ホンダ


 途中経過を報告しそびれて、実にだらだらと長いテスト日記になってしまったので、最初に現在までのまとめを書いておきます。
 
 結論。ホンダのCRF250Lは「生活マシン」として期待通りの存在だった、というより是非ともお勧めしたいマシンだった。特に私のような定年を過ぎ、そろそろ棺桶に片足突っ込んでいるような年齢のライダーにとっては、過大な負担が無く、また、むやみに仕掛けられることもなく、自分のペースで、自由気ままにどこへでも行ける格好の相棒でした。まあ、パワーの方は当然それなりなのですが、街中ではかえって取締りに気を遣わなくて済む分、ストレスにならないといえないこともないですね。
 
 曲がりなりにもオフスタイルマシン、ということで、シートがちょっと高目なのがネックになるかもしれないですが、車重が軽いので足裏がベタ付きじゃなくてもそれほど気にならないはず。どうしても不安、というなら純正オプションでローダウンキットも用意されています。
 
 あとは私の使い方ではハンドル幅をもう少し詰めたいと感じましたが、たまにはオフも走る、という方はノーマルのままにしといたほうが無難でしょう。
 
 そこら辺も本文中にあれこれ書いてますので、時間があってCRF250Lに興味のある方は、読んでみてください。基本的にホンダのバイクらしく、実生活で気になってしまう点が存在しない超優等生で、バイクが乗り手を制限したり、乗る場所を決めつけたりしない「生活の相棒」とするにうってつけのモデルということが分かると思います。
 
                      ※ 

●2013年2月5日
 1年間通勤生活を共にするCRF250Lが来る。この時点での走行距離:4,131km。ボディカラー:エクストリームレッド。タンクサイドのフェアリング、フットレスト周り等にオフロードブーツによる擦り傷がちょこっと有。その他はピカピカ。

●2013年2月6日
 大雪の予想のため、初通勤を見送る。
 
●2013年2月7日
 今後、満タン方式で燃費を測ることに。セルフスタンドで給油口のガードバーを目安に満タンに。無鉛レギュラーガソリン。0.6リッター(89円)ほど入る。満タンで7.7リットル(カタログ数値)。燃料計とその上の燃料給油マークが点滅した時点で残量は約1.5リットル(取扱説明書より)。
 首都高速羽田線経由で初帰宅。それほど寒い日ではなかったが、グリップヒーター(Hondaスポーツ・グリップヒーター)のありがたみを実感。こんなにありがたい装置だったんですね。

首都高速を利用させてもらっています。それにしても夜間の工事が多いですね。帰宅時間が遅いので夜間の工事渋滞に巻き込まれることがしばしば。せっかく下道も空く夜間にわざわざ首都高速を利用しているのに渋滞に巻き込まれると、なんだかな~です。もうちょっと上手く規制するなどして、渋滞を極力発生させない方法を学習してください。写真は5月に撮影。

 
●2013年2月8日
 首都高速羽田線経由で初出勤。エンジンが暖まるまでちょっと音が大きいような気もするが、すこぶる快調。F.I.でエンジン一発始動。今朝は冷え込んだ。グリップヒーターをつけても指の甲側が痛い。気温は2度程度か(昼間でも最高で6度の予想だった)。ナックルガードも付けるか!? 人間、楽をしようという気持ちになるとキリがない。これまでと比べれば、グリップヒーターが付いているだけでも天国なのに…。
 日中、都内移動の途中で初エンスト。発進時ではなく、ちょっとした渋滞路で、アクセルを動かしたわけでもないのに、停車して2~3秒でいきなりストン、と。ガソリンは燃料計の表示で5本のバーのうち2本は残っていた。ただその時1回限りで、その後はエンスト無し。
 クラッチの繋がり位置が気になっていたのでさっそく調整。結構早めに繋がるのが好み。引きずらない程度に。クラッチが切れている時間は極力減らしたいので。
 以前の“通勤快速”XLディグリーでは通勤2往復にプラス30~40kmは走れたので、CRF250Lも通勤2往復と寄り道30~40kmはいけるだろうと予想。帰宅。通勤1回半とプラスアルファの走りで燃料計のバーがあと1本に。ちなみに通勤は片道約31km。
 
