかったです。

寒風吹きすさぶ中本栖湖まで走り、汲んできた水を湧かし、コーヒータイムにしましょう。

何百回、何千回見ても、富士山は美しく飽きないものです。このままずっと見ていたい……そんな気分になっちゃいます。

でも最近ではゴミの不法投棄や、登山客の増加によって、富士山の環境破壊が問題になっているそうですね。

昔から霊峰として信仰の対象だったというのに、日本人が富士山を汚すようになったらお終いだと思います。

だからワタシは富士山への登山料を取ってもいいんじゃないかなぁ〜なんて考えています。例えば一人500円〜1000円くらいね。

そしてそのお金を環境美化に使うようにすれば……。そういうことってできないもんでしょうかねぇ〜。

帰りは富士宮方面に降り、「パナジュウム温泉、風の湯」でひとっ風呂浴びて体を温めていきやしょう。ひぇ〜生き返ったぜぇ。

道路の端が所々凍っていてとても怖い思いもしましたが、夜8時過ぎに無事高円寺のアパートへ帰還いたしました。

本日の総走行距離295.2km。今年の初ツーリングは寒かったけどとても楽しい旅でありました。


ルリカミドリ
ルリカミドリ
九州、福岡出身のバイク大好き娘。
ヒマさえあれば相棒のシビちゃん(HONDA CB400SF)とともに旅をしている。、
別のペンネームを使い、法律や料理にゴルフ、はては高校受験まで原作付きのハウツー漫画を中心に描いてきたマンガ家であるが、最近では開店休業中との噂も(泣く)……

目次
↑クリックするとMBHCC目次に戻ります
バックナンバー目次
↑クリックするとバックナンバー目次に戻ります