MBニュース&トピック

 

2015年12月17日 

■スズキ・アドレス110のリコール(平成27年12月17日届出)

 対象車両は型式EBJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車台番号CE47A-100016~CE47A-110044(製作期間:平成27年2月24日~平成27年10月30日)の8,361台、計1型式、計1車種、計8,361台。

 不具合の部位(部品名)は「灯火装置(前照灯)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「前照灯において、電球の製造工程が不適切なため、電球内のフィラメントに異材が使用され、フィラメントの剛性が低いものがある。そのため、そのまま使用を続けると、走行時の振動でフィラメントが断線して前照灯が不灯となり、断線したフィラメントがアース線に接触してヒューズが切断し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、前照灯の電球を良品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253

2015年12月17日 

■スズキ・スカイウェイブ(250/650)、グラディウス400、V-ストローム650、GSR750、バンディット1250のリコール(平成27年12月17日届出)

 対象車両は型式JBK-CJ45A(通称名:スカイウェイブ 販売名:スカイウェイブ250タイプM)の車台番号CJ45A-108953~CJ45A-109446(製作期間:平成24年7月20日~平成25年11月11日)の493台、型式JBK-CJ46A(通称名:スカイウェイブ 販売名:スカイウェイブ250)の車台番号CJ46A-115070~CJ46A-116876(製作期間:平成24年7月19日~平成25年12月10日)の1,758台、型式EBL-CP52A(通称名:スカイウェイブ 販売名:スカイウェイブ650)の車台番号CP52A-101696~CP52A-102236(製作期間:平成25年1月17日~平成25年11月15日)の540台、型式EBL-VK58A(通称名:グラディウス 販売名:グラディウス400)の車台番号VK58A-102353~VK58A-102775(製作期間:平成24年7月3日~平成25年11月18日)の422台、型式EBL-VP56A(通称名:Vストローム 販売名:Vストローム650)の車台番号VP56A-100025~VP56A-101287(製作期間:平成24年11月30日~平成26年1月20日)の1,262台、型式EBL-GR7NA(通称名:GSR750)の車台番号GR7NA-100014~GR7NA-101851(製作期間:平成25年2月28日~平成26年4月14日)の1,833台、型式EBL-GW72A(通称名:バンディット1250)の車台番号GW72A-103878~GW72A-104347(製作期間:平成24年6月22日~平成26年1月21日)の470台、計7型式、計5車種、計6,778台。

 不具合の部位(部品名)は「原動機 (タペット)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「原動機において、タペットの熱処理及びシリンダヘッドの組付工程が不適切なものがある。そのため、タペットとカムシャフトの間に異物が混入すると、タペットが異常摩耗して異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、タペットクリアランスを点検し、クリアランスが規定値を超えているものは、タペット及びカムシャフトを対策品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253

2015年12月17日 

■スズキV-ストローム1000のリコール(平成27年12月17日届出)

 対象車両は型式EBL-VU51A(通称名:Vストローム)の車台番号VU51A-100007~VU51A-101029(製作期間:平成26年5月20日~平成26年9月19日)の1,023台(①②③)、計1型式、計1車種、計1,023台。

 不具合の部位(部品名)は「電気装置(ワイヤーハネス)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①始動装置において、イグニッションスイッチリード線とワイヤーハーネスを接続するカプラの構造が不適切なため、使用過程において、当該カプラ内部の端子が、被水により腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、腐食が進行して導通不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある ②ワイヤーハーネスの配索設計が不適切なため、燃料タンク裏面と干渉していることがある。そのため、そのまま使用を続けると、走行中の振動によりワイヤーハーネスの被覆が摩耗して短絡し、エンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある ③バッテリーのアース端子の固定位置が不適切なため、使用過程において、アース端子に電気が流れにくくなることがある。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、スターターモータが作動せず始動不能となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「①全車両、カプラに防水カバーを追加するとともに、カプラ端子部を点検し、腐食を確認した場合は、イグニッションスイッチリード線とワイヤーハーネス一式を交換する ②全車両、ワイヤーハーネスを点検し、配索を適切な位置に変更するとともに、被覆に摩耗を確認した場合は、補修またはワイヤーハーネス一式を新品に交換する ③全車両、アース端子を正規な位置に固定するとともに、外装チューブを耐熱性向上品に交換する」という。

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問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253