●2013年2月12日
 連休明けの12日。燃料計のバーはすでに1本とはいえ、まだ点滅していないので会社までは持つはず。ただし立ち寄り所があって首都高ではなく、第三京浜経由で都内へ。本来なら全開ペースも試したかったが、燃料が気になるのでエコラン。首都高と違って三京はレバーを操作する必要がほとんど無いのでグリップヒーターが付いていても指先の甲側が凍ってくる。昔はよくトラックのお尻についてお世話になったものですが。やはりハンドルバイザーも導入か。
 第三京浜を終点玉川インターチェンジで降りて環八内回り、中原街道。用事を済ませて環七内回りに入ったところでいよいよ燃料計が点滅を始めた。が、最初はすぐに点灯状態に戻って、その後数百メートル走った時点で点滅のままに。オドメーターは139.5km。いつもお世話になっている平和島口のガソリンスタンドまでもう少し。点滅を始めた時点で計算上はまだ約1.5リットルは残っているとはいえ、点滅を視界の隅に入れながら走るの心臓に良くない。
 スタンド到着。トリップメーターは143.9km。オドメーター4,278km。でガソリンは前回の給油と同じ、給油口のガードバーの所までキッチリ入れて5.7リットル。カタログ上のタンク容量は7.7リットルだがら、まだ2リットルも残っていた計算になる。ちなみに燃費は、リッターあたり約25.2km。思ったより良かった。先代の“通勤快速号”がリッター20kmちょっとだったから、一部エコランをしたとはいえ優秀だ。心臓に悪くない安全圏の航続距離は170~180kmというところか。まあ、オフ車ベースなのでこんなところでしょう。ビッグタンク作ったら結構需要があるのでは。カタログ上の定地燃費はリッター当たり44.3km。引き続き燃費テストは続けます。参考までにXLディグリーの定地燃費は45.0km/L。
 
●2013年2月13日
 行き帰りとも首都高横羽線経由。XLディグリーの時代よりも車体の剛性解析技術は格段に進化しているのだろう、高速での安定感というか、安心感がより高くなっている。路面の荒い首都高のコーナーでもビシッと走ってくれる。サスもずいぶん進化したのだろう。さすがXRの後継モデルでもあるだけあってライダーが意図した上での車体の挙動の方は、よりクイックに感じられる。それに引き替え、上の方でももう少しパンチのある回り方をしてくれるだろうと勝手に想像していたエンジンは、いまひとつ“良い子”的な躾でちょっと物足りない気も。
 XLディグリーの場合トップギアでもキッチリと回りきってくれたのだが。25PSと23PSという最高出力の違いか、それとも2.5kg-mと2.2kg-mのトルクの違いなのか。最高出力、最大トルク発生時の回転数は実はCRF250Lの方が500rpm高い回転数となっているのだが。まあそういう使い方をする時代ではないということなんでしょうね。そんな使い方をしなければ、とてもスムーズで元気なMD38Eエンジン。ちなみにCBR250Rと同じDOHCシングルをベースとしているといわれるエンジンですが、CRF250LはMD38E、CBR250RはMC41Eと当然ながら型式名から違い、出力、トルク、燃費もまったく違うんですね。逆に6速のトランスミッションのギア比が一緒というのが意外でした。ドリブンスプロケットのみを違えて使い分けているのですね。
 この日はスズキさんのVツイン650で走る機会がありました。とても良くできたバイクで、まさに“走りが楽しくなる”といえるモデル。ツインエンジンと言うだけで、これまで個人的にあまり興味がわかなかったきらいがあるのだが、同じツインでもVツイン、そして最新のVツインは別物のようだ。良く回るし、街中レベルの加速感はマルチよりも楽しいかも知れない。食わず嫌いはいけませんな。
 というわけでVツインで楽しませていただいたのですが、“通勤快速”となると話はまったく別ですね。Vツインなのでエンジン幅は狭いのですがフロントのフェアリング周りにボリュームがあり、ハンドルも街中で乗るにはちょっと遠い。これで朝夕の通勤バトルに巻き込まれた日には、G2軍団に大いに邪魔者扱いされてしまうだろうし、こちら側も気を遣ってしまう。そういえばCRF250Lも、拳半分でもハンドル幅が狭ければさらに楽になるはずだが。今後もオフ走行には一切縁のないままでしょうから若干短くしても繰安的に問題になることはなさそうですが。これまた今後の課題でしょうか。
 
