MBニュース&トピック

 

2019年7月18日 

■ドゥカティ・モンスター1200他、5車種のリコール(令和元年7月11日届出)

 対象車両は型式2BL-MA02(通称名:モンスター1200、モンスター1200S)の車台番号ZDMMA02AAHB002520~ZDMMA02AAKB005960(輸入期間:平成 29 年 3 月 22 日~平成 30 年 9 月 6 日)の161台、型式2BL-MH00(通称名:モンスター821)の車台番号ZDMMH00AAJB001054~ZDMMH00AAJB003121(輸入期間:平成 30 年 1 月 25 日~平成 30 年 8 月 1 日)の107台、型式2BL-VA01(通称名:スーパースポーツ、スーパースポーツ S)の車台番号ZDMVA01JAHB001742~ZDMVA01JAKB007119(輸入期間:平成 29 年 5 月 23 日~平成 30 年 9 月 6 日)の424台、計3型式、計5車種、計675台。

 不具合の部位(部品名)は「動力伝達装置(変速ペダル)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「変速ペダルの製造工程において、変速ペダル先端のカシメ処理が不適切なため、確実に固定されていないものがある。そのため、変速ペダル先端が脱落し、変速ができなくなるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、変速ペダル先端のカシメの状態を確認し、カシメが不十分なものは変速ペダルを良品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ドゥカティジャパンお客様相談窓口
TEL:0120-030-292

2019年7月18日 

■トライアンフ・スピードツインのリコール(令和元年7月5日届出)

 対象車両は型式2BL-DHJ1200(通称名:スピードツイン)の車台番号SMTDAD85H4K947694 ~ SMTDAD85H4K951252(製作期間:平成 31 年 3 月 6 日~平成 31 年 3 月 16 日)の3台、計1型式、計1車種、計3台。

 不具合の部位(部品名)は「冷却装置」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「クーラントリザーバーホースの組み付けが不適切なため、マフラーと接触しているものがある。そのため、当該ホースがマフラーの熱により損傷し、冷却水が漏れ、最悪の場合、後輪タイヤに付着し、転倒するおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、クーラントリザーバーホースの組み付けの状態を点検し、不適切な場合は適切に組み付け直す。なお、当該ホースが損傷しているものは新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:トライアンフモーターサイクルズジャパン
TEL:03-6453-9810

2019年7月18日 

■「YZF-R1」「YZF-R1M」の2020年モデルを欧州で発売

 ヤマハ発動機株式会社は、クロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷・4ストローク・直列4気筒・4バルブ・998cm3エンジン搭載のスーパースポーツ「YZF-R1」および上級モデルの「YZF-R1M」をマイナーチェンジし、2019年9月より欧州向けに発売すると発表した。
 また、「YZF-R1」「YZF-R1M」は、2020年秋以降に日本での発売を予定していることもアナウンス。

 この「YZF-R1」および「YZF-R1M」は、“Full control evolution of track master”をコンセプトに、みなぎる力を高次元で制御し、サーキットを制する性能を照準に開発されたモデル。

 新たな特長としては、1)EU5に適合しながら進化・熟成させたクロスプレーンエンジン、2)APSGを織り込んだYCC-T 、3)伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティングした前後サスペンション、4)2つの新機能を加えた電子制御システム、5)エアロダイナミクス特性を高めた新デザインカウル、6)次世代“R”デザインを主張するLEDデュアルヘッドライトなど。上級モデルの「YZF-R1M」は、電子制御サスペンションやカーボン素材の軽量カウル、“レース”に役立つ各種情報を記録するインターフェイスを搭載している。

『技術の粋を投入した「YZF-R1」「YZF-R1M」は、サーキット走行での性能を重視する先進国地域のお客さまのニーズに応える事はもとより、新興国を含む全世界に向け、ヤマハブランドを訴求するフラッグシップモデルです。』(ヤマハのニュースリリースより)。

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YZF-R1。「ディープパープリッシュブルーメタリックC」。 YZF-R1。「ブラックメタリックX」。
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YZF-R1M。「ブルーイッシュホワイトメタリック2」。

【新たな特長】

●EU5に適合しながら性能にさらなる磨きをかけたエンジン
1)新作シリンダーヘッド・インジェクターによる進化した燃焼系
 エンジンはEU5排ガス規制に適合させながら現行モデルと同等の出力を維持し、かつクロスプレーンの“リニアリティとトルク感”向上を目標に開発。燃焼室とスロットルバルブの距離を短縮するため、シリンダーヘッドを新作。さらに新型インジェクターをバルブ傘裏狙いの斜流噴射にて採用。これらによって、低~中回転域の燃焼速度を最適化し、スロットルの開け始めからのリニアリティ感を向上。トルク感を一層感じやすい特性に仕上げている。なお、高回転域でセカンダリーインジェクターを追加するツインインジェクター方式は継続。

2)新作フィンガーロッカーアームを採用した動弁系
 エンジンのフィンガーロッカーアーム式バルブシステムの熟成・進化を図った。アーム形状を見直し、高回転域でのバルブ挙動特性を向上。レースユースでのさらなる高回転化を見据えた限界性能の底上げも果たしている。

