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“タフネス・コンフォート・コミューター”シグナス-Xシリーズの2013年モデルはスタイルを一新。2003年5月の発売以来(実際には部品調達の遅れで7月だったが)、ヤマハの原付二種スクーターの顔として定着しているシグナス-Xシリーズが「極めたのは、Sporty。深めたのは、Quality。」をキーワードに新型へと変身した。今回のモデルチェンジでは、スタイル面でのアップトゥデートがメインで、より大型化されたヘッドライトの左右には、さらにLEDポジションライトも追加され、テール周りもLED化が行われている。フレーム等の基本構造は変わらないものの、トランク容量が約31.0リットルへ増加されるなど、使い勝手の面でも熟成が行われた。フロントポケットには500mlのペットボトルを3本収納可能。独立した折りたたみ式タンデムステップも新たに採用された。操作のしやすさに配慮したフロント給油口、レジ袋やエコバッグなどを掛けられる可動式のコンビニフックなどの優れた特徴は引き継いでいる。
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「スポーティイメージを加速させる」アナログタコメーターとデジタルスピードメーターの組み合わせ。SRでは、専用デザインのロゴが入る。 | 約2.5リットルの容量アップを図った大容量シート下トランク。約31.0リットルを確保。SRではステッチのアクセントが入ったツートーンカラーの専用シートが装備される。 |
| 新車プロファイル「シグナス-X XC125/シグナス-X XC125SR」のページへ |
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「シンプルでユニークなスタイリングに大容量収納スペースを実現した」VOXの2013年モデルは、VOXシリーズ初の限定カラーが登場した。2006年5月に発売開始された原付スクーター、VOX。発音的に似る“BOX”から来るイメージと、実際に箱形をしたデザインが目新しくお洒落なイメージを醸すモデルだ。今回、このVOXに1000台限定で初のリミテッドモデルがラインナップされた。レッドの塗装が施されたフロントフォークカバーをはじめ、クロームメッキのヘッドライトリム(デラックスと共通)、レッド塗装のホイール、レッド塗装のシートヒンジ、マットブラックのシートパネル、レッド塗装のメーターケース、マットブラックのフロントインナーパネル、クロームメッキのグリップエンド&ハンドルバー(デラックスと共通)などの専用装備が採用されたスペシャルだ。
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専用カラーに合わせてレッド塗装がほどこされたメーターケース。 | 「ASOBIBAKO!」(カタログより)のキーワードはこの長いトランクスペースから。ちなみにボディサイドの「VOX-34」の「34」は、トランク容量34リットルからきているのだとか。 |
| 新車プロファイル「VOX XF50L(VOX LIMITED)」のページへ |
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YZF-R1が、MotoGPマシンイメージを採り入れた新グラフィックの2013年モデルに。常にMotoGPマシン「YZR-M1」技術のフィードバックを受けて進化し続けるヤマハのスーパースポーツ、YZF-R1。MotoGPでのチャンピオン獲得の鍵となった“クロスプレーン型クランクシャフト”まで導入する徹底ぶり。前回、2012年モデルへのマイナーチェンジでは、スーパースポーツでは趨勢となったトラクションコントロールが新たに採用された。また同時に、ヤマハのロードレース世界選手権参戦50周年を記念した特別モデルも用意され、こちらは一足早く、2012年の2月28日に120台の限定で販売されたのは記憶に新しいだろう。2013年モデルとなる今回のモデルチェンジでは、メカニズム的な変更は一切なく、カラーリングとグラフィックが“M1”仕様となった(ブルー系のみ)。ヤマハ・レーシング・ブルーのベースカラーに、「R1」と「YAMAHA」のロゴをMotoGPマシン風にあしらったニューグラフィックだ。また、フロントフェンダーをホワイトに、ブラックのホイールにはホワイトのピンストライプが入れられた。
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1983年3月に発売開始されたヤマハの看板原付スクーター、ジョグ。幾多の変遷を経て30年近くも継続生産されてきた数少ない長寿モデルでもある。経済性や、環境性能に対応すべく、4ストロークエンジンが採用されたのが2007年(10月発売)。フューエルインジェクション、そして吸気2、排気1という変則的な3バルブのヘッドを持つ4ストロークエンジンが開発され「ニューフレンドリーJOG」として登場している。フューエルインジェクションも、吸気通路の圧力変位から運転状況を検知する小型の最新センサーを採用したほか、小型インジェクター、フィルター類をモジュール設計するなどにより軽量コンパクトなシステムとなった。今回のモデルチェンジは、2011年1月にカラー設定の変更と、ZRに専用のスモーク調メッキ立体エンブレムが採用されて以来だが、今回もカラー設定の変更のみでメカニズムに変更無し。ベーシックなジョグCE50に新色、ダルレッドメタリックT(ピンク)とジョグCE50ZRに新色、ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)を採用している。
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