●2013年2月14日
 この日もグリップヒーターで快適通勤。気温も若干ですが暖かくなって春の兆しも感じられる。グリップヒーター無しでも何とかなる温度に。
 寒さが残っている内にグリップヒーターの紹介をしておこう。取り付けているのはHonda二輪純正アクセサリーの“スポーツ・グリップヒーター”。雨天時や寒冷時の走行を快適にしてくれるグリップヒーター本来の特長に加え、グリップ、スイッチの操作性およびスタイリングを大幅に向上させたという新型グリップヒーターだ。
 スロットルパイプと内部ヒーターの一体化により、グリップ部分を車両標準装着グリップと同等にまで小径化し、統一感のあるスタイリングを実現。スイッチのON/OFFや3段階に切り替えられる温度調整は、左グリップに内蔵したグリップ一体型コントロールボタン&インジケーターのみで行なえる。シンプルな構造で、より操作性を高めながら、一体感のあるスタイリングを実現している。また、ブレーキ、クラッチ操作を行うことで、走行時特に冷えやすい指先部を重点的に暖める最適ヒーター配置とすることで、従来品同等の消費電流でありながらより暖かい体感フィーリングを実現しているという。品番:08T50-MGE-000と08T70-KZZ-920(スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント)取付時間は0.9H。取扱は全国のHonda二輪車正規取扱店で。
 燃料補給:5.34リットル。オドメーター:4,409km、トリップメーター:131.3km、燃費:リッターあたり約24.6km。ほとんど首都高での燃費と思っていただいていい。今度時間に余裕があるときに下道通勤での燃費を測ってみようと思っている。
 
●2013年2月15日
 3月1日までテスト中断。
 

編集部は品川区勝島の倉庫群の中に。駐車場はエレベーターで屋上に。大型トラックが乗れるエレベーターまであります。

●2013年3月1日
 燃料補給:3.80リットル、オドメーター:4,499km、トリップメーター:89.4km、燃費:リッターあたり約23.68km。都内走行も結構含むのでこんなものでしょうか。
 オドメーターはkm表示、トリップメーターはコンマ1桁kmまで表示するので、今回の走行距離は90kmと89.4kmとけっこう気になる数値の違いが出た。今後、燃費はトリップメーターで計算することに。
 
●2013年3月4日
 電車で出勤、帰りはCRF250Lで。帰りがけ、まもなく雨が降り出してくる予報となったので、逃げるように急いで帰宅。レッド直前まで回わす、かなりのハイペースだったので燃費は相当悪かったはず。このバイクのメーター、かなり辛い設定なのか、それともXLディグリーが“メーターハッピー”だったのか。メーターのスケールにまだまだ余裕があるというのに車速の伸びがもうひとつのような…。
 まるで関係ないハナシだが、ブン回しているときの排気音がCBR250Rに似ていると思ってしまったのは、私だけだろうか。
 
●2013年3月5日
 取材先直行のため車で通勤
 
●2013年3月6日
 早朝6時出社。霜が降りる寒さ。日中は春の暖かさで一日の寒暖の差が激しい。未だにグリップヒーターのお世話になっている。
 
●2013年3月7日
 燃料補給:6.40リットル、オドメーター:4,647km、トリップメーター:148.7km、燃費:リッターあたり約23.23km。結構回して乗っていたがあまり変化はなかったみたい。燃料計のバーが1本になって燃料警告灯とともに点滅を開始するのはやはり140kmあたりといったところ。
 
●2013年3月8日
 火水木と3連チャンでBMWのR1200GS試乗、KTMの2013年モデル試乗、Z250試乗と試乗会が続いて今週は忙しかった。CRF250Lもただ通勤しているのみに。
 
●2013年3月11日
 土日の“夏日”に対して急転直下、真冬の寒さが戻ってきた。半日で20度近い温度差。グリップヒーターを使っても寒い。今週は時間の余裕があるので下道通勤の燃費をはかってみるつもり。
 燃料補給:5.46リットル、オドメーター:4,781km、トリップメーター:133.0km、燃費:リッターあたり約24.36km。通勤だけだとリッターあたり24~25kmか。
 下道で帰宅。夜遅くだったので渋滞に巻き込まれず、1時間かからなかった。昼間もこれぐらい空いていると助かるが。ただ、首都高と違ってスピードの取締りに注意しなければいけないのと、事故の危険性も格段に高い。
 