2015年12月17日 

■求人情報「モトファクトリーコーポレーション」

「カワサキ専門店として30年の実績がある、埼玉県越谷市のカワサキ正規取扱店『モトファクトリーコーポレーション』から正社員・アルバイト募集のお知らせ。バイク乗り、カワサキ好き歓迎! バイクショップ勤務経験問いません。業務拡大につき3名募集いたします」

●募集職種: 販売営業・仕入れ管理・サービス修理・事務 経験者優遇、未経験者可   
●条件: 要普通免許、大型二輪免許 他各種資格優遇 
●応募方法:電話にて詳細問い合わせ。その後、面接   担当:廣井

埼玉県越谷市平方1234-1
TEL:048‐972‐1556 

2015年12月16日 

■ライダーにも好評、ユニクロの「防風フリース」を読者2名にプレゼント!



「MEN防風ムートンフリースジャケット」
ムートン風素材によるファッション性、寒風を通しにくくするフィルムを挟んだ防寒性を備えたフリースジャケット。裏地にはふわふわのボアフリースを採用、心地よい暖かさが得られる。色柄は3種、サイズはS~4XL。3,990円(税抜)。
「MEN 防風シルキーフリースジャケット」
軽くて暖かく、光沢のある風合いが特徴。防風フィルムを使用することで冷たい空気が入りにくく、保温性と防寒性がアップ。ふわふわで心地よいボアフリースでゴワつきにくく、ソフトな肌触りも魅力。色柄は4種、サイズはS~4XL。3,990円(税抜)。

 “LifeWear”を象徴する商品として1994年に発売以来、最新トレンドを取り入れつつ更なる快適さを求めて機能の進化を果たしてきたユニクロのフリース。2015年秋冬コレクションは防寒着としても使えるアウターフリースのラインナップが拡大されたが、中でも注目は「防風フリース」だ。

 アウターとして空気を通しにくくするため、フリースの表地と裏地の間に特殊な防風フィルムを挟み込んでいるのが特徴。冷たい空気からガード、快適な暖かさをキープしてくれるというフリースで、発売以来、バイク乗りからも好評を得ているという。

 メンズ対象製品として特殊加工が施されたムートンタッチフリース、柔らかな肌触りのシルキーフリース、今シーズンのトレンドであるカーキやカモフラ柄を採用したバルキーフリースなど、防風シリーズには各種ジャケットやコート4タイプを用意。ユニクロ全店で販売中だ(※)。お試しあれ!

 ただし今回、WEBミスター・バイク読者の中から抽選で「MEN防風ムートンフリースジャケット」(Mサイズ)を2名にプレゼント!

 ご希望の方は読者登録(http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?page_id=3875)の上、e-mail(dd4@m-bike.sakura.ne.jp)にてご応募を。希望商品(MEN防風ムートンフリースジャケット ※色柄は選べません)、住所、氏名、WEB Mr.Bikeに対するご意見、ご希望を明記のこと。締切は2015年12月31日(木)。

※店舗により在庫数が異なります

問:ユニクロお客様窓口
TEL:0120-090-296
http://www.uniqlo.com/jp/

2015年12月16日 

■スズキ・グラディウスのリコール(平成27年12月15日届出)

 対象車両は型式EBL-VK58A (通称名:グラディウス)の車台番号VK58A-102836~VK58A-102897 (製作期間:平成26年9月10日~平成26年10月24日)の62 台、計1型式、計1車種、計62台。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「燃料タンクにおいて、ブリーザホースの組付けの作業指示が不適切なため、ホースが屈曲して組付けられているものがある。そのため、ホースが閉塞し、燃料タンクの内圧調整ができず変形して、最悪の場合、燃料タンクが損傷して燃料が漏れるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、ブリーザホースの閉塞の有無を点検し、閉塞しているものは燃料タンクとブリーザホースを交換する。また、閉塞していないものは、ブリーザホースを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253

2015年12月15日 

■オーバルコースでJSBマシンvsオートレーサー? 新しい可能性が見えるオーバル・スーパー・バトル

これぞ異種格闘技! ノブくんのJSBマシンをモタードが追い、その後方からオートレーサーが迫ってます! 青木兄弟対決は1勝1敗!