3)熟成させた潤滑系
 高回転域での油圧低下を防ぎ、オイル撹拌によるロス馬力低減を図るため、各コンロッド大端へのオイル供給には、現行同様に“センター給油方式”を採用。2020年モデルでは、コンロッド大端、クランクジャーナル、ピストンクーラーへのオイル供給量の最適化を図ることで、高回転域でのクランクケース内のオイル攪拌による馬力ロスを、さらに低減している。

●APSGを織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)
 スロットルバルブ駆動を電子制御するYCC-Tをさらに進化させた。従来のアクセル操作をスロットルケーブルで伝達する機械式に換えて、電子式のAPSG(アクセル開度センサーグリップ)を採用。軽量化と優れたアクセル操作感を実現している。

●伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティングした前後サスペンション
 前後サスペンションのセッティングを変更。フロントは、路面を掴む感触がライダーに伝わるような“接地感”に向上。ダイレクトで素直なハンドリングと軽快感に貢献している。
 また、「YZF-R1M」では、従来の前後サスペンションを統合制御するERS(エレクトリックレーシングサスペンション)に、フロントサスペンションにガスシリンダーを追加。ガスによる加圧によりキャビテ―ションを抑制し、減衰力の安定に貢献している。

●2つの新機能を加えた電子制御システム
 現行モデルに搭載されている電子制御システムに加え、好みや状況に応じた走行支援のため、EBM(エンジンブレーキマネジメント)とBC(ブレーキコントロール)の2種の制御システムを追加。個々の制御システムは相互に連動させており、走りを支援してマシンの潜在力を効率よく引き出してくれる。なお、新制御システムに対応し、TFT液晶4.2インチメーターも表示機能を変更、YRC(ヤマハライドコントロール)モード選択などライダーの好みをより一層反映できるようになった。

●エアロダイナミクス特性を高めた新デザインカウル
 優れた空力特性を得るために、カウル形状を一新。特に、上体を伏せた姿勢でライダーがカウルの中におさまるよう走行風の流れをコントロールすることで、空気抵抗特性を現行比で5.3%向上させている。同時に、外観もイメージチェンジして次世代“R”をアピールするデザインとなっている。

●次世代“R”デザインを主張するLEDデュアルヘッドライト
 軽量コンパクトな新型LEDデュアルヘッドライトを採用。Low/Highビームとも照射特性を最適化し、特にLowビーム時の照射性(照射範囲)を大きく向上。さらに新デザインのポジションランプとのコンビネーションで、次世代“R”デザインを象徴するフロントフェイスを演出している。

 欧州での発売は、9月下旬、メーカー希望小売価格も9月に発表予定だ。販売計画は、YZF-R1が発売から1年間で2,100台、YZF-R1Mが600台。

■YAMAHA https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

2019年7月17日 

■ショップオープン情報「ライダース熊本インター店」

 国道57号に面した熊本県唯一のライダース店舗として7月26日(金)グランドオープン。地域のバイクユーザーが楽しむことができる空間を提供。7月20日(土)には買取先行オープン。

熊本県菊池郡菊陽町津久礼2245
TEL:096-273-8600
営業時間:10時~20時
定休日:年中無休
https://www.upgarage.com/

2019年7月17日 

■今年で2年目、ヤマハファン交流イベント「YAMAHA Motorcycle Day 2019」

 これまで9月の第1週と言えばクルーザーモデルのオーナー&ファンを対象とした「ドラッグスター・ミーティング」や「スター・ミーティング」を開催してきたヤマハだが、モデルごとの垣根を超えてより多くのライダーにバイクでツーリングする楽しみや仲間と語りあう喜びなどを共有する交流イベントとして2018年より「YAMAHA Motorcycle Day」がスタート(昨年の模様はコチラ)。今年は9月7日(土)に阿蘇ミルク牧場(熊本県阿蘇郡西原村河原3944-1)、9月28日(土)にふじてんリゾート(山梨県南都留郡鳴沢村富士山8545-1)の東西2会場にて開催される。

 当日、会場では車両展示やイベント、限定グッズの販売をはじめ、コンストラクターなど多数のブース出展を予定。ツーリングの立ち寄りの場や新たな仲間との交流の場として立ち寄ってみよう!

 入場無料。当日の参加OK。 尚、事前エントリーすると来場記念品をプレゼント!

 尚、「YAMAHA Motorcycle Day」では道路交通の安全確保およびライダーのマナー向上活動の一環として、不正改造防止活動を行っており、イベント会場への不正改造車の入場は不可。

 イベントの詳細、事前エントリー期間・フォームは下記URLにて。

YAMAHA Motorcycle Day 2019
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/event/motorcycleday/