●2013年3月12日
 下道出勤。8時30分出と一般的な出勤タイムよりは若干遅いので目立った渋滞無し。通勤バトルに参加できないのは若干寂しいですが…スムーズに走れてありがたいことです。横浜の旭区から東京は品川区勝島まで、16号旧道→国道1号(第二京浜)→環七→海岸通り経由でほぼ1時間で到着。思ったよりも早かった。渋滞に巻き込まれていないので燃費も良さそう。グリップヒーターをまだ使用。
 後続車に追いつかれると、何故かいろんな“芸”を見せてくれる人が多いのでしょう。「ボクちゃん上手いから片手で」と手放し運転。腿に手を置いたり、タンクをなでなでしてたり。はいはい余裕ですね。でも邪魔なんです。無意味な芸見せてくれてないでさっさと走りましょうね。今日は両足をブラんブラんさせながら走ってるスクーターオジさんに遭遇。何か楽しいことがあったのでしょうか。ほほえましくもありましたが。これが片足をピッといつまでも伸ばしている(それなのに地面をこすらないのが不思議です)のを見ると、そんなに怖いならスピード出さなければいいのに、など余計な心配をしてしまいます。タバコ吸いながらのオヤジは勘弁。副流煙もさることながら、後ろにつくと赤いままの灰が飛んできて迷惑です。
 ミスター・バイクBG誌の「月間全日本販売台数TOP10!」によれば、2012年12月までのCRF250Lの出荷台数累計は2,983台となったそうな(5月の発売開始ですから実質8ヵ月トータルで、です)。250クラスではCBR250R、PCX150、Ninja250Rに続く4番目の台数に。人気車ですね。
 燃料補給:2.31リットル、オドメーター:4,844km、トリップメーター:63.6km、燃費:リッターあたり27.53km。やはり渋滞のない時間帯だったので下道通勤の方が燃費が良くなる。当たり前でしょうか。ツーリングに出ればさらにエンジンを回す度合いが少なくなる? のでリッターあたり30kmぐらいは行けそう。楽しみ。
 翌日は取材で早出なので下道通勤は終了。
 だいぶ暖かくなってきたが、風が強い。車線の半分くらい吹き飛ばされる感じ。こういうときは重量級のツアラーとは違いますね。
 
●2013年3月13日
 都内の某所で開かれた某外車メーカーさんの発表会へ。バイクで直行しようと思ったが、念のためと二輪の駐車場の有無を確認していたスタッフが、「『二輪の駐車場はありません!』ですって、『周辺の駐車場も分かりません』とのことでした」と。施設の受付さんに木で鼻を括ったように言い放たれてしまったらしい。二輪関連企業の発表会をやるのだから、せめてその時だけでも四輪用駐車スペース(当然あります)を一部転用して、停められるようにするのが真のサービスというものだと思うのですが。オリンピックなどに金かけないで二輪の駐車場をなんとかせい。軽自動車税払っている意味がない。
 首都高速神奈川線上りが空港西をアタマに渋滞10km。こんな時は軽量級のありがたさがひしひしと。ただひとつ、ハンドルの幅があと5cm短ければロードモデルにおいて行かれることはないのですが。ま、さっさと道を譲るのが賢明。ちなみにCRF250Lのハンドル幅=全幅は815mmあります。XR250が805mm、XR250・Motardが790mmだったので、もうちょっと詰めても大丈夫のような気がしますが、いかがなもんでしょう開発テストの皆さん。ちなみにカタログをひっくり返していたらXR BAJAは820mmもあったのを発見。ちゃんとオフ走ること重視してたのですね。XLディグリーもCRF250Lとまったく同じ815mmで、いつかハンドルを詰めて…と思いつつとうとう実現できませんでした。同じ250シングルでも、CBR250Rは全幅720mmしかないんですね。10cmも違ったら勝負になりませんわな。
 
●2013年3月14日
 雨、そして取材直行なので車。15日も所用で車。
 
●2013年3月17日
 夜、雨の予報で車出勤。
 
●2013年3月18日
 暖かい、というより暑い! バイクが気持ちいい季節がやってきました。といってもまだ花粉のシーズン真最中なのでいまいち気分は重いのですが。
 
●2013年3月19日
 燃料補給:5.09リットル、オドメーター:4,972km、トリップメーター:127.4km、燃費:リッターあたり25.03km。風が強い日が多かったので走りを抑えたことが若干の燃費向上につながったのでしょうか。下道通勤以外では一番いい燃費を記録。エンジンの回し方次第で差が出ますね。
 