 「オートレース」っていうのは、1周500mのオーバルコースを舞台に行われる公営ギャンブルレース。当然、僕らがいつも見て、知っている「レース」とは、マシンもライダーも、もちろんファン層もまったく違うものだ。

 それでも、みなさんご存じのとおり、青木治親や青山周平、渡辺篤らをはじめとした、オートバイレース出身のオートレーサーがたくさんいるし、マシンはスズキ製専用エンジンを搭載したオリジナルと、共通点が少なくないのも事実。

 「じゃぁ一緒にやってみよう! お互いに独自のファンがいるんだから、一緒にやってみたら楽しいんじゃない?」って言い出したのは、オートレーサーの青木治親。青木は、オートレース式に言うと「川口オート所属:29期」の一流ライダーなんだけれど、僕らからしてみたら、群馬・子持村の青木スーパー3兄弟の末っ子であり、1995~1996年の、世界グランプリGP125チャンピオンのハルちゃん、なのである。

 そのハルが、まずアニキに相談を持ち掛ける。アニキとはもちろん、スズキMotoGPテストライダーである青木宣篤。ノブも、こういう面白いイベントは大好きときてるから、ロードレース側の取りまとめを担当。ハルがオートレースの運営側、ノブがロードレース側のチームとかライダーに話をつけて、もちろん関係各社に根回しをきちんとして、実現したのが「川口オーバルスーパーバトル(OSB)」なのだ。

 もちろんオートレース場は、オートレーサーたちの聖地。本来なら、ロードレースとかモタードとか、そんなマシンが走るなんてマカリナラヌ、となるところなんだけれど、そこをきちんと根回ししてくれたハルとノブのおかげなのだ。同じ二輪を使ったレースなんだもん、連携したっていいじゃん、ってことだよね。

左から、モタードにH2R、JSBに390DUKE、オートレーサーにRC390。これぞ異種格闘技! 第1回はJ-GP2マシンなんかもありました。 スズキ製の水冷2気筒エンジン「AR」を搭載するオートレーサー。600ccとルーキー用の500ccがあって、写真はゼッケン12:青木治親車の600cc。 オーバルコースの説明をするハルちゃん。ロード系のライダーと久しぶりに会う機会を楽しみにしているのだ。

 このOSB、2015年が2度目の開催。第1回は2014年にこんなかんじで開催され、関係者の評判も上々。オートの選手も、ロードの選手も面白かった、なんて言ってくれていたし、来てくれたファンのみなさんも楽しんでいるようだったことから、第2回開催にこぎつけたのだ。

 その第2回は、あるライダー(T田Mさん・笑)の祝い事と日程が重なってしまって、トップライダーが何人か出場できなかったんだけど、それでもJSBクラス、モタードのトップライダーたちが参加してくれた。オフシーズンに、ほんとありがたい。

 参加してくれたライダーは、ロードレースから、声かけした青木宣篤に山口辰也、浦本修充、伊藤勇樹、今野由寛、出口修、須貝義行、酒井大作、寺本幸司に、出口が所属するトリックスターレーシングの鶴田竜二監督、それにAFGモータースポーツの代表、ジェイソン・フーリントンが顔を揃え、モタードからは新井誠。トライアルライダーの野本佳章もバックフリップ・デモンストレーションに駆けつけてくれた。あ、それと芸能界からRGTC(RGツーリングクラブ)代表として、福田充徳さんも参加してくれました。前日もキッチリとコソ練してたのはナイショです(笑)。

 それを迎え撃つは、青木治親に、佐藤裕児、岩田裕臣、青山周平、松本康のオートレーサーたち。去年のこのイベントに来てくれた渡辺篤は、山陽オートに出走していたため、不参加でした。残念!



レースの合間にはトークショーも。さすがバイク芸人、寒い天気だったけれど、トークで客席をドカンドカン温めてました。 オートレース場のピットにJSBマシン、という見慣れない新鮮な光景。ヤマハ伊藤勇樹、ホンダ浦本修充、トリックスターの鶴田竜二監督は、ウェット走行を回避しました。

 レースは、KTMの390DUKE&RC390を使用したワンメークレースと、JSBクラス、それに異種格闘技レースが2レースずつ予定されていたんだけれど、あいにくの雨でスケジュールを組み替えて、JSBクラスは1レースのみに変更。これは、雨で未体験の路面ってことで、大事を取って1レースだけにしたのだ。本当は中止した方がいい、なんて声もあったんだけれど、ライダーはみんな「せっかく来たんだから1レースだけでもやりたい」と。こういうクロスオーバーなイベントに可能性を感じているからなんだね、きっと。

