MBニュース&トピック

 

2018年8月31日 

■ドゥカティ・スーパースポーツ、スーパースポーツSのリコール(平成30年8月22日届出)

 対象車両は型式2BL-VA01(通称名:スーパースポーツ)の車台番号ZDMVA01JAHB001742~ZDMVA01JAJB004876(輸入期間:平成 29 年 5 月 23 日~平成 29 年 12 月 2 日)の48台、型式2BL-VA01(通称名:スーパースポーツ S)の車台番号ZDMVA01JAHB001772~ZDMVA01JAJB005928(輸入期間:平成 29 年 5 月 23 日~平成 30 年 5 月 15 日)の283台、計1型式、計2車種、計331台。

 不具合の部位(部品名)は「エアクリーナーボックスドレインホース」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エアクリーナーボックスと燃料タンクキャップの樹脂製ドレインホースの取り回しが不適切なため、エキゾーストパイプに接触するものがある。そのため、当該ホースが溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、エアクリーナーボックスと燃料タンクキャップのドレインホースの取り回しを変更する。なお、当該ホースが溶損しているものは、当該ホースを新品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ドゥカティジャパンお客様相談窓口
TEL:0120-030-292

2018年8月30日 

■5年10年と続けたい! MotoGP 初のタイ大会開催へ

左からジラポーン・カーウサワットPTTオイル&リテールビジネス社 社長代行兼CEO、サンウィアン・ブーントー タイ国スポーツ庁 総裁代理、ポーンパヌ・サウェータルン タイ国観光スポーツ省 事務次官、坂東正明 GTアソシエイション代表取締役

「タイで初めて開催されるMotoGPの開催発表記者会見を、ここ日本で行なわれることを誇りに思います。日本はMotoGPに参戦するファクトリーチームを持っていますが、その3メーカーともタイに拠点を持っている。タイと日本は130年以上も友好関係がある国。日本と深い結びつきがあるMotoGPというレースを、この先5年、10年と続けていきたい」と言ったのは、タイ国の観光スポーツ省 ポーンパヌ・サウェータルン事務次官。

 今年2018年の10月5~7日、タイ・ブリラム省 チャーンサーキットで、日本、オーストラリア、マレーシアに続く4つ目のMotoGPレースが開催されます。タイは今、観光スポーツ省という部署がスポーツ産業の推進と発展を目指していて、その一環でMotoGPを招致した形。つまり、世界のオートバイレースのトップカテゴリーであるMotoGPをタイで開催するということは、タイをモータースポーツ都市として世界中にアピールできる、ということになるのです。

「タイ国スポーツ庁は、タイのモータースポーツをずっと支援してきました。これで、タイの若者たちがモータースポーツに興味を持って、好きになってくれる。ワールドクラスの選手の競技を目の前で見られることは、若者にとって将来のプロスポーツ選手を目指すときの大きな刺激になるでしょう。そういったスキルのある若者を選抜してプロジェクトに参加してもらい、夢に届くようにあと押しをしたい。もちろん、タイ国としては『スポーツ観光』という立場から、MotoGPのホスト国となることで、10億バーツ(=日本円で約34億円)以上の収入を得ることができるでしょう」とは、タイ国スポーツ庁のサンウィアン・ブーントー総裁代理。

 現在、タイ出身のMotoGPライダーといえば、Moto3クラスのナカリン・アティラプヴァト・22歳ひとり。けれど、MotoGPへ駆け上がる階段には、アジア選手権も、タレントカップもあります。アジア選手権では、アヌパブ・サムーンとか、ムクラダ・サラプーチ、IDEMITSUアジアタレントカップには、21人のレギュラーライダー中、3人がタイ人ライダー。アジア選手権にはSS600クラスに、日本でもおなじみデチャ・クライサルトもラタポン・ウィライローもいます。ここからアジア圏、マレーシアもタイも、ぐんぐん伸びてくるでしょう。