●2013年3月20日
 珍しくクリーナー&ワックスのスプレーで掃除したら夜半から雨。雨が上がるのを待って帰宅。やれやれ。基本的に定期的な洗車はしません。雨の日に乗って汚れてしまったとか、最近まったくキレイにしてやってないな~、と気になった時ぐらい。いま乗っているクルマなんか2年ぐらい洗車してない。それでも雨が降ってくれればホコリが落ちてちょっと見には何とかなってる。ダークブルーマイカメタリックというカラーが汚れが目立たない色なのかも知れないが。
 
●2013年3月21日
 久々にグリップヒーターのスイッチを入れた。実際には外気温で5℃くらいはあったのだろうが、暖かさに慣れてしまった身体には寒いと感じる朝だった。
 燃料補給:5.00リットル、オドメーター:5,101km、トリップメーター:129.6km、燃費:リッターあたり25.92km。
 
●2013年3月22日
 東京モーターサイクルショー取材のため車出勤。早朝出、朝帰り。
 
●2013年3月25日
 雨、車出勤。
 
●2013年3月26日
 サクラが満開だというのに、グリップヒーターを使ってしまった。なんでしょうねこの冷え込みは。そのグリップヒーターですが、最大電力消費量は28Wと、ほぼウインカーと同等レベルの少ない電力で発熱しているそうです。まあ、それでも元もと小さいバイクのバッテリー、けっこう負担になっているのは事実でしょう。アイドル状態とエンジンを空ふかしした状態では、ライトの明るさが変わることでそれなりの負荷がかかっていることが分かる。ただ、ホンダのグリップヒーターには、バッテリー電圧監視システムが装着されているので安心。使用中はバッテリーの状態を監視、規定値よりもバッテリー電圧が低下した場合は、グリップヒーター側への電力供給をストップする仕組みになっている。ちなみにこのバッテリー電圧監視システム、従来はコントロールスイッチ部と一緒にされていたのだが、スポーツグリップヒーターでは、ハーネスの途中に移動、車体内側に納めるように変更している。そのおかげでコントロールスイッチ部は存在を意識さないコンパクトサイズが可能となり、グリップとほぼ一体化することが出来たという。グリップサイズもノーマルのφ31.0mmに対してφ31.6mmとほとんど違いを意識させない太さだ。ちなみにバッテリーはYTX7L-BS(12V-6.0Ah:10HR)を搭載。
 
●2013年3月27日
 雨、車出勤。
 
●2013年3月28日
 まだ肌寒い。グリップヒーターを3段階の最小にして利用する。ほんのりと、の暖かさが心地良し。前々からちょっと気になっているのが暖気時のエンジン音。ローラーロッカーアーム音!? 全体的に暖気時の音はXLディグリーの時より大きいような気がする。
 燃料補給:5.02リットル、オドメーター:5,228km、トリップメーター:127.1km、燃費:リッターあたり25.32km。どうやら首都高速通勤2往復の燃費はリッターあたり25kmプラスコンマいくつの数値ということに。混み具合、気象条件等で若干の変動がある程度。
 
●2013年3月29日
 やっとグリップヒーターを使おうか、などと思わない暖かさになった。
 燃料補給:2.53リットル、オドメーター:5,294km、トリップメーター:66.0km、燃費:リッターあたり26.08km。
 
●2013年4月1日
 土曜日はお花見スポット巡りで、海軍道路、若葉台、万騎が原に行ってきた。あとは三ツ池公園、弘明寺などが我が家の守備範囲。すんませんローカル(横浜)な話題で。渋滞でもバイクならなんとかなるのがいいですね。ただ寒かったです、この週末は。冬に逆戻りか、という感じでまたまたグリップヒーターの恩恵にあずかってしまった。
 朝の出勤時も迷わずグリップヒーター。使わなくてももちろん問題ないが、もうやみつきですね、一度慣れると。
 燃料補給:4.29リットル、オドメーター:5,404km、トリップメーター:109.1km、燃費:リッターあたり25.43km。

もう夏直前というのに季節外れな桜の写真です。海軍道路にて。真ん中は三ツ池公園の桜、関山。

 
●2013年4月2日
 雨。
 
●2013年4月3日
 また雨。
 
●2013年4月4日
 暖かい! 久々にグリップヒーターの存在を忘れさせてくれる陽気に。横羽線の三沢から羽田まで珍しい某メガリの250が先導してくれた。高速でのすり抜けは超ノロノロの完全渋滞時以外は基本的にしないので混み始めると離されるが、車線変更で車を抜ける程度に空くと追いついてしまう、の繰り返し。羽田でトラブッたのか大きく減速していたが大丈夫だったろうか。暖かくなってきた証拠だねぇ。エンジンのアタリが出たのかなんだか気持ち良く回るようになってきた気がする。
 
