編集部ブログ 勝島部屋から

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※編集部宛のメールはこちら「bg@mr-bike.jp」へ。

2015年10月31日 

絶版二輪車祭は明日です

- Noah Sellen @ 10:22 AM

こんにちは、ノアです。

 

昨日ねぇ、筑波で「オレ耐」というイベントがありました。

KTMのRC125による6時間耐久ね。

 

ミスターバイクBGチームは……!! むふー! 言いたい!

けどそれはまたにして、明日のイベントの告知です。

 

桐生ボートレース場で「絶版二輪車祭」が行われますよ。

 

なんとMCは僕です。大丈夫かな? ま、大好きなバイクがたくさん来るだろうから、皆さんをエンターテインするってよりは皆さんと一緒に楽しめたらいいかなぁ、という感じで臨みますので、気軽にお声がけくださいませ。BGとしての取材ではお馴染み鈴木カメラマンが来ますので、BG読者さんはアピールして写真に納まって下さいな!

天気も良さそうだし、明日お会いしましょう!

(ノア)

 

2015年10月22日 

最後の船橋

- Noah Sellen @ 9:28 PM

えぇっと、ちょっと宣伝になりますが。なかなか貴重な話なので。

皆さん、オートレースって知ってますでしょ?最近はオートレース場でバイク系のイベントをやってたりもするし、一般のライダーにも馴染みがちょっと出てきたような気がしないでもないですね。

 

そんな中で千葉の船橋オートレース場、残念ながら閉鎖になるというニュースがちょっと前にありました。残念なことですが、多くの人が反対して何とか閉鎖にならないようにと運動していたのも届かず……結局決定事項となってしまったようです。

 

うーん、本当に残念。オートレースって観に行くとケッコウ興奮しますよ!なんてったって音が良い!ブレーキもついてない、自転車みたいなフレームのバイクで、20インチの大径バイアスタイヤでチョー速い!! 観たことない人はぜひ、観戦をお薦めします。

 

さて、そんなオートレースが行われるオートレース場、当然ながらかなりグリップが良くて、今のバイクや今のタイヤだとアグレッシブなバンク角が可能です。

そんなわけで、その路面でヒザスリのスクールをやりましょうよ、って開催されているのが「ヒザスリマスターF」です。

 

これは最近まで僕が関わっていたBKライディングスクールの派生スクールで、船橋オートでやってるスクール。本家BKライディングスクールは静岡県の白糸スピードランドでレンタルバイク転ばし放題2万円というこれまたほぼ絶対上達するスクールなのだけど、船橋の「ヒザスリマスターF」は、自分のバイクで、良い路面で、膝を擦ってみようじゃないかってモノです。

 

こちらは非常勤で僕もお手伝いすることがあるのですが、11/8は船橋オートの閉鎖に伴い、残念ながら最終回となってしまうんですね。ということはスクールとしては膝が擦れて実のあるものとなってほしいという気持ちも大きいですが、さらに船橋オートを走るのはラストチャンスという意味でも貴重な機会となるはず。僕も行くつもりでいます。

 

基本的には初心者に向けたスクールで、安全な環境で初めてのヒザスリを経験してほしいってことなので上級者はちょっとアレなんですが、二度と走れない船橋オートを走りたいって動機でもいいと思うなぁ。お問い合わせの上、よければどうぞ。

http://www.mu-ad.co.jp/bkbe-info.html#hiza

ちなみにリンク先の組み写真の左上は、僕がVストローム650でヒザスリ中です。アドベンチャーバイク&タイヤでもイケちゃうぐらいグリップが良い!

 

さらにちなみにアイキャッチ画像は本文にある船橋オートレース場ではなく、もてぎのV字コーナー手前です。オーストラリアGPの地上波放映が明日(金曜日)深夜だから、外部からの情報を徹底的に排除してこの1週間を過ごしました。土曜日の朝は気合を入れて録画を観るぞ! ロッシもいいけど、個人的にはロレンソのファンかなぁ?? しかし今シーズンはトクベツ面白いね、モトGP!