 そういえば、マレーシアがWGPのホスト国になったのが1991年のシャーアラムサーキット、それからジョホールサーキットを経て、99年からセパンインターナショナルサーキットでWGPが開催されるようになりました。この辺からですよね、日本やオーストラリア以外のアジア圏で二輪のモータースポーツに火がついたのは。セパン初開催から、来年で20年。タイは、すでにモータースポーツ以外のオートバイ熱という点では圧倒的。きっと、マレーシアよりもっと早く、チャーン・サーキットのスタンドは満杯になることでしょう。

 ちなみにチャーンサーキットのアクセスは、お世辞にもまだいいとは言えなくて「成田からバンコクまで6~7時間、バンコクからサーキットまでは車で5時間くらいです。バンコクから少し離れたところにある国内線の飛行場もあって、国内線で行くとブリラムまで1時間半くらい。ただ、便数がまだ少なくて、選手権に出たときにはクルマ移動でした。一般道でも巡航速度がかなり高いので5時間くらい、これがバンコクの日中やお祭りにぶつかるとまったく動きません。曲がるところは3回くらいなんだけどね」とは、アジア選手権に出場経験のある、あるチーム関係者です。

 これから、国内線の便数も増え、バンコク~ブリラム間もどんどん街ができていくんでしょう。タイのメインの観光地と言えば、バンコク、チェンマイ、パタヤやプーケット。そのあとにブリラムが続く時が来るかもしれません。MotoGP観戦を組み込んだタイ旅行なんてプラン、きっとすぐに発売されるようになるでしょう。それがタイが理想とする「スポーツ観光」なのです。

 さぁ初開催のMotoGPタイグランプリ、勝つのは誰だ? ちょっと気が早いけど、その頃チャンピオンが決まっていてもおかしくないタイミングなんですよね……。

(レポート&撮影:中村浩史)

2018年8月30日 

■ショップオープン情報「ハーレーダビッドソン ヨシオカ」 「ハーレーダビッドソン レオ」

●ハーレーダビッドソン ヨシオカ

 最新のストアデザインへ改装、9月1日(土)グランドオープン。翌2日まで来店記念品、フード&ドリンクを用意するのに加え、サービス券やウェア等が当たる抽選会を開催予定。9月8日(土)~22日(土)までの期間は純正アクセサリーパーツやウェア・グッズセール、購入特典を用意したオープニングフェアも開催。尚、オープン前日の8月31日(金)14時からプレオープンとしてテープカットセレモニーの後、地域の皆さんや来場者への店舗内覧会を実施。

山口県防府市沖今宿 1-1-14
TEL:0835-23-8001
営業時間:9時~19時
定休日:毎週火曜日、毎月第1月曜日
http://www.harleydavidson-yoshioka.com/


●ハーレーダビッドソン レオ

 最新のストアデザインへ改装、9月2日(日)グランドオープン。新車プレミアムセール、ウェア&グッズプレミアムセール開催の他、来場者へのプレゼントとしてオープニング記念ノベルティを用意。オープン前日の9月1日(土)18時からは前夜祭を、グランドオープン日は記念式典(15時から)開催後、17時からオープニングパーティ(BBQ)を開催。

京都府京都市左京区上高野古川町 18-2
TEL:075-703-0051
営業時間:10時~19時
定休日:毎週火曜日、第3水曜日
http://harleydavidson-leo.com/

2018年8月27日 

■オートバイ文化を発信する日本初の新形態ドライブイン「バイカーズパラダイス」が南箱根にオープン

 伊豆箱根鉄道をビジネスパートナーに今秋、南箱根(旧・湯河原峠ドライブイン。静岡県田方郡函南町桑原)に第1号店がオープンする「バイカーズパラダイス」の基本理念は、“人が集まり、会話を交わし、情報交換をするオートバイをテーマとしたコミュニティの育成”“オートバイの社会的地位の向上や、交通安全啓蒙、地域共生、社会共生を目的とした取り組み”。

 公式ホームページやオリジナルアプリによる現地気候や道路情報および地域の観光拠点やジオパーク情報などの提供の他、単独で来場するライダーにも安全で快適な情報、環境の提供などを行うもので、第1号店では伊豆半島および駿河地域の観光拠点としての情報発信、同地域の観光促進を目的とした取り組みを行っていくという。また、オートバイメーカーのイベントを積極的に受け入れ、成熟したオートバイ市場の活性化と、運転者の技術とマナー向上をサポートする一方、社会との共生を目指し、定期的な交通遺児チャリティイベントも実施していくとのこと。

