岡山県内のディスカウントストア前にて

ワインディングロードで、大径タイヤの恩恵を知る!

7月15日、この日の目的地は広島です。国道1号と2号を使った正攻法で9時過ぎにスタート、Go West! この日も気温は朝から上昇。太平洋高気圧に覆われた大晴天でございました。しかし、夏場のスクーターはいいですね。エンジンが後ろにあるおかげで、走って風にあたってさえいれば、猛暑の中でも問題ありません。インナーラック左側には500mlのペットボトルが収まり、信号待ちなどで乾いた喉が潤せます。メッシュジャケットも快適そのもの。

神戸に差し掛かったあたりで、Dioのオドメーターが800kmを超えたので、国道2号線沿いのホンダドリーム明石店でちょっと早めの初回オイル交換を実施。「何で発売前のバイクが?」と思われたようですが、事情を説明したら特別にピットでの作業模様を見学させていただきました。入れたのは原付クラスのスクーター専用純正オイルE1。0.7L入りました。スクーターはエンジンとミッションのオイルが別なので、特に鉄粉などが出てくることもなく、問題なし。

オイル交換も完了したことで、ここからさらに本調子でGO! と行きたいところですが、特に渋滞しているワケではないのに都市部は信号が多いため、思ったほど距離が伸びてくれません。特に京都から姫路までは原付走行可能なバイパスが皆無。明石の隣、加古川市に入った時点で時間は16時過ぎ。京都を出発してからまだ126kmしか走っていません。果たして今日中に広島市内にたどり着けるのでしょうか?

広島市の中心地から南、宇品近辺にて。広電が走り、下町とウォーターフロントが融合したエリアでした。
明けて7月16日、広島市の中心地から南、宇品近辺にて。広電が走り、下町とウォーターフロントが融合したエリアでした。
前日、真っ暗な中を通過した尾道に再来。フェリーが対岸の向島とピストン輸送しまくってました。
前日、真っ暗な中を通過した尾道に再来。フェリーが対岸の向島とピストン輸送しまくってました。

姫路を過ぎると道も広くなり、流れが良くなりました。あとは淡々と走るしかありません。結局、広島市内に入ったのは日付変わった0時を過ぎていました。この日の走行距離は401.8km。ちょっと出発時間が遅かったっすかねぇ……。

出発から3日目の7月16日、G2連邦支援者と合流し、しばらくランデブー走行となりました。目的地は折り返すようなカタチで岡山国際サーキットです。

Dio110はベンリイCD125と共に、国道2号線を東へ。2台のピンクナンバーは、やはり猛暑の中を走っていきます。尾道に到着したのは15時前。ここからそれぞれ単独行動で岡山国際を目指すことに。私は尾道から北上してから東へ向かうルートを選択。岡山の高梁(私と同じ“タカハシ”と読みます)からは気持ちの良い山道が続きます。

3日目にして初めて本格的なワインディングを走ったのですが、この時点で、私は大径タイヤのスタビリティの高さを改めて実感いたしました。ちょっと表現は大袈裟かもしれませんが、スクーターというよりスポーツバイクを操っているようにワインディングを楽しむことができたのです。フロントが逃げていくような不安が感じられなかったからでしょうか。軽くてスリムな車体でヒラリヒラリとコーナーを駆け抜けていく面白さと申しましょうか。また、前述のライディングポジションもいい感じに効を奏しているのかもしれません。いや~、Dio110の真価がこんな場所でも発揮されるのは予想外でしたね。もちろん、嬉しいほうにですよ。

岡山・井原市美星町の天文台にて。日本で始めて光害防止条例が施行された天文の町です。19年ほど前に訪れたことがあるので寄ってみました。
岡山・井原市美星町の天文台にて。日本で初めて光害防止条例が施行された天文の町です。19年ほど前に訪れたことがあるので寄ってみました。
21時前、かつてF1も開催されたこともある美作の岡山国際サーキットに到着。この日は広島県の端から岡山県の端まで走ったことになります。
21時前、かつてF1も開催されたこともある美作の岡山国際サーキットに到着。この日は広島県の端から岡山県の端まで走ったことになります。

