今回からBGF改め、tocotoco(トコトコ）フィッシングとさせて頂いた。
tocotocoは釣りもバイクも焦らずゆっくりtocotoco楽しみましょうという意味です。
連載もtocotocoマイペースでゆっくり続けて行くので皆さんどうぞよろしく。

　さて春とはいえバイクで走ればまだまだ寒く、釣り場に到着する頃には体はかなり冷えていたりするもの。その冷えた体で水辺で釣りをするのは正直かなりしんどい。
　そんな時期には日本の誇る釣り文化のひとつに室内釣り堀というものがある、その名の通り完全なインドアスタイルだ。直接外気に触れることも無いし風の影響も無いのでかなり快適に釣りが楽しめる。最近は東京近郊の釣り堀も減りつつあるが、色々探して今回は東京都町田市にある常盤つり堀センターさんにお邪魔させて頂いた。

　府中からはそんなに遠くないのでグロムでtocotoco行くにはちょうど良い距離だ。
　今回のバイクは125ccのホンダ・グロム。改めてグロムに乗り込んで思ったのはエンジンの力と車体の大きさがとても良い 加減のバイクだという事。
　町田市の常盤町周辺は多摩丘陵の一部になっており、結構なアップダウンとタイ トコーナーが続く。そんなシチュエーションでもグロムは坂道に負ける事無く
メリハリのある走りが出来る！　燃費も抜群で人気のある理由が理解出来る、これが普通免許で乗れれば言う事無いと思うのは僕だけではないだろう。これは今後の二輪業界存続の為のマストな課題だと思う。

　基本的に僕は寒がりなので、暖かくなるまではいくつかの室内釣り堀を訪れるつもりなのでそちらのレポートもどうかお楽しみに。手ぶらで行くことが出来るのも釣り堀が気軽に楽しめる理由だ。
　さっそく入場し一時間800円のチケットを購入し受付を済ませる、受付のおばちゃんはとても気さくでいい感じ。釣れる場所も教えてくれてスタートフィッシング！

　釣り堀とも言えどさすがに冬場は魚も動かないのでウキにアタリが出ないのが普通。しかしながらここはアタリがしょっちゅうある、程なくしてすぐに一匹目ゲット！　しかも餌を付け替えて投入すれば必ずアタリがあるという状況、すごいなここは。冬の釣り堀は普通こんな簡単に釣れないしアタリすら無い状況が延々と続くことがある。ここではご来場いただいたお客様に楽しんで頂く為に色々とコンディションを整えて釣れる為の仕込みをキチンとしていらっしゃるそうだ。詳しい内容は企業秘密だが、その一つにここの水は地下70ｍの井戸から汲み上げた水を使っているそうだ。なので年間を通じて温度が安定しているというのも釣れる要因として大きいと思うが勿論それだけではないそうだ。
　そういった努力をしてくださるので我々が楽しい時間を過ごさせて頂き笑顔にな れる、この姿勢は襟を正して見習いたいものだ。
　一時間という短時間だったけどとても楽しい時間を過ごすことが出来た、室外にも釣りが出来る池が数個あるので暖かくなったならば今度はプライベートで行きたい。

　今回いつもお世話になっているSHOEIヘルメットの海老沢さんが、ホーネットADV SEEKERのフィッティングをして下さるとの事でわざわざ来て下さった。
　海老沢さんはマルク・マルケスのヘルメットフィッティングも行っている名実ともに世界一のフィッターだ。
　

　ビジネス用のスーツも既製品なのでひとりひとりに袖やスソの長さを合わせるの が当たり前。ヘルメットもまたしかり、SHOEIは新品ヘルメット購入者に限りそういったサービスを指定ショップにおいてなんと無料で行っている。
　結論を先に書くとかぶり心地の世界が180度変わる！はっきり書くが絶対にやらなきゃ損！　今まで色々なヘルメットを使って来たが生まれて初めて自分にピッタリと言う感じを味わう事が出来た。