 今後も日本全国にある休眠施設を中心に事業再生プロジェクトを発足し、オートバイ文化を中心とし個々の地域に密着した店舗・拠点開発を積極的に行っていくという。

 尚、自らオートバイを運転、オートバイを愛する一人として、今回のプロジェクトに賛同した俳優の伊勢谷友介を「バイカーズパラダイス」プロジェクトのデザインディレクターとして起用。外装、インテリアおよびロゴマークデザインの監修を担当。

問:バイカーズパラダイス事務局
TEL:03-6263-0631
https://www.bipa.jp/

2018年8月23日 

■トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン「英国プレゼントキャンペーン」 他

 8月25日(土)~9月30日(日)までの期間、全国のトライアンフ正規販売店にて実施。期間中、対象モデルの新車を成約した人、または試乗した人に下記記念品を進呈。対象モデルは ボバー(メーカー希望⼩売価格:税込1,592,000 円~。ボバーブラック除く)、スピードマスター(メーカー希望⼩売価格:税込1,705,000 円~)。

成約記念品
●英国Marshall ヘッドホン・MONITOR Bluetooth を成約記念品として進呈

試乗記念品
●英国 STRiDA English Green折り畳み自転車を抽選で1名に進呈
●英国 Camellia’s Tea House London高級紅茶セットを抽選で100 名に進呈

 試乗記念品の応募方法は①トライアンフ公式ウェブサイトより、希望車種の試乗予約を申し込み。②選択したトライアンフ正規販売店にて予約した車種を試乗することで応募が完了。③キャンペーン終了後、10月上旬に当選連絡(「英国 Camellia’s Tea House London高級紅茶」については発送をもって当選連絡) 。

 また、9月30日(日) までの期間は上記モデルを対象とした「0%特別無金利ローン」キャンペーンも同時開催。

https://www.triumphmotorcycles.jp/



2018年8月23日 

■ハーレーダビッドソン21車種のリコール(平成30年8月21日届出)