日がどっぷり暮れてからはヘッドライトに寄ってくる虫との闘いになりましたが、無事、岡山国際サーキットに到着したのは21時前。広島と岡山の端から端まで走って、この日の距離は289.3kmでした。

いや~、書きたいことがいっぱいでまるでスペースが足りません(笑)。今回はDioの走りの部分の話でいっぱいになってしまいましたが、次回・後編はスクーターにとって最も重要かもしれない、使い勝手の面のインプレッションを含めた、旅の模様をお届けいたします。

ぜひ、旅の順路もクリックして見て下さい
K社のバイクが産み出される工場の目と鼻の先で営業する、ホンダドリーム明石店にて初回オイル交換を実施。ショールームにはすでに各色のDio110が並んでいましたが、7月18日の発売日までは登録できないとか。
K社のバイクが産み出される工場の目と鼻の先で営業する、ホンダドリーム明石店にて初回オイル交換を実施。ショールームにはすでに各色のDio110が並んでいましたが、7月18日の発売日までは登録できないとか。
国道2号線の倉敷で「オオカミ男のひとりごと」http://www.m-bike.sakura.ne.jp/mbhcc/c-5.html でお馴染み、大神の兄貴が待っていてくれました! 「この暑い中を原付で…」と呆れていましたが、私、貴方がエイプで全国を走っていることに多大な影響を受けています。大神さんとはこの後、西に向かって20キロほどご一緒させていただきました。「広島市内に着くのは日が変わってからだね」という予想、ピッタリでした。短い間の再会でしたが、ありがとうございました。
国道2号線の倉敷で「オオカミ男のひとりごと」でお馴染み、大神の兄貴が待っていてくれました! 「この暑い中を原付で…」と呆れていましたが、私、貴方がエイプで全国を走っていることに多大な影響を受けています。大神さんとはこの後、西に向かって20キロほどご一緒させていただきました。「広島市内に着くのは日が変わってからだね」という予想、ピッタリでした。短い間の再会でしたが、ありがとうございました。
7月16日、宇品にてZoomZoomなM社に土曜出勤前の植月さんと記念撮影。実はこの方、Web Mr.Bikeスタッフの高橋さんとDE耐でチームメイトだったことがあるとか。今はもっぱら自転車にハマっている双子のお嬢さんのお父さん。興味を示していたさすがのDioでも、双子ちゃん達と一緒に出かけることは出来ません……。
7月16日、宇品にてZoomZoomなM社に土曜出勤前の植月さんと記念撮影。実はこの方、Web Mr.Bikeスタッフの高橋さんとDE耐でチームメイトだったことがあるとか。今はもっぱら自転車にハマっている双子のお嬢さんのお父さん。興味を示していたさすがのDioでも、双子ちゃん達と一緒に出かけることは出来ません……。
広島県竹原市の国道2号線にて。僅かな距離ではありますが3車線のハイスピードコーナーに前日の夜通った時にビックリ! 下り車線側なので、わざわざUターンしてまた走ってきました。クリックすると現れる写真は私の名と同じということで。
広島県竹原市の国道2号線にて。僅かな距離ではありますが3車線のハイスピードコーナーに前日の夜通った時にビックリ! 下り車線なので、わざわざUターンしてまた走ってきました。 クリックすると現れる写真は私の名と同じということで。
目的地に近づいてくると辺りは真っ暗。ヘッドライトの明かりに虫どもが寄ってきます。なので走行中はずっと「伏せ」。停車するとこの有様です……。で、岡山国際サーキットに無事到着した時のオドメーターは1410.9km。3日間で1182.9km走りました。
目的地に近づいてくると辺りは真っ暗。ヘッドライトの明かりに虫どもが寄ってきます。なので走行中はずっと「伏せ」。停車するとこの有様です……。で、岡山国際サーキットに無事到着した時のオドメーターは1410.9km。3日間で1182.9km走りました。

