2012年2月9日 

■スズキ、燃料電池システムを開発・製造する合弁会社設立へ

鈴木会長兼社長とIE社ウィナン博士。両社の技術が燃料電池の製品化を加速させる。

鈴木会長兼社長とIE社ウィナン博士両社の技術が燃料電池の製品化を加速させる。

世界で初めて欧州統一型式認証「WVTA]を取得したバーグマン フューエルセル スクーター

世界で初めて欧州統一型式認証「WVTA]を取得したバーグマン フューエルセル スクーター

 2007年の東京モーターショーへの出品以降も熟成を重ね、2011年3月には「バーグマン フューエルセル スクーター」が世界で初めて欧州統一型式認証「WVTA]を取得した、次世代環境車のひとつであるスズキの燃料電池システム搭載車。

 スズキは燃料電池を搭載した二輪車・四輪車の開発や製造に本格的に取り組むため、空冷式燃料電池システムを共同開発してきた英国・インテリジェント・エナジー(IE)社を傘下にもつ、インテリジェント・エナジー・ホールディングス(IEH)社と合弁会社「株式会社SMILE FCシステム」を設立することになった。

 SMILE FCシステムはスズキとIEH社それぞれが50%を出資。本社は静岡県浜松市のスズキ本社内に、研究施設はスズキの横浜研究室に設置される。
 
 合弁会社はIE社がもつ燃料電池の開発技術にスズキの制御技術と量産技術を組み合わせ、製品化を加速させることが狙い。軽量、コンパクトで低コスト化が見込める空冷式燃料電池システムをはじめとした燃料電池の量産技術の開発、製造および、燃料電池部品のグローバルなサプライチェーンの開拓と燃料電池車の普及に務めていくという。