2019年7月16日 

■ショップオープン情報「カワサキ プラザ船橋」

 上質なライフスタイルの提案で最高のカワサキ・ブランドを体験してもらうことをコンセプトに、モーターサイクルの販売のみならず来場者にさらなる満足を届けるため、五感で楽しむことのできるショールーム、安心・安全を提供するサービス工場を完備、よりいっそうの“おもてなし”を提供するカワサキブランド専門店「カワサキ プラザ」として、千葉ベイエリアの中心都市、東京へ交通アクセスの良いベッドタウン・船橋にオープン。チャコールグレー色に統一され、落ち着いた雰囲気の店内では話題のニューモデルはもちろん、プラザ専用アパレルも展示。愛車の点検・メンテンナンスからツーリングイベントなどユーザーをサポート。今回のオープンにより「カワサキ プラザ」は2019年7月現在、全国45店舗となった。

千葉県船橋市薬円台5-22-23
TEL: 047-496-8198
営業時間:10時~19時
定休日:毎週水曜日、第2・4火曜日
https://www.kawasaki-plaza.net/funabashi/
https://www.facebook.com/kawasakiplaza.funabashi/(Facebook)

2019年7月16日 

■KADOYA、各直営店で毎年恒例のサマーバーゲン

 7月18日から22日まで仙台店にて、7月27日・28日に東京本店と福岡店にて開催。夏のバーゲン期間中は人気のレザージャケット最大60%OFFはじめ、この時期には欠かせない夏物のアイテム、定番レザージャケット&パンツやベストはもちろん、人気のナイロンメッシュウェア等もスペシャルプライスに。尚、開催期間中の営業時間は3店舗共に朝10時から夜7時までとなる。

問:カドヤ
仙台店(宮城県仙台市若林区六丁の目中町7-73)
TEL:022-287-8000
東京本店(東京都台東区西浅草3-29-21)
TEL:03-3843-2000  
福岡店(福岡市東区箱崎2-42-5)
TEL:092-651-2900
http://www.ekadoya.com/

2019年7月12日 

■防災機能も強化、NEXCO東日本最大級のサービスエリア間もなくオープン

 東北自動車道(E4)上り線の岩槻インターチェンジ(IC)~久喜IC間に7月29日(月)の13時、「蓮田サービスエリア(SA)」がオープンする。現在の位置から東京方面へ約2.5km移転、話題の店舗やその場でしか味わえないグルメなどを取り揃えたNEXCO東日本が展開する「Pasar(パサール)」7か所目の施設となる。

 新たな蓮田SAは、現在と比べて駐車マスを約3倍、商業施設の規模を約2倍と大きく拡張。高速道路初出店の11店舗を含む22店舗 、SA・PA初の青果・精肉・鮮魚で構成する生鮮ゾーン「旬撰市場」など、高速道路利用者や近隣地域の人も食事や買い物が楽しめるようになる(一般道側に約90台の駐車場を整備)。

 トイレには2棟あるトイレ棟の利用状況が分かる表示板を設置、女子トイレのホール部にはトイレの利用状況がリアルタイムで表示されるなど利便性も配慮。首都直下地震などの大規模な広域災害が発生した際には、緊急出動機関の前線基地として活動を支援するための防災機能も強化される。

NEXCO東日本・ドラぷら
https://www.driveplaza.com/

2019年7月11日 

■ヤマハ・シグナスX(XC125SR)のサービスキャンペーン

 対象車両は型式2BJ-SED8J(通称名:シグナスX XC125SR)の 車台番号SED8J-007957~SED8J-012596(製作期間:平成30年9月12日~平成31年4月23日)の計3,881台。

 不具合の内容は「前輪用ブレーキホースホルダーとインナーフェンダの隙間の設定が不適切なため、ハンドルを左に切った状態でブレーキ操作等によりフロントサスペンションを沈み込ませると、当該ホルダーがインナーフェンダに接触することがある」というもの。

 改善の内容は「全車両、前輪用ブレーキホースホルダーを対策品に交換する」という。

問:ヤマハ発動機販売 市場改修お客様相談窓口
TEL:0120-133-120

2019年7月11日 

■ヤマハFJR1300(A/AS/AP)のサービスキャンペーン

 対象車両は型式2BL-RP27J(通称名:FJR1300A)の 車台番号RP27J-000832~RP27J-001667(製作期間:平成28年6月3日~平成31年4月25日)の398台、型式2BL-RP27J(通称名:FJR1300AS)の 車台番号RP27J-000862~RP27J-001680(製作期間:平成28年6月10日~平成31年4月24日)の431台、型式2BL-RP25J(通称名:FJR1300AP)の 車台番号RP25J-000059~RP25J-000119(製作期間:平成29年2月6日~平成30年12月25日)の61台、計890台。

 不具合の内容は「キャニスタのエアベントホース先端部の位置が不適切なため、雨天走行時に前輪タイヤが跳ね上げた雨水がキャニスタ内に浸入し、エンジン停止後、燃料タンク内が負圧になると、キャニスタ内の雨水が燃料タンク内にも浸入することがある。そのため、燃料タンク内の燃料ゲージの接点部が腐食して燃料計が誤表示したり、燃料ポンプが雨水を含んだ燃料を吸い込んで加速不良となるおそれがある」というもの。

 改善の内容は「全車両、キャニスタのエアベントホースを対策品に交換し、配索を変更する。 また、燃料タンク、燃料ポンプ、キャニスタを新品に交換する」という。

問:ヤマハ発動機販売 市場改修お客様相談窓口
TEL:0120-133-120