●2013年4月5日
 暖かく気持ちがいい! 快適に通勤。
 燃料補給:5.33リットル、オドメーター:5,535km、トリップメーター:131.6km、燃費:リッターあたり24.69km。首都高通勤だけだとやはりリッター24km台になってしまう時もあります。
 
●2013年4月8日
 土、日と大荒れの天気でしたね。凄かった。その影響で見事に晴れ渡った月曜日。気持ちがいい。
 
●2013年4月9日
「今日もいい日だ頑張ろう」って感じの天気。CRF250Lも快調。
 燃料補給:5.22リットル、オドメーター:5,663km、トリップメーター:127.4km、燃費:リッターあたり24.40km。
 
●2013年4月10日
 昼間は暖かいが、朝晩は冷え込む。左後のウインカーがマウントの所で浮いていた。駐車場の壁に押しつけてしまったか、誰かがあてていったのか。いずれにしてもドライバー一本で簡単に元の位置に戻る。人間にぶつかったりした場合に、ある程度の力で外れるようにした構造か。万一転倒したときも、ポッキリ折れてしまわないのだろう。このウインカー、最近のホンダ車の共用部品かと思ったが、よくよく見るとCBR250Rとも違うし、微妙に各車で違っている。デザインの感じが似ているだけで車種専用のよう。共通でもかまわないのに、と思うのですが。もともとデザインにうるさい人はすぐに変えてしまうんでしょうし。
 
●2013年4月11日
 朝雨、天候不順の予想で車通勤。
 
●2013年4月12日
 朝晩は冷え込む。某社のニューモデル発表会が神宮外苑で開かれたが、バイクの駐車場無し。これが今も都内の現実です。
 燃料補給:5.32リットル、オドメーター:5,790km、トリップメーター:127.4km、燃費:リッターあたり23.94km。
 
●2013年4月15日
 週末は三ツ池公園に遅咲きの桜見に。松月や鬱金、関山などが咲いておりました。例年なら染井吉野が終わっても、もっと多くの桜が時期をずらして咲いていたものですが。
 燃料補給:3.77リットル、オドメーター:5,888km、トリップメーター:97.7km、燃費:リッターあたり25.91km。下道走行が入ると燃費が良くなりますね。
 
●2013年4月16日
 車使用。
 
●2013年4月17日
 暖かい。バイクも多くなってきた。
 燃料補給:5.20リットル、オドメーター:6,019km、トリップメーター:130.9km、燃費:リッターあたり25.17km。
 
●2013年4月18日
 急転寒い一日。試乗撮影に同行。撮影の足として。バイクを使うことは考えてなかったので、燃料がやばいかも。案の定燃料補給マークが点滅し始めてしまった。その時点で150kmちょっと。急遽エコランモードに切り替えて撮影続行。170kmくらいは楽勝でいけるだろうと予測。高速でのガス欠だけは避けたいので下道に。が、その目安と考えていた170kmに近づくもスタンドがない。やっとあったと思ったら何と廃業したばかりみたいで、人がいず、給油装置にもカバーが掛かっていた。めでたく170kmの目安も突破。前日もほとんど下道で走っていたので、リッター26kmくらいはいけるのか。そうなると、7.7リッターだから200kmまで走れる、ということに。でやっと171kmの所でスタンド発見。
 燃料補給:6.42リットル、オドメーター:6,190km、トリップメーター:171.0km、燃費:リッターあたり26.63km。
 なかなか良い燃費を記録。このまま計算すると、205km!まで走れたことになる。リッター25kmでも192.5km。心臓には良くないが、燃料補給マークが点滅し始めても40kmは安心してスタンドを探せる余裕があるってことですね。最近は設備規制の強化で廃業するガソリンスタンドが激増しているので注意しないと。夜間営業のスタンドも大幅に減ってきているので、航続距離の短い車種には厳しいご時世となりました。
 
