(2010.10.26更新しました)
- 礼田 計
どえらく暑い夏が終わり、涼しくなり始めた昨今、皆様お元気でしょうか??
オービスの世界では有名歌手の○○○ヒ○○のお父様がオービス(ループコイル式)で記念撮影されてました。
その速度の出し過ぎ故、懲役3ヶ月執行猶予2年の判決を受けてしまいました(一審にて確定)。
まれに超有名スポーツ選手や俳優、芸能人やその家族が記念撮影されてオービスはプチブレイクしますが、ほとんどが罰金刑なので正式な裁判にはなりません。
公判請求されたのは珍しいケースです。速度違反で懲役があるんですよ!読者諸君、侮るべからず!
さて、前号でお約束した速度取締り機器からのM社撤退情報についてレポートいたします。
今回は その前編!
以下資料をご覧いただきたい。
要は撤退のご挨拶の抜粋が資料1、無くなる機器の目録が 資料2ということだ。
こんな紙を見せられても何のことやら全く理解できないのが当たり前、そこでマニアの礼田が写真を踏まえ御説明しましょう。
そもそもM社は速度取締り機器をそのライバル社を押さえて、ダントツで販売してきた。
資料にもあるように昭和40年代からというからびっくりだ!
レーダーとしては
車載型レーダーとして
フィルム式レーダーオービスとして
礼田は8機種を確認している。
RSばかりだが、おそらくその意味はRはレーダー、Sはスピードのはずだ!
(ちなみにM社はループコイル式オービスと光電式速度取締り機及び移動オービスは生産していない)
これだけの機器を世の中に送り出したM社の撤退は大変な事とは思うが世の中では全く話題にも上らないのも不思議であるが!まー、そんなもんだろう。
オービス大ブレイク時代なんてあってたまるか!と、ぼやくのはやめて、今回はその前編としてフィルム式オービスについてご紹介する!
様々オービスの現物を見てきたマニアは思うのだが、生産ロットの違いかよく見比べるとビスの穴あきの場所やストロボとカメラの隙間に開きの差がある様に思われる。ちなみに写真6.7.8以下は撤退資料にない古い機種。参考まで!
写真1はRS-701C(M社メーカーカタログ等より)。 写真2は。日本で最南端(徳島県)にあるフィルム式レーダーオービス本体。 写真3はRS-701Cのアンテナ。
写真4はRS-701Dの本体。写真5はRS-701Dのアンテナ。
写真6は(RS-701A,B??型式不明)本体でそのアンテナの形状からM社と思われる。写真7はその型式不明機のアンテナ。
写真8は(RS-701A,B??型式不明)日本で最後の唯一の存在(大阪)、アンテナからM社と思われるが?
RS-701CとRS-701Dは少数ながら未だに全国に存在している。ダミー化しているものもあると思うが油断大敵である。それではまた。
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