第11回 魔界?へ、ようこそ。
(2011.5.9更新)
いやぁ、GWもあっという間に過ぎ去りました。5月病で呆然としてる方にも何か効果があるかもしれない話題です。
†魔改造
魔改造・・・それはリビドーの赴くまま、美少女フィギュア※などを俺的にカスタマイズ。
カスタマイズに満足できない場合は、自ら探求する様々な美の実現に向けて、練り出したり、削り出したりしてしまう・・・
といった事が代表的な事例と言われています。
その発症じゃなくて発祥については、素人の私などが熱く語るのもオコガマシイので割愛しますが、
様々な技が「神」であることが特徴と言えましょう。
※加工の対象物について
造形の対象となるモノは何も、アニメキャラのフィギュアだけではありません。
むしろ、車・飛行機・鉄道車両・船・兵器・宇宙船などが、世界的にはファン層が広いと思われます。
†魔改造のキーワード
今後、「フィギュア」「魔改造」といった話題で、少し知ったかぶりをするために必要となるワードについて、
ここに少しだけ挙げてみますので、しっかり復習しておいてください。
・「ガレキ」
ガレージキットのこと。「GK」などと略されます。個人やサークルなどの原型師の方々により少量のみ生産され、
それらはかなり高次元!? のものがあるとの噂も・・・色々な意味で。
似たような短縮語で、「JK」というのがあるみたいですが、私には意味がわかりません・・・
・「フルスクラッチ」
スクラッチビルドとも言いますが通常スクラッチと略されます。組み立てキットではなく、材料だけからすべてのパーツを作り上げてしまうことを指します。
素材から削り出すので、スクラッチ、なんですね。
・「スピンヤスリ」
これは所謂、細部のヤスリ掛けを自動化するために編み出されたものと言えましょう。
似たようなものとしては、歯医者さんが使うようなペンタイプのグラインダーが想像されます。
ああいったものも、安いのは1万円くらいで買える昨今なので、何故自作? って感じなのですが、よく考えたてみると、回転ではなく往復運動で、しかも自動で紙ヤスリをかける工具って、知らないぞ。
電動歯ブラシを流用したこのツール、その辺の雑貨売り場で入手できるにも関わらず、最初から「防水」。
・・・orz
私はこれに気付いたとき、正直、感涙のあまり平伏して(ry・・・「(ry」ってのは「略」ってことで。
・「芸人サンダー」
何これ・・・ どっかで見たクランプ固定金物に、ヤスリをクリップで留めただけじゃん! などと考えた方は、まだまだかもしれません。
好んで加工される、人形(ひとがた)のフィギュアには、御髪(おぐし)やら御御足(おみあし)といった、宙ぶらりんの曲線部分が多発なのですよ!
ほら、その間にこれを差し込んでっ。どうです? 神な理由がわかりましたか?
これらの伝説の神ツールは、非常にリーズナブルな点も伝説たる所以なのかもしれませんね。わははっ。
しかも普通の紙やすり、差し替え放題っ。
ところで「褐色電融アルミナ」「白色電融アルミナ」「電融アルミナジルコニア」「黒色炭化けい素」「緑色炭化けい素」「ガーネット」「ダイヤモンド」って、なーんだ?
これって、紙やすりに使われてる研磨剤なんですと!
何だか、サイエンスでアカデミックな雰囲気がもりもりですが、わたしは学がないので、ここは飛ばします・・・orz
そんなこんなで、「魔改造」という表現が世に出て、どんどん広く使われるようになってしまったらしく、その本質を超越するような改造を施してしまうことをもはや一般的に「魔改造」と呼ぶようになったのだそうで。いやすごい。
最近、「経年劣化した国鉄車両に延命工事を施す」ことにも使われるらしいと聞いたのですが、このジャンルはさっぱりなので、ここは詳しい方にお任せいたしたく候。
あれれ? ここはバイクのファンサイトなので、こんな私的興味の話題を語るつもりは無かったのですが・・・orz
ということで、IT系エンジニアを自負する私としては、本当はこちらの紹介をしたかっただけなんです。
その①:プレステ3ポータブル
おなじみの、プレステ3が17インチのディスプレイ付きでポータブルになったやつです。
そうそう、これで最先端のPS3ゲームがどこでも出来ますねっ。しかもオリジナルより薄型らしいです。うう、欲しいっ。
これは実際のところ「ワンオフ」で、チャリティに出されたとか・・・・
その②:移動型、近未来複合ゲームマシーン
これは見たとおり、某スペース巨編でお馴染の3本足の彼です。R2DSと命名されておりました。
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- 電気先生
熱狂的なファンが、ペプシのキャンペーンで当たった等身大冷蔵庫の中を全部くりぬいてゲーム機8台+頭にプロジェクターを埋め込んだのが発祥だったらしいのですが、こちらはそれと別タイプで、次のハードを内蔵しちゃってるらしい。
ATARI・ファミコン・スーファミ・64・ゲームキューブ・メガドラ・ドリキャス・PS・Xbox・PSP、の合計10機種。
特徴としては、移動タイプにも関わらず、それぞれのハードが個別に操作できる上に、プロジェクタ内蔵なので、白い壁があればどこでもゲームが大画面で楽しめてとってもハイセンスです。
ちなみに、PSPは腕に入っていて、いつでも取り出して遊べるらしい・・・
ゲームのハードって、世代が変わると眠らせてしまう人が多いと思いますが、これは愛を感じますねっ。
さてさて、先日突如iPad2が発売されましたが、これだけ世界中にファンが多いと、いろんな改造が日常茶飯事です。
MACクラシックに入れちゃったのと、
iBookに入れちゃったのなんかは、お洒落なので使ってみたくなりますね。
最後に、番外編です。
「iCADE」
アーケードゲームをiPadで体感したくてつい自作しちゃったのが好評で、つい商品化しちゃったらしいです。
手持ちのiPadをはめ込んで本格気分でアーケードゲームが楽しめるとか。
なお、ゲームのアプリはStoreに沢山売っている模様です。
ジョイスティックとボタンは標準サイズなので、筐体のコンパクトさがわかります。
そのほかにも、
「iPhone Jackpot」
iPhoneでスロットマシーンにしてしまうドックですね。
「iPhone Pinball」
こちらは、ドックというよりか、まんまピンボール筐体にしてしまってます。
ということで、私的には、まだしばらくこの辺の端末から目が離せないのでした。
なんだか携帯電話選びの際は、搭載機能や性能で選ぶことが多いのですが、こうなるとぱっと見、何も考えずに欲しくなりますね。
まだまだネタは尽きませんが、何かいいのがあったら是非ぜひ、教えてくださいね。