※写真の上でクリックすると、大きなサイズの写真を見ることができます。



“NSC”ことDio110の各部を検証・前編
Dio110の各部を検証
岡山国際サーキットで、たまたまDioの近くにいた人達に参考までに跨ってもらいました。写真のG2連邦支援者のひとり、宮門さんの身長は184cmと大柄。クリックすると足着き性も見られます。本人曰く「膝の曲がりがちょっと窮屈。あと15cmほど足を前に出せると楽になるような気がします」とのこと。
Dio110の各部を検証
一方、もうひとりのG2連邦支援者・ハッサンさんの身長はダニ・ペドロサとほぼ同じ160cmと小柄。膝まわりに余裕が生まれるが、前寄りに座ってもつま先立ちとなる。本人曰く「ビッグスクーターに乗っているような感じ」。ピンキー大統領の身長173cm前後 がDio110のベストポジションかも。
Dio110の各部を検証
スクーターに乗る男性の大半はおそらく、写真のように足を逆ハの字にステップに置くクセがあると思われます。となるとDio110の場合、前後スペースに制限が。よって、前ページのタイトルにある疾走シーンのように、私・ピンキーも知らぬ間に足がステップボードの外側にはみ出していることがあるようです。
Dio110の各部を検証
宮門さんと、かつてスポーツスターに乗っていたこともあるという156cmのモモちゃんとのタンデム状態。モモちゃん曰く「(大柄な宮門さんとのタンデムでも)全然窮屈じゃありません」とのこと。厚底ヒールのため参考にはならないが、クリックするとモモちゃんの足着き状態も見られます。
Dio110の各部を検証
最新の前後連動コンビブレーキで、PCXやリード・EXと同じく、フロントに3ポットキャリパーを採用。フロント側に独立した油圧経路をもつことで、万が一の時の安全性が高められています。リアブレーキを掛けた分、見合った製動力がフロントにもかかるワケですが、従来のコンビブレーキですとリアブレーキを強めにかけると、その分だけフロントレバーの遊びが発生、違和感がありました。最新スペックは効きが充分なのは言うまでもありませんが、さらにその違和感も解消されています。
Dio110の各部を検証
PGM-FIが採用された空冷107ccエンジン(8.4PS/8250rpm、0.89kgf/6500rpm)はとても静かで、排気音もイイ感じ。低中速重視と思われるセッティングで街中ではキビキビしたフィーリングです。そして何より、燃費もイイ(データは次回ご報告)。同じ排気量ながら水冷エンジン(9.0ps/7500rpm、0.95kgf/6250rpm)のリード・EXに対し、発進加速や登り坂で後塵を拝すことはありますが、最高速では逆転するようです。キックペダルはスクーターにとって万が一バッテリーが上がってしまった時に安心な装備。
Dio110の各部を検証
シートの開閉は写真のキーホールで行いますが、メインスイッチからキーを抜いてから、もう一度挿す煩わしさがあります。さらに私の場合、抜き忘れもしばしば(今だから言えますが、京都のホテルでは一晩キー付けっぱなし……)。シート開けたらすぐに抜けばいいんですけどね。コストとの兼ね合いなのか、それとも世界販売車種故か、詳しい事情はわかりませんが、私はやはり今までのホンダ・スクーターのように、ハンドルロックまで一括操作できるメインスイッチ側で開閉できる方が便利だと思います。
Dio110の各部を検証
収納スペースはシート下(18L)とフロントインナーラックの2ヶ所。シート下の容量はトゥデイ(22L)などよりも少なめですが、タイで生産される同クラスのホンダ・スクーターに対しては大きなアドバンテージを持っています。このパッケージでこの容量には拍手! 今回の長旅ではレインスーツや地図などを入れていました。フロントインナーラックはペットボトルを収めるのには便利ですが、地図も上手く収まるような形状だったら、さらに良かったと思います。リアにはスポイラーのような形状のアルミのキャリアを装備。

猛暑の長旅でも安心・快適なライディングギアが大統領をサポート! 四角形

お伝えしたいことはまだまだあります!