9月16日の金曜日、まだ夏を思わせる気候の赤レンガ倉庫前の広場では、白バイ隊員によるスラローム走行、そしてワイルド7の原作者である望月三起也さん、12月に公開される最新版映画に出演する女優の河村舞子さんのトークショーが行われた。ワイルド7の誕生秘話、そしてアクションシーン満載だという映画の撮影秘話などが語られる。もちろん、劇中に登場する準・主役とも言えるバイクもお披露目された。
また、トークショーには日本最高齢の白バイ隊員である、神奈川県警・交通部交通総務課交通事故防止対策隊の中村亨さん(55歳)も途中参加。今回のイベントは神奈川県警主催ということもあり、交通安全をアピールする一方、ワイルド7の影響で白バイ隊員になったことも告白。
会場には多くの原作ファンも来場。さすがコミック連載から40年以上を経た作品だけに年配の方々の姿が目立ち、中には当時の衣装を模した熱狂的ファンの姿もあった。
さて、主人公・飛葉(ひば)演じる瑛太はじめ椎名桔平、宇梶剛士、深田恭子ら豪華キャストで贈る、現代版「ワイルド7」は12月21日に全国ロードショー。詳しい情報はまた改めてお知らせする。 http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/
- 原作で主人公・ 飛葉が乗るマシンは当時最新鋭だったCB750FOUR。ということで、現代版はCB1100でキマリだろう。他、VMAX(トライク)、HAYABUSA、ゼファー(サイドカー)、SR、W、シャドウが登場。ゼファーは原作で両国が乗っていたマッハⅢのイメージだろうか? ダークシルバーのボディと赤いシート、そして赤灯とタンクの縦・市松模様が現代版の全車共通イメージだ。
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ワイルド7ファンによる参考展示車両もあった。ST250は原作のイメージを忠実に再現した1台。
リアフェンダーに“Mr.Bike”ステッカーが貼ってあったトリッカーは現代版ワイルド7のイメージで仕上げられていた。オーナーさんも原作のイメージのコスプレで来場。