●2013年4月19日
 相変わらず寒い朝。CRF250Lは快調。昼間、スズキの広報車GSR750を返却のため小一時間乗る。そして、週明けにかけてミスター・バイクBG編集部が、CRF205Lを撮影隊の足として使いたいというので、FZ1 FAZERで帰宅。2台のスーパー・ストリートファイターを街中で乗る機会を得た。
 
●2013年4月22日
 しっかし最新のストリートファイター、通勤快速から一気に新幹線に乗り換えたようなもの! 首都高速のような所だけ走ること考えたらもう超快適。走ることがどんどん楽しくなる。当たり前ですわな。でも冷静になって考えると、通勤快速としては、やはりちょっと無理があるか。ローカルの駅に行くのに新幹線は使えない道理。下道での取り回しやコンビニまでちょっとなどという使い方考えると「ん~」だし、ウチの通勤快速車は地震に備えている面もあるから、やはりオフ車タイプに利がある。
 まあ、そうは言ってもかつて20年あまり、ずっとCB750FOURを足に使って生活していたこと考えると慣れの問題って気もするが。走りを楽しむことと、生活に活用すること、その度合いの強さが判断の基準でしょうか。で、多くの方がやっているように性格の違う2台を養うってことになるのでしょうな。実はもう一つハードルがあるのです。いかにスリムなストリートファイターとはいえ、我が家の狭い駐車場ではぎりぎりいっぱいでしか入らない。何回か切り返して納めるって感じ。2台使いは無理ですね。CRF250Lは、ハンドルは切れるし、車体もほぼ半分の幅、ハンドル幅をクリアできればどこでも楽勝駐車ですからねぇ。
 それにしても最新のストリートファイターは楽しい。ストレスというものがほとんど感じられない。強いて言えば、やはり設計の新しいGSR750の方がFAZERよりもさらに一段ストレスフリーになった感じ。こんなにスーパーなのに皆さんちゃんと自重して乗ってるんですね。
 
●2013年4月23日
 昨日、CRF250Lがお手伝いを終えて無事に帰ってきました。オフ大好きの濱矢さんの取材の撮影車だったはずなので、どんだけオフ三昧だったのか、ま、知らぬが幸せというモノでしょう。キレイに洗車して、ガソリンも満タンにして戻してくれました。で、2.89リットル給油したそうなので、この分は次回の燃費計測に組み込みます。
 昨日までの“新幹線”の感覚が残っているが、それとはまったく違うCRF250Lの自由自在の扱いやすさを再認識。加速やトップスピードではいとも簡単に、瞬殺で負けてしまうが、街中の使い勝手ならこっちのもの。G2のちょこまか走りにはさすがに太刀打ちできないが、汎用性ではオフ車ベースに敵うもの無しでしょう。

ミスター・バイクBG誌、2013年6月号から。カメラマンのマシンがCRF250Lです。モトクロッサーみたいなジャンプは難しいかもしれないが、こんな本格的なオフ(というより道無き道!?)も走れてしまうみたいです。

●2013年4月24日
 雨。車通勤。
 
●2013年4月25日
 暑からず、寒からず。バイクで走るのが一番楽しい季節が目前。
 燃料補給:5.95+2.89リットル、オドメーター:6,390km、トリップメーター:200.1km、燃費:リッターあたり22.63km。多分これまでの一番大食い記録。どんだけ凄いオフを走ってきたのでしょうか、ははは。
 ちょうどガソリンスタンドの直前で燃料補給の警告灯が点滅を始めた。そこで満タンにしたところ5.95リットル入った。約6リットルとして、点滅を初めるのが残り1.7リットル。特にエコランしなかった場合、リッターあたり25km走れるとして、42.5km。点滅を始めたら40km以内でスタンドを探しましょう。
 
●2013年4月26日
 連休前で車が多い。CRF250LのモタードバージョンといえるCRF250Mが発売された(489,300円)。街中使いのマシンとしては、こちらの方が向いているのだろうが、個人的にオフ車スタイルで小径ホイールというデザインがあまり好きではないので、やはりCRF250Lだ。小径ホイールスタイルが気にならない、いやモタード・スタイルが好きならシート高も855mmと約2cm下がるし、足周りもスポーティーになるのでCRF250Mは、とてもいい選択肢になることだろう。
 燃料補給:2.64リットル、オドメーター:6,455km、トリップメーター:65.0km、燃費:リッターあたり24.62km。
 
