編集部ブログ 勝島部屋から

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2015年2月17日 

2015年3月号が発売されました

- Noah Sellen @ 9:04 PM

3月号かあ。そろそろ春の香りがしてきても良いころですね!

最新号は巻頭特集Z1000マーク2ですね。

一時とんでもない人気車種になって価格が高騰。こりゃおいそれとは手が出ませんよ!ってところで値段は高止まりしてますが、それでも人気は衰えずに一種憧れとして絶版車人気の頂点付近の常連です。

さすがに何度も紹介しているバイクですし、特別新しい情報が提供できるかっていうとどうかなぁということで今回は「やっぱりかっこいいなぁ!」と思ってもらえるイメージづくりと、実際に乗っているライダーを紹介するような構成となりましたね。

僕が担当させてもらったのは巻頭のイメージカットの部分。久しぶりにPAMSの車両に乗らせてもらいましたが、ひゃあ速い!! ちょっとビビるぐらい速くて高速道路ではZX-10Rと戯れてしまいました。

p6~7の見開きは羽田空港の近く。背景に写る光の線は着陸直前の飛行機ですね。この晩が寒かった!! 革ジャン一枚で凍えそうになりましたが、暖かいシーズンならフラリとバイクを走らせて訪れたい公園でしたね。着陸態勢の飛行機がかっこいいんだ!

新連載でカメラマン鈴木がCBについて書いていくそうですよ。CB好きの方々、お待たせしましたって感じでしょうか。今後の展開に期待しましょう。

p84に僕が書いてる「カブは世界を救う!」というコラムはとりあえず最終回を迎えました。あ、そういえば読者の方が「泥カブGP用にカブを上げますよ!」って連絡してくれたなぁ! 嬉しい! こんなコラムを読んでくれている人がいるんですね。返信したんだけど音沙汰ないなそういえば……

p120~テリーさん、雪っすよ! 大変だぁ(笑)

p124カズさんはね、本当に自分でR25買ってるのが素晴らしい。業界の人はなかなか自分でお金を出すことは少ないですからね、こういった行為は大好きですよ。読者目線のBGならではと思います。

p163のウエマツのメインハーネス、実物見ましたが、これはいいものだと思います。ハーネスにお困りの方、ぜひウエマツへ。

ま、そんな調子でいつものBGですが、シーズンインに向かってちょっとづつ変化も出てきたかなって感じです。

本屋さんならしばらくあるけど、コンビニは早めに売り切れちゃうことが多いですよ。良かったら手にとってみて下さいませ。

 

(ノア)

2015年2月11日 

ユーザー車検に行ってきた

- Noah Sellen @ 11:37 AM

 

去年の秋口にちょっと乗ろうと思って実家にあったセローを登録したのだけど、なんだかバイクが色々あって結局セローまで手が回らず乗らずじまい。そしたら年度末が迫っているわけで税金がかかっちゃうから廃車しようと思ったわけです。

 

(ちょっと話はそれるけどバイクの税金が上がるってハナシ、延期になりましたね。本当は再来月4月から上がるはずだったのが1年伸びて来年の4月になりました。業界内には「勝ち取った」的な空気がありますが、勝ち取ってなんかいないさ、だってただの延期だもの。その延期の期間中に増税の見直しを進めなければいけないでしょう。ちなみに超個人的に言えば400cc以上の税金が倍になるのは、ま、いいかな、と。年間8000円でしょ?愛車Vストロームのすばらしさを考えると8000円は安いと思う。今の4000円が安すぎるというのもわかる気がしないでもない。だけど250cc以下についてはもうちょっと寛容になってほしいなぁ。若者が乗っていたり、実用的に使ってる人がいたり、車は買えないけど移動の手段として必要な人がいるわけで。また原付もしかり。新聞屋さんとか郵便屋さんとかどうすんのよ。……独り言でした)

 

 

話を戻して。

そのセローとは別に1000ccのバイクを購入したので、そのバイクの名義変更も4月1日の前までに済ませなければいけなかったから、こりゃついでだ、と陸運局に行ったわけです。月末で車検が切れるVストロームで出かけたのだけど、検査予約はしていないけどあわよくば、あわよくばVストロームの車検も取れちゃったりして?なんていう淡い気持ちで書類とか納税証明とか持って行きました。

 

