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- ジョルノボーイは、プロジェクトの5名の女性の視点からお兄さん系とか、カワイイ系とか何種類かカテゴリーを作って、幅広い好みに合うよう100名を選考。客観的に選考されたが、とても楽しい作業だったとか。
ジョルノボーイの胸キュンのフレーズ、男として女性にかける言葉として参考になったりして? 男からすると中々言えない恥ずかしいセリフでもあるが……。
毛利:「参考になればいいですね(笑) 女性としては普段中々言ってもらえないフレーズだけに余計、胸キュンするんですよ」
岩本:「女の子がジョルノに乗って彼氏に逢いに行くというシーンを、自分と重ねてもらいたいと思っています。その気持ちを感じてもらいたいですね」
中でもお気に入りの胸キュンフレーズはありますか?
岩本:「個人的に応援しているジョルノボーイがいまして、その子のフレーズはたまらないです(笑)
“今日好きって言おう”みたいな感じで最初女の子の気持ちのテロップが流れた後“今、お前の考えていること当ててあげようか”と言って最後にニコっと笑うところがたまらないです(笑)」
毛利:「男の子のセリフにも胸キュンするんですけど、最初に女の子の気持ちがテロップで出るじゃないですか。例えば“逢いたい”とか。あのテロップで凄いテンション上がりますね。『わかるわ!』みたいな(笑)」
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- ジョルノのカスタマイズ・パーツ・カタログ。本カタログ同様に角が丸められるなど、独自の体裁。様々な好みに合うよう、ラインナップも豊富。カスタマイズがバイク購入のきっかけにもなりそうだ。
1回1回見ていかないと、どんなフレーズが出てくるかわからないようになっている。実はそれが狙いだ。100人というのはそういうところにも意図があって、何回でも見てもらうとか、友達にも伝えてもらい一緒に楽しんでもらいたいのだ。
また、ショートムービー1本約12〜13秒位の展開も、吟味された秒数。長いと飽きてしまう、短いと物足りないというのがあって、次から次へと見ていける秒数というのが12~13秒だそうだ。
メーカーとしてはバイクをアピールしたいという気持ちはあるが、バイクに乗ったらその先に胸キュンできる楽しいことがある、というシチュエーションが大切にされている。
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- 今回のプロジェクトに携わったお二人。今までも他機種のプロジェクトに関わったことはあったが、プロジェクトの中心となり企画を進めたのは初めてだそうだ。
サイトオープン後の反響はいかがですか?
毛利:「けっこう反響上がってます。何番の子がいいとか応援もあるんですけど、胸キュンして元気をもらえたとかブログなどでコメントを書いてくださる方がいるので、ありがたいですね。
あと男性がカノジョルノを見て、僕も乗っていいかな? というコメントもありました。それに対して、キミもジョルノボーイになれよみたいな返答も返ってきたり(笑)」
ジョルノボーイは“イイネボタン”でツイッターなどにつぶやくことも可能で、人気ランキングも発表されている。やはり女性の反響が大きいとのことだ。
さて、今後の展開はどうなっているのか?
岩本:「ヘルメットをかぶると、女性の方は髪やメイクが崩れたりするので、そういうのを解消してあげるために、ヘアメイク講座もウエブサイトで紹介しています。
そういうマイナスな部分を取り払ってあげると女性にも乗ってもらえるのかなぁと思ってます。
あと期間限定で、夏っぽい感じのものを展開予定です。
また、どうやって免許を取ったらいいのかというところで、原付免許の問題集のようなものをコンテンツに載せたいなぁと企画しているところです。
何か手助けになれたらなぁと」
女の子がバイクに乗って男の子に逢いにいく。おじさん世代から見ると逆ではないか? と思うかもしれない。
でもショートムービーを見ていると、ヘルメットかぶってジョルノに乗って彼氏に逢いにいくシーン、その女性の健気な姿に、思わず男も胸キュンしてしまう。とても不思議なサイトだ。
若い人にはバイクは便利なもので、エコなもので、自分の好きな時間にどこにでも行けるという利点がバイクに興味をもってもらうキッカケになればいい。
やはりバイクは乗る人が若いというだけで輝いて見えるものなのだ。
一方、すでにバイクに乗っているベテランの方も、原付スクーターで"初心”のワクワク感や、青春の淡い思い出が蘇り、また乗ってみようかな? と思わせるきっかけに。
そういった意味で「恋するカノジョルノ」は、未来のバイク業界に影響を与えそうなサイト。是非一度ご覧あれ!