 対象車両は型式FB4(通称名:ロードキング)の車台番号5HD1FB4108Y601558 ~5HD1FB4EXBB652854(輸入期間:平成19年7月10日~平成23年6月8日)の1205台、型式FC4(通称名:ウルトラクラシック エレクトラグライド)の車台番号5HD1FC4108Y605941 ~5HD1FC4EXAB653474(輸入期間:平成19年7月10日~平成22年5月26日)の1958台、型式FCM(通称名:ウルトラクラシック エレクトラグライド)の車台番号5HD1FCME0BB600493 ~5HD1FCMEXBB651774(輸入期間:平成22年6月29日~平成23年5月19日)の269台、型式FF4(通称名:エレクトラグライド クラシック)の車台番号5HD1FF4108Y613135 ~5HD1FF4EXBB648035(輸入期間:平成19年7月13日~平成23年6月8日)の1300台、型式FG4(通称名:ウルトラクラシック エレクトラグライド サイドカー)の車台番号5HD1FG4108Y616106 ~5HD1FG4EXAB618912(輸入期間:平成19年7月19日~平成22年7月14日)の163台、型式FR4(通称名:ロードキング クラシック)の車台番号5HD1FR4108Y601956 ~5HD1FR4EXBB650904(輸入期間:平成19年7月18日~平成23年6月9日)の576台、型式FS4(通称名:ロードグライド105 周年記念 限定モデル)の車台番号5HD1FS4108Y609482 ~5HD1FS44X8Y686337(輸入期間:平成19年7月10日~平成21年4月14日)の519台、型式FV4(通称名:エレクトラグライド スタンダード)の車台番号5HD1FV4108Y621018 ~5HD1FV4EXAB648478(輸入期間:平成19年9月21日~平成22年6月9日)の164台、型式HFH(通称名:V-ROD)の車台番号5HD1HFH109K803137 ~5HD1HFHEXAC804118(輸入期間:平成20年7月29日~平成22年5月13日)の145台、型式HHH(通称名:ナイトロッド スペシャル)の車台番号5HD1HHH109K800119 ~5HD1HHHEXBC803855(輸入期間:平成20年7月7日~平成23年5月10日)の570台、型式HKH(通称名:V-ROD)の車台番号5HD1HKH108K802903 ~5HD1HKH4X8K808931(輸入期間:平成19年7月24日~平成20年7月9日)の138台、型式HLH(通称名:ナイトロッド)の車台番号5HD1HLH108K800672 ~5HD1HLH1X8K809444(輸入期間:平成19年7月19日~平成20年7月2日)の139台、型式HMH(通称名:ナイトロッド スペシャル)の車台番号5HD1HMH108K800421 ~5HD1HMH1X8K812849(輸入期間:平成19年7月18日~平成20年7月1日)の450台、型式HPH(通称名:V-ROD マッスル)の車台番号5HD1HPH109K801619 ~5HD1HPHEXBC803493(輸入期間:平成20年9月10日~平成23年5月9日)の322台、型式KB4(通称名:ストリートグライド)の車台番号5HD1KB4108Y602351 ~5HD1KB4EXBB659914(輸入期間:平成19年7月10日~平成23年6月16日)の2969台、型式KEM(通称名:エレクトラグライド ウルトラ リミテッド)の車台番号5HD1KEME0AB602508 ~5HD1KEMEXBB653905(輸入期間:平成21年6月29日~平成23年8月24日)の355台、型式KGM(通称名:ロードグライド ウルトラ)の車台番号5HD1KGME0BB600447 ~5HD1KGMEXBB653298(輸入期間:平成22年6月29日~平成23年4月27日)の200台、型式KH4(通称名:ロードグライド カスタム)の車台番号5HD1KH4E0AB600047 ~5HD1KH4EXBB664744(輸入期間:平成21年6月29日~平成23年8月24日)の598台、型式KMM(通称名:エレクトラグライド ウルトラ リミテッド サイドカー)の車台番号5HD1KMME0BB616341 ~5HD1KMMEXBB628321(輸入期間:平成22年10月13日~平成23年1月26日)の19台、型式PG4(通称名:CVO ロードキング)の車台番号5HD1PG4108Y954490 ~5HD1PG41X8Y960104(輸入期間:平成19年9月26日~平成20年7月23日)の134台、型式PR4(通称名:CVO ウルトラクラシック エレクトラグライド)の車台番号5HD1PR4108Y954341 ~5HD1PR41X9Y957832(輸入期間:平成19年9月26日~平成21年6月18日)の349台、型式PR8(通称名:CVO ウルトラクラシック エレクトラグライド)の車台番号5HD1PR8E0AB950084 ~5HD1PR8FXAB956886(輸入期間:平成21年6月29日~平成23年6月15日)の460台、型式PV4(通称名:CVO ロードグライド)の車台番号5HD1PV4109Y950204 ~5HD1PV41X9Y957595(輸入期間:平成20年8月22日~平成21年6月18日)の119台、型式PZ8(通称名:CVO ストリートグライド)の車台番号5HD1PZ8E0AB953003 ~5HD1PZ8EXBB960946(輸入期間:平成21年6月29日~平成23年7月20日)の462台、型式TA8(通称名:CVO ロードグライド ウルトラ)の車台番号5HD1TA8E0BB951637 ~5HD1TA8EXBB957431(輸入期間:平成22年7月21日~平成23年5月26日)の121台、計25型式、計21車種、計13704台。

 不具合の部位(部品名)は「ABSユニット」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「ブレーキフルードの成分が不適切なため、経年劣化により大気中の水分を吸収しやすくなるものがある。そのため、ブレーキフルードがゲル状に変化し、ABSユニットの加圧バルブに詰まり、加圧バルブが戻りきらないことによりキャリパーへのブレーキ液圧が上がらず、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、ブレーキフルードを良品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ハーレーダビッドソン ジャパン カスタマーサービス
TEL:0800-080-8080
http://www.harley-davidson.co.jp/gbltmp/Owners/recall/

2018年8月22日 

■トロイ・ベイリスのパニガーレV4が12万ユーロに!