なじみの代書屋さんで名変の書類をお願いして、自分はセローの廃車をしに軽自動車検査事務所(だっけ)に行くと、駐車場で「ノア君、ノアくーん!」と向こうの方から声をかけてくる人が。んん?だれだろな? と思ったら、走ってきて「ノア君でしょ?読んでるよ~」って。読者の方でした。ありがたいねぇ! FZR1000に乗ってて、お仲間はGPX250ですって。「あ、もしかしてそのGPX、黒に赤ラインのビッカモンですか?」と聞くとそうだというから「なんだぁ、見かけてます!」と申し上げた。やたら綺麗なGPX250を近所で見かけていたんですよねぇ。とてもフレンドリーな方々で楽しくお話ししました。

 

代書屋さんに戻ると名変は終わってて新しいナンバーまで取ってきてくれてた。ありがたや。Vストロームの車検、予約してないんだけどとれるかしら、というと「大丈夫だよ、今すいてるから。継続検査なんて自分で書類書きな」と書類を出してくれました。急いで書いて、あ、自賠責のお金がないやと気づき「コンビニありますかね」と聞くと、そこにいた常連客ぽい人が「そこ左曲がってしばらく行ったら左にセブンイレブンあるよ」と教えて下さった。「ありざーす」なんて言ったら「ノアセレンさん、今日は継続車検?」なんて言うじゃない。いやーフレンドリーな読者さんに支えられて仕事させていただいていますよ僕は!ありがたい話です。

その方はゼファー1100とランツァですって。「ランツァいいっすねぇ!!」と食いついたらなんと、そろそろパーツが怪しいからエンジン部品を一通りとって、フルOHをしたとか。たぶん一張羅であるゼファーではなく、たぶんセカンドバイクであるランツァに食いついてしまって申し訳なかったけど、でもランツァにも愛情を注いでいるようでヨカッタヨカッタ。

 

お昼休みを挟んで、検査ラインを通すのは第3ラウンド(13時~)でした。ユーザー車検は午前中に2ラウンド、午後にも2ラウンドあって、予約する時には第○ラウンドと予約するんですね。よっぽど通す自信があれば第4ラウンドで良いけれど、懸案事項があるバイクは午前中のラウンドを予約して、落ちても対処できる時間の余裕を持った方がいいですよ。

 

一方のVストローム、全く懸案事項はございません。マフラーもノーマルだから音も排ガスもOK。ライトはとっても明るいからOK。ブレーキや足周りももちろん問題なし。灯火類も全部OK。親切丁寧に色々教えてくれながら一緒についてきてくれた検査官のおかげもあり、全く何のストレスもなく超スムーズにラインを抜けました。いやー、現行車っていいなぁ(笑)。かかったお金は3万ちょっと、かかった時間は40分ぐらいかな。旧いバイクやちょっとしたカスタム車などばかりやっていた身としては「こんなに簡単か!」と嬉しくなっちゃいました。

もちろん、車検を通ったからって整備がバッチリってわけではないですよ。車検はしっかり整備するいい機会だから本当はお店に一通り見てもらった方がいいでしょう。もしくは自分でやる人なら、ユーザー車検の時に必要になる整備記録簿に基づいてしっかり整備しましょうね。Vストロームは日々手を入れているのでバッチリっす!

 

これまで何かと絶賛してきたVストローム。走行距離は2万3000キロになりました。ETCとグリップヒーターの装着以外ノーマルですが、変わらず最高です。燃費は普通に走ってれば2425。今までの最高は34。防風がしっかりしてるから高速道路も楽だしこの季節は寒くない。シートが最高でいくら走っても尻が痛くならない。峠道もスポーツバイクと遜色ないどころか場面によってはより安心したハイペースも可能。うーん、愛車自慢みたいだけど死角なし!

 

あえて挙げるなら、シートを外さないとヘルメットホルダーがないのが残念だなぁ。タンデムシートとキャリアが平行だから荷物がたっぷり積めるのだけど、ヘルメットをロックするのにシートを外さなきゃいけないから荷物も降ろさなきゃいけなくなっちゃう。

もう一つはミッションの入りがちょっとガチャガチャしているというか、ストローク感が大きいというか。Vストローム1000の方はミッションがカチッカチッととっても気持ちよく入っていくのに、比べてしまうと650はそこんとこイマヒトツ。色んなオイルや添加剤を試して改善できないかトライ中です。

 

この2点はちょっと気になるけど、それでもやっぱりVストロームは最高なのです。1万キロも乗ったらだいたい満足して(飽きて、ではなく満足して、です)違うのに目移りする僕ですが、今のところ乗り換えたいバイクが思いつかない。いやー、良いバイクだなぁ!適度な緩慢さやフロント19インチの操作感なんか、どこか絶版車的な許容力を持ってるんだよなぁ。長くなるからこの辺で(笑)。

 

走ってると梅の香りがしてきますね。春はすぐそこのハズ!  (ノア)