●2013年4月29日
 気持ちのいい天気で助かる。連休なのでサンデードライバーさんが多い。“専守防衛運転”を心掛けねば。
 前日の4月28日は“竹下通り状態”の中華街にバイクで行ってきました。石川町近くの二輪車駐車場はガラガラ。穴場ですから教えません…は冗談。延平門(西門)からすぐの吉浜橋駐車場です。ただ、この駐車場、17時で管理人さんがいなくなってしまうので、17時過ぎるようなら17時までの駐車代(1時間100円)を先払いしておきましょう。そうすれば帰りが17時以降になっても、自分でチェーン外して出車OKですって。
 
●2013年4月30日
 燃料補給:5.78リットル、オドメーター:6,606km、トリップメーター:151.4km、燃費:リッターあたり26.19km。
 
●2013年5月1日
 ホンダドリームさんに寄ろうと第三京浜経由で出社。オープンは10時だったみたいですね。世田谷、大田とも開いてなかった。先週は水曜日に行ってしまうし、事前に調べないと(後日談。ならば、と翌日は10時に大田へ行きました。で、オープンは10時30分からと書いてあり、あ~あ、またやってしまった、と近所で時間調整、でも10時半に行っても開いてません。で営業時間の案内のそばにあった“連休のお知らせ”の張り紙を見ると、1日から4日までずっとお休みだったんですね。またまた確認もせずに無駄足踏んだお間抜けさんでした)。
 
●2013年5月2日
 寒気の影響とかで天候不順。昨日は雨がやむのを23時半まで待ちましたが、東京はやんでても、横浜は依然しとしと雨。で、この日の朝も雨はあがっておらず車出勤。都内に入るとすぐに綺麗な青空。どうなってるんでしょうね。男心と春の空。
 
●2013年5月3日
 燃料補給:5.66リットル、オドメーター:6,740km、トリップメーター:134.0km、燃費:リッターあたり23.67km。2日わたって第三京浜、環八、二国(国道1号線)経由で出社したら、燃費が落ちました。
 
●2013年5月6日
 やっとフロントのウインカー&ポジションランプのバルブが買えました。2週間ぐらい前から、ウインカーを使うと、その直後にポジションランプが消えてしまう現象が起き始めていた。多分バルブのフィラメントが切れかかっているのだろうと思いつつ…。走行中で振動が多ければウインカーを消した直後に回復するが、停止中などでは数秒つかないままになってたりする。バルブを外して虫眼鏡で見ても切れている箇所は見あたらない。というわけで、バルブを交換してみれば原因も分かるだろうと、ここ数日ホンダドリーム店に立ち寄りで、購入しようと画策してたという次第。やっと買えました。いつもパーツを買ってくだけの儲からない客ですんません。バルブは、ウェッジ球ではなく、昔ながらの12V21/5Wのダブル球。部品代672円也でした。○○部品さんや○○かんさんなどだと、もうちょっと安く手に入るようです。で、交換。症状がまったく出なくなったので、やはりフィラメントが切れかかっていたのでしょう。再度念入りにフィラメントをチェックしてもどこも切れてるようには見えませんでしたが。ま、結果オーライということで。
 
●2013年5月7日
 燃料補給:5.33リットル、オドメーター:6,874km、トリップメーター:133.5km、燃費:リッターあたり25.04km。このところエンジンの回転がとてもスムーズになった感じが。新車じゃないので“慣らし”が終わったってワケじゃないが、2,500km程度乗り込んだことでライダーの回し方に馴染んでくれたのか。トップスピードもプラス5kmくらいはストレスなしに回せるようになってきている。ただ調子に乗って回しているとエンジン壊したりするので自重自重。
 
●2013年5月8日
 朝晩まだ寒い。日中は半袖の人もちらほら見かけるというのに。昨日の帰宅はおもわずグリップヒーターを使ってしまった。
 
●2013年5月9日
 燃料補給:5.19リットル、オドメーター:7,002km、トリップメーター:127.7km、燃費:リッターあたり24.60km。
 

●2013年5月10日
 朝から夏のよう。暖かいためか“芸”を見せてくれるライダーが増えましたね。寒いウチは貧乏揺すりくらいなもんだったけど。いつの時代も変わらずの定番は「ボクちゃん上手いでしょ」の片手運転。すり抜け中もわざわざ方手を離して我慢してるのは、いかにも、でちょっとイタくないですか。まあ、タバコを手にしてるよりは、よほど実害がないので、勝手にやってて下さい、なのですが。でも遅くて邪魔なのは勘弁ですよね。
 