 7月20日から22日の3日間、イタリアのリヴィエラ・アドリアティコ地域やミザノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリで開催された「World Ducati Week(WDW)2018」は、世界中のドゥカティスタの情熱で埋め尽くされるドゥカティ最大の祭典だ。

 イベントのハイライトはアンドレア・ドヴィツィオーゾ、マルコ・メランドリ、ホルヘ・ロレンソ、ミケーレ・ピッロ、ダニーロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーらMotoGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)で活躍中の選手、そしてSBKのタイトルに3回輝いたトロイ・ベイリスら、ドゥカティの歴代オフィシャル・ライダーが参戦、真剣勝負に挑む「レース・オブ・チャンピオンズ」。このレースに使われた13台のパニガーレV4 SはMotoGPやSBKのマシンのカラーリングからインスピレーションを得て、参戦したライダー専用のカラーとグラフィックが施されたもの。 レース終了後にはeBayのオークションに出品された。

 オークションは世界から合計7,084人が参加する熾烈な戦いの中、入札が行われ、中でもトロイ・ベイリスのバイクには大きな関心が集まり、過去最高の入札数を記録。最終的な金額は12万ユーロ(約1500万円)に達したという。



SBK、MotoGPでドゥカティに数々の栄冠をもたらしたオーストラリア人、トロイ・ベイリス(49歳)と彼がライディングした12万ユーロの値がついた特別仕様のパニガーレV4 S。 各バイクのトップブリッジには、ライダーの名前とレースナンバーを刻印したプレートを装着。燃料タンクには、各ライダーが特殊なインクを使ったペンでサインし、ドゥカティ・モーター・ホールディングCEOのクラウディオ・ドメニカーリとライダーが直筆で署名した証明書も発行される。

2018年8月20日 

■アキバで交通安全意識の啓発、 バイクの魅力をアピール! 「バイクの日」スマイル・オン2018 開催

 一般の人々に広く交通安全の知識を普及啓発すること、バイクの社会的意義とその魅力を感じてもらうことを目的として1989年に制定された「バイクの日」、その啓発イベント「バイクの日 スマイル・オン2018」が今年も8月19日(ばいく)に快晴の下、東京秋葉原の歩行者天国に面する「ベルサール秋葉原」において開催された。

 今年は啓発イベント「スマイル・オン2018」主催者の「一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本二輪車普及安全協会」から日本自動車工業会会長豊田章男(トヨタ自動車株式会社代表取締役社長)が出席し、開会宣言が行われた。本年5月に日本自動車工業会会長に選任されその人柄、積極的姿勢は開会宣言にも反映されていた。「好きな時に好きな所に行き、自然と触れ合い、運転を楽しみ、仲間と交流する。そして安全運転でルールやマナーを守って自宅に帰るまでがドライブの楽しみ」と来場者に呼びかけ、この10月には東京「台場」にてバイクと車のイベント「東京モーターフェス」も開催する意向を発表し、二輪車、四輪車の隔てなく普及を目指す所信を表明した挨拶だった。

 会場内には国内四社の二輪メーカーがそれぞれのフラッグシップモデルや人気モデルを展示して、一部モデルでは跨って記念写真が撮れるサービスで来場者の興味を引いていた。また、警視庁では安全のための啓蒙としてヘルメットに準ずる安全装備として、ライダー用の胸部プロテクターの展示を行いその有用性をピーアールしていた。

 その他にもスペシャルゲスト中野真矢氏が登壇し、豊田章男会長、グッさんこと山口智充氏を交えてのトークショー。壇蜜さんと下川原利紗さん、古澤 恵さん、桐生美希さんのガールズトークセッション。警視庁のマスコットキャラクターの「ピーポ君」による交通安全クイズ。中野真矢氏とのモトGPゲーム対決など盛り沢山のステージイベントが行われ大盛況だった。

(レポート&撮影:泉田陸男)



豊田章男会長を交えての会場ステージ上トークショーは、豊田会長をライダー仲間にすべく中野氏、グッさん達によるライダー勧誘攻撃で盛り上がった。 警視庁のマスコットキャラクター「ピーポ君」と女性隊員による交通安全クイズ大会では、二輪車にとっての安全対策などを理解しやすいように解説されていた。


