編集部ブログ 勝島部屋から

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2016年5月30日 

KTMやべーなあ!

- Noah Sellen @ 9:56 PM

みなさんお久しぶりですね。

暖かくなったかと思いきや、寒くなってみたり雨が降ってみたり。バイクに乗るのに翻弄される毎日です。

 

そんな中の晴天だった昨日、浜松のスズキ本社にて2回目となるVストロームミーティングが行われました。読者の皆さんはご存知の方も多いと思いますが、僕はVストローム650のオーナーでしかもVストローム650を溺愛してます。

 

だってさ、サーキット以外だったら本当に何でもこなすんだ!どこか絶版車的なんだよね。最近のバイクは趣味性が高くなるにつれて何かの性格を尖らせなきゃいけないような強迫観念にとらわれてるような作りのものも多いけど、我ら絶版車愛好家は絶版車の懐の深さも愛しているはず。スポーティに走らせることもできるけど、タンデムやツーリングもこなす、みたいなね。

 

Vストロームにはそんな良さがあるんです。スタイリングとかそういった見た目の部分を抜きにすれば、絶版車好きな皆さんはVストロームの良さに惚れると思うな!

 

このミーティング、実は僕がMCをやってます。いったい何で僕に声がかかったのか良くわからないし、ステージ上で好き勝手しゃべってるだけなんだけど、どういうわけかこの2回目も頼んでくれたので、Vストの魅力を共有しようと喜び勇んで行ってきました。メーカーの真面目なミーティングなのに、ミスターバイクのノリで気軽にイジってしまった来場者や関係者の皆さん、ご容赦くださいね!レポートはここMr.Bike WEBにもBGにも出る予定ですのでお楽しみに。

 

で、このVストロームの他に去年衝動買いしたのがKTM690DUKEです。

なんだよ現行車ばかり!

と読者の皆さんからはお叱りを受けそうですが、まぁまぁ、許してくださいな。旧いのも好きなんだけど、定期的に振れるんだよね、気持ちが。

旧いのをああじゃないこうじゃないとイジクリまわしてるのが楽しい時期がしばらくあって、そしてそればっかり続くと今度は「ああもうイイ!気軽に乗れる新しいのが欲しい!」ってなる。今の気持ちは後者です(笑)。あとBGでの連載「イバラギレストレーションプロジェクト」でカブのレストアやってるのと、セローの連載でブロンコの整備をしてることもあって、そういったチョイ古バイクのメンテをしたいという気持ちは満たされてるんだな。

 

話を戻してKTM。これがねぇ、本当に凄いんだワ。

先日ダンロップの新製品「α13-SP」を履いて筑波のコース1000でテストしたのだけど、タイヤも良いけどバイクもソートー良い!自己ベストを1秒以上更新しました。詳細は次号に載ってるので読んで下さいまし!

 

そんなサーキット走行に先立って、いくらなんでもノーマルステップは擦りすぎるのでR仕様の純正バックステップを購入。社外品のバックステップってさ、いかにも「つけてます!」って主張するようなアルミ削り出しアルマイト仕様みたいのが多くて、個人的にはアンマリ、ね。なので純正R仕様の真っ黒な感じが良かったのです。

 

つけて見ると、その付き方に驚き。ステップそのものは今までのを移植するし、ボルト類も今までのをそのまま使うのがほとんど。とても合理的なんですよ。オフでもハマヤ先生が「KTMはボルトが2種類ぐらいしかないから工具が少なくてほとんどの作業ができる」と言っていたけど、こちらも同様でした。振動対策かどれもネジロックが塗ってあるのが多少難儀するけど、でもホント、ユーザーは嬉しいシンプルさでした。

 

一点アレなのは、トルクスっていうの?特別なネジ頭なのですね。僕は持ってなくて、しかも車載工具のは精度は悪くないんだけど使いにくくて新たに購入しました。

 

というわけで、サーキット走行する前からまた好きになった690DUKE

長くなっちゃったから走った感想はまた今度にしようかな。

 

(ノア)