 (ノア)

 

2015年10月18日 

パワーエンデューロでケツが剥けた

- Noah Sellen @ 9:43 PM

ちょっと前に最新号が発売されましたね。

見ていただけましたでしょうか。

今月号からちょっとイメチェンをしたわけですが、気づきましたかね、「ミスターバイクBG」の文字がちょっと変わりました。

ミスターバイクBGを指して「BG」という人と「ミスターバイク」という人は、たぶん半々ぐらいじゃないかと思うんですけど、今や本家「ミスターバイク」が本ではなくこのwebになっているわけで、「ミスターバイクBG」もBG、いわゆるバイヤーズガイドよりもむしろ「ミスターバイク」の方を強めに出してもいいんじゃないかってことで、表紙で以前よりも「ミスターバイク」の文字の方が大きくなりました。

つってもけっこう微妙な変化ですけどね()。この際ロゴごとかえてしまってもいいのかもしれないけれど、中身はそこまでの大変更をしているわけじゃないから表紙だけ大幅に変わってもしょうがないでしょう。

 

巻頭特集は「ナナハン」です。

今月はスズキ・カワサキ編ですね。

僕はカワサキ編の方に登場しましたが、ロケ地は長野県の奈良井宿に行きました。以前このwebミスターバイクにて能登半島へVストロームでツーリングに行った記事を書きましたが、その時にもこの奈良井宿に立ち寄り、その写真も掲載しました。その時は早朝にちょっと寄っただけだったんですが、今回はちゃんとロケして、雰囲気をしっかりとらえてきました。周辺には気持ちの良い道も多々あって楽しい撮影になりましたよ。

 

特集としては空冷のくくりですが、個人的には水冷時代も含めてナナハンは好きな排気量です。自分ではCBX750Fにしばらく乗って、イジったりして楽しんでましたが、けっこう速いと思っていた自分のチューンドCBX750Fが、ノーマルのFZ750GPX750に乗るととっても遅く感じちゃう。ということで、80年代の空冷から水冷に移行する頃のナナハンが個人的には好みかな。CBXの後にCBR750エアロっていう超ドマイナー車にもちょっと乗ってましたが、速いのなんの。出物があったら欲しい一台です。

 

特集の最後の方ではスタッフが薦めるナナハンコーナーがあって、空冷なのにFZGPXに勝るとも劣らない性能をもつ3型カタナを挙げました。これまた速いんだ!かなり好きです。そしたら市川さんが(当然だけど)GSX750E4を挙げてました。外装が違うだけでほぼ同じバイクですが、やっぱりいいんです。エンジンも速いし車体もしっかりしてるし。

 

この号を作ってる頃、僕とハマヤ先生はオフロードのイベント「パワーエンデューロ」に参加してきました。これはSUGOで行われる8時間の耐久レースで、以前はハマヤ先生が一人で8時間を走るというチャレンジをしていたものの、それはそれで無茶だけど行き帰りの運転も自分でするのは本当に無謀だ!と、去年は運転手を申し出たのですよ。そしたら騙されて「ノアも出るでしょ?」なんつって申し込まれていたのです。全く納得いかないまま去年出走し、まあ、残念ながらマシントラブルにてリタイヤだったのだけど、でも「来年はもう出ない」と思えるぐらいはちゃんとヒドイ目にあったわけでした。

 

ところがエンデューロレースの不思議、しばらく経つと辛かったことは全部忘れて、「ヨーシまた出るか!」となっちゃう。

 

というわけで今年もハマヤ先生と参戦決定。その様子や宿敵「アンダー400」誌とのバトルについては次号にて掲載予定のため楽しみにしておいてほしいですけど、まぁ今年もヒドイ目にあったのは間違いないです。尻が剥けてカサブタになって、パンツが尻に張り付くんだもん……。来年は絶対に出ないぞ!!

 

アンダー400誌との不毛な戦いはまだ続く。

今月末10/30には筑波でKTMRC125による6時間耐久レースに参戦の予定です。エンデューロ8時間を2人ってのも無茶だけど、ロード6時間を2人ってのは本当に無理だと思う。僕は腰痛持ちだし。てことでキャメラ広一郎氏も投入した3人体制です。

690DUKEを購入してKTMづいてる僕ですが、125で6時間耐久ってどうなんだろう!展開は想像がつきませんが、まあ、アンダー400誌に負けるとは思えないなぁ!

 

平日ですがよかったら応援しに来てくださいませ。

 

(ノア)

2015年10月1日 

EVO禁止のお願い

- Noah Sellen @ 8:41 PM

 

「ランサーエボリューション」ってカッコ良い名前だなぁ!と常々思ってきました。ちなみにランエボは4がカッコ良いと思う。編集部安生さんが6だったか7だったかを持ってたことがあって運転させてもらいましたが、まー速いこと!あんな楽しい車はそうそうないですね。コーナーだっていくらだって行ける。あれじゃあ事故れる気がしないけれど、安生さんはもうそのランエボには乗っていないので何故かは聞かないようにしてます。

 

エボ、すなわちエボリューションとは簡単に言えば「進化」という意味。だけどその語感がカッコ良くてついつい色んな所で使われちゃう。「エボルツィオーネ」なんつってイタリア風に言うとさらにカッコいいですね。

 

夏前ぐらいからFZ-1フェーザーに装着しているのが、ミシュランの「スーパースポーツEVO」というタイヤ。スポーティツーリングタイヤとしてはビッグバイクを軽やかに扱える優秀なタイヤだと思いますが、ネーミングは難しいなぁ。「スーパースポーツ」ってさ、そもそもそういうバイクのカテゴリーがあるんだからややこしい。

ドゥカティが「ストリートファイター」ってバイクを出した時もややこしいと思った。

トライアンフが「スクランブラー」というバイクを出した時もややこしいと思ったらドゥカティからもスクランブラーが出た。あぁもう!

 

話を戻してタイヤ。FZ-1についてるのは「進化したスーパースポーツ」って意味でのEVOなのだけど、もう一つ上の「パワーカップ」という銘柄もEVOへと進化。なんだかややこしいなぁ。

 

とはいえ、ミシュランは舶来タイヤであり、舶来バイク同様に多少わかりにくくてもまぁいいかなという感覚も個人的にはなくもないですね。

 

だけどブリヂストンのラインナップは難しい!かつてはBTいくつとかいう銘柄が多かったのが、ちょっと前に「よし、ツーリングはT、スポーツはS、サーキット向けはRとしましょうよ!」とまずは「S20」が登場。すぐ後だったか同時だったか「T30」というのも出た。最初に出たんだから「T01」と「S01」じゃないのはなんでだろうとも思ったけれど、わかりやすくなるんだからいいか、と新しいネーミングを歓迎しました。

 

当然、モデルチェンジするなら「S30」もしくは「S21」になるかと思うじゃない?そしたら「S20EVO」になっちゃったよ!なあんでよお!!  T30」も「T31」か「T40」が正常進化かと思うでしょう?いいやそうはいきません、「T30EVO」でございますよ。

同時に「T25」とかに名称変更するかと思ったBT023は名称を変えずに継続ラインナップだし、S20の元になったBT016S15などと名称を変更することなく継続ラインナップ。さらにはR10にもEVOがついて、他にRS10というのも出ちゃうんだからもはや何が何だか……ややこしい!!

ちなみにS20は良いタイヤです。スーパーフォアにつけて使い倒してます。サーキットも公道もいい感じ。あと長期ラインナップされているバイアスタイヤBT45も良いタイヤですよね。特にHレンジの方がお気に入りです。

 

ダンロップはもう少しわかりやすい。

普通の人はめったに使わない頂点タイヤは「アンビートン」。

そのちょっと下の素晴らしいスポーツタイヤはαシリーズ。それまでのGPRシリーズから一新して「α10」が登場して以来、順当にα11、α12、α13と進化を重ね、とてもわかりやすい。Hレンジもあるから小排気量もOK。ツーリングタイヤは最近新しくなった「ロードスマート3」で、二つの中間に位置するのが「ロードスポーツ」。小排気量向けも含むベーシックなスタンダードタイヤはGPR300。ああスッキリ。頭の整理整頓がつきやすく、タイヤ選びもしやすい。ダンロップのホームページで、トップからカテゴリーを選んだ後、タイヤを選んでから「戻る」ボタンを押すとトップに戻っちゃってカテゴリーを選び直さなきゃいけないのがちょっと面倒だけど、ラインナップはわかりやすいと思います。

 

ピレリもわかりやすいかな。

レースやるなら「ディアブロスーパーコルサ」。

ツーリングは「エンジェルST」。

その二つの間に「ロッソ2」と「ロッソコルサ」。

超オールマイティで絶版車カスタムにもよく装着されているのがロッソコルサですが、実はロッソ2もかなり良いタイヤ。穴馬券です。

 

メッツラーは難しいなぁ……

サーキットは「レーステック」だけれど、それにも種類があって。

その一つ下の「M7RR」が無条件で良いタイヤ。これはイイ。

でもその下のツーリングタイヤになるとどれが上位にあるのか良くわからない……。

 

 

とまあ、タイヤマニアの僕は色んなタイヤを見ては盛り上がって、脳内比較を繰り返しています。個人的に好きなタイヤは、サーキットも走るならダンロップのαシリーズ、ピレリのロッソ2以上かな。公道ならGPR300がとても好き。M7RRはどちらでもイケちゃう優秀タイヤ。バイアスだとBT45が好きかな。

 

そんなわけで最初に戻りますが、タイヤメーカーに限らず様々なメーカーの皆さん、「EVO」の乱用は控えてくれると嬉しいです!名称の後にわざわざ「進化!」とつけなきゃいけないぐらいの進化をしてるんなら、名称を変えちゃいましょう!そんなに進化してないなら、名称そのままにコソッとアップデートしてもらえれば幸いです。

 

あくまでも個人的な意見ですよ!他にタイヤマニアの方がいましたら熱く語り合いましょう!!  (ノア)