 KTMワンメークのレース1は、昨年のウィナーである福ちゃんにジェイソン、ロードから寺本&須貝、それにオート界から岩田、佐藤、青山、青木の8人。オートレース式にきちんとハンデが設定されて、福ちゃんが+300m、ジェイソン&寺本&須貝&岩田が+50m。福ちゃんは、昨年450mで8周を逃げ切って、ハルなんかが「あと1周あったら!」って悔しがったものだから、ハンデを減らされて300mになったのだ。

 ハーフウェットの決勝レースでは、その300mハンデを守って、福ちゃんがまたも優勝! 後ろからグングンとオート勢が迫ってくるんだけど、終盤はちょっと後ろを見ながらのクルージングで福ちゃんが逃げ切った! これで2年連続優勝だね!

 「練習とかで見てたら、もう少し早く追いつくと思ったのに、福田さん速いんだよね……。次はハンデもう少し減らそうよ」とハルちゃんが言えば、福ちゃんも応戦!

 「ま、これでハルチカさんに2勝したわけですけど、なんなら次、ハンデなしでもエエですよ! カッカッカ(笑)。正直、ハンデもらって逃げるより、横一線でレースしてみんなとゴチャゴチャやりたいもん。負けたら負けたでしゃーないわ」

 かくしてKTMレース2は、福ちゃん80mハンデとなり、トップで逃げるも2周ほどで捕まって、アレヨアレヨとポジションを下げてしまう。しょーがない、やっぱプロは速い! しかし最終ラップ、ジェイソンが転倒してしまい、オートレースのルールにのっとって、レースは不成立! ほぼ負け確定だった福ちゃんも命拾いし、これで3戦2勝、1無効レースと、依然として無敗伝説が継続(笑)。プロライダーたちは、またリベンジに挑むのです。

KTMワンメークレースで勝った福ちゃん、これでV2。300mハンデで勝ったので、来年は200mくらいにまた減らされそうです(笑)。 ハンデ80mでスタートしたレース2では、2周でプロライダーたちに追いつかれた福ちゃん。でも楽しそうでした! 昨年のこのレースで初乗りした390DUKE。あいかわらず小っちゃくて速くてクルクル回る、とお気に入りです。

 JSBクラスは、見慣れないオーバルコースでレインタイヤの戦い。スタートから須貝ドゥカティが飛び出し、そこにBMW酒井が追い付いて、カワサキ出口がトップに立ったと思ったら、ホンダ山口が集団を振り切ってそのままチェッカー。難しいコンディション、知らない路面で、山口たっちゃんのレース巧者ぶりが光りました。

 「今年、ふがいないレースが多かったから、最後に勝ててよかった。応援してくれてるファンのみなさんに、最後にいい報告が出来ましたね!」(山口)
 
 ライダーみんな、本気でした! 喜びも悔しがりも本気だったもんね。

 そして、オーバルコースでカテゴリーの違うマシンが戦う異種格闘技は、JSBマシンとモタード、そしてオートレーサーが激突! コンディションの悪い路面では、やはり滑らせてナンボ、のモタード勢が速いと見られていたんだけれど、短いストレートでJSBが速いし、進入でまるで減速しない(ように見える)オートレーサー、という対決ですね。

 レース1では、やはりモタード勢が飛び出すんだけれど、そこにJSB車が追い付き、その後方からオートレーサーがジリジリくる展開。JSBは青木ノブ、その後方に青木ハル! まさかの兄弟対決! その戦いを制したのがハルで、オートレーサーの速さを見せたのでした。これでまぁ、ノブのファイトに火が付きましたね!

 レース2では、雨と路面フィーリングをつかみ取ったか、序盤飛ばしまくるモタード勢をノブが捉えて中盤にトップへ! 後ろから、ふたたびハルが迫ってくるんだけど、ノブが逃げ切って優勝! 兄弟対決はイーブンとなりました。ノブの喜びようと言ったら、いかにこのレースに本気で臨んでいたのかがわかりますね。単に負けず嫌い、ってこともね(笑)。



大観衆にご挨拶、の青木ノブくん。準備に毎日のように川口に通ってくれていました。ハルともども、青木兄弟に感謝すべきイベントですね。 ファンのみなさんとの距離が近いのもこのイベントです。福ちゃん、さすがサーキットではよくモテる(笑)。写真とサインのリクエストにたくさん応じてました。