後半のステージショーではタレントの壇蜜さんがゲストで登壇。バイク女子会の3人と共に女性ライダー目線のバイク談義が展開され、壇蜜さんのツナギフェチが明らかに。 最後のステージイベントでは、元モトGPライダーの中野真矢氏とバイクゲーム・モトGP18(ツインリンクもてぎ)でのラップタイム対決が行われ、中野氏が会場からの参加者に敗れるという大波乱。


会場の「ベルサール秋葉原」にはプレス関係者やイベント目的のライダー、歩行者天国からの一般来場者を含め場内を埋め尽くしても足りない程の来場者が観覧した。 会場の一角にはステージイベントで中野氏がバトルを繰り広げたバイクゲーム「モトGP18」の体験コーナーが設けられ、大人も子供も熱い戦いを繰り広げていた。


会場入り口に展示された警視庁の白バイには秋葉原の歩行者天国からライダーばかりでなく、家族連れが集まり普段は触れない白バイにまたがり記念撮影に興じていた。 ライダーみんなが日頃心がけているグッドマナーを宣言し、全国に共有していこうという活動、Japan Riders グッドマナー宣言のブースも会場内にあり、バイクライフの安全と充実を呼びかけていた。


警視庁の広報ブースでは、二輪車の安全を普及させる為にヘルメットに準ずる安全装備として胸部プロテクターの重要性を紹介、実物を展示していた。 会場周囲には国内4メーカーにより自由に跨ったり触ったりできる最新モデルが展示され、来場者や歩行者天国から立ち寄った人々がお気に入りのマシンと記念撮影をしていた。

2018年8月15日 

■聖地に集え! 「Vストロームミーティング2018 」9月2日開催

 ライバルひしめく本場・欧州でもスズキ独自の設計思想により高い評価を得ている650と1000に加え、日本をはじめとするアジア地域では250も好評のスポーツアドベンチャーツアラー「Vストローム」。そんなVストロームのオーナーはもちろん、スズキファンを対象に、浜松のスズキ本社(静岡県浜松市南区高塚町300)で第4回目となるミーティングが9月2日(日)に開催される。時間は10時から14時。雨天決行、荒天中止。入場無料。

 イベント内容などの詳細は後日、下記WEBサイトにて発表(過去のミーティングの模様はコチラ→第1回第2回第3回)。尚、会場ではミーティング開催記念に制作されたオリジナルグッズ、平成30年7月豪雨災害義援金チャリティグッズなども販売される予定。

Vストロームミーティング2018
http://www1.suzuki.co.jp/motor/vstrom_meeting2018/

2018年8月13日 

■歴代二輪車やGPレーサーなど“ヤマハの歴史”が一堂に!



 11月3日(土)、11時よりヤマハ袋井テストコースにて開催。小雨決行。

 2年振り開催となる「ヤマハ歴史車両デモ走行見学会 2018」は、ヤマハ発動機の創業からの歴史を知ることができる二輪車60 台、四輪車4 台の歴史車両を展示。さらに、1955年2月に第1号製品となった通称“赤トンボ”こと「YA-1」やレースモデルをはじめとした歴代二輪車31台やGP レーサーYZR700(1984 年)、トヨタ自動車と共同開発した「トヨタ2000GT」、エンジンを共同開発した「レクサス LFA」、エンジンサプライヤーとしてF1 参戦時代に開発したV型12気筒エンジンを搭載する 幻のスーパーカー「OX99-11」といった四輪車のデモ走行も予定。

 来場者はエコパ(小笠山総合運動公園:静岡県袋井市愛野 2300-1)第 9 駐車場よりシャ トルバスにて送迎。会場には二輪車・四輪車ともに駐車不可。参加費は一般1,000円(小学生以下500円)で、シャトルバス乗車時に支払いとなる。

 尚、今回はWEBによる事前予約制(1エントリーにつき2名まで登録可)で、先着 1,500 名を予定。9月3日(月)の12時より応募受付が開始される(定員に達し次第締切。詳細は下記URLにて)。

歴史車輛デモ走行見学会
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/demorun2018/