 雨の中、たくさんのお客さんも集まってくれて、大盛況におわったOSB。レースあり、イベントあり、トークショーあり、バックフリップありの、楽しいイベントでした。

 願わくば、このイベントでハルや周平を知ったロードレースのファンが車券を買いに来てくれるようになったらいいし、逆にノブの走りを見たい、ってオートのファンが8耐に来てくれたりね。そういう可能性が見える、クロスオーバーなイベントでした。

(取材・文:中村浩史)

たくさんのお客さんと。雨の中お集まりいただいてありがとうございます。また来年もやりましょーね!

2015年12月15日 

■同じ二輪車でもロードレースとはまた違った迫力を優雅に観戦!

 1周500mのオーバルコースで様々な駆け引きやドラマが展開されるオートレース場は現在6ヶ所(最も歴史のある船橋は2016年3月31日に残念ながら廃止が決定)存在する。中でも観客収容人数44,000人という全国最大規模を誇る「川口オートレース場」が新規ファンの獲得やオートレースの魅力をさらに提供するため、1号館特別観覧席をリニューアル、12月8日にオープンとなった。

 公募によって命名された「ホールショット」の通り、レースの中でも最初に盛り上がる場所である第1コーナー正面にある1号館特別観覧席(総座席数229)にはインターネット席やグループ席などを用意。さらにVIP席ではコンシェルジュによる上質な空間とサービスが提供される。また、キャッシュレス投票が採用され、投票もスピードアップ化。利便性の向上が図られた。

 料金は2,000円(ライジングシート。70歳以上)からSG開催時の6000円(VIP個室)、カップルシート・グループ席(1人あたり)は4,000円(2,000円)~SG開催時の20,000円(2,500円)。VIPラウンジおよびVIP個室には食事代(1食分)も含まれる。

 1号館特別観覧席・ホールショットの紹介動画はコチラ(1分)(5分

ホールショット特設ホームページ 
http://kawaguchiauto-holeshot.jp/

新しく生まれ変わった1号館特別観覧席「ホールショット」の様子。VIPラウンジおよびVIP個室は食事(1食分)も。

2015年12月14日 

■ヤマハYZF-R1、YZF-R1Mのリコール(平成27年12月14日届出)

 対象車両は型式RN39N(通称名:YZF-R1)の車台番号JYARN39N1FA000094~JYARN39N0FA000538(輸入期間:平成27年3月26日~平成27年8月11日)の360台、型式RN40N(通称名:YZF-R1M)の車台番号JYARN40N2FA000043~JYARN40N2FA000303(輸入期間:平成27年3月26日~平成27年8月11日)の238台、計2型式、計2車種、計598台。

 不具合の部位(部品名)は「変速機(変速ギヤ)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「変速機において、ギヤの強度が不足しているため、サーキット走行等でスロットルを急全開にして加速しながら変速操作を行うと、当該ギヤに過大な応力が加わることがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が生じて破損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、変速機のギヤ一式を対策品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:プレストコーポレーション サービス部
TEL:03-5419-8257

2015年12月14日 

■カワサキW800のリコール(平成27年12月14日届出)

 対象車両は型式EBL-EJ800A(通称名:W800)の車台番号EJ800A-001092 ~ EJ800A-015859(製作期間:平成22年12月17日~平成24年12月28日)の3,629台(①②)、車台番号EJ800A-015855 ~ EJ800A-026781(製作期間:平成24年12月28日~平成27年12月4日)の2,344台(①)、計1型式、計1車種、計5,973台(①5,973台 ②3,629台)。

 不具合の部位(部品名)は「①電気装置(電気配線) ②原動機(スロットルボディホルダ)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①電気配線の配索設計が不適切なため、電気配線がフレームの突起部と干渉していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線の被覆が摩耗して芯線がフレームと短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある ②スロットルボディホルダの耐熱性が不足しているため、エンジンからの熱により硬化することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、振動により亀裂が発生し、亀裂部から空気を過剰に吸入してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「①全車両、当該電気配線を点検し、損傷のあるものは補修または交換を行うとともに、保護カバーを追加し、配索を変更する ②全車両、スロットルボディホルダを対策品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:カワサキモータースジャパンお客様相談室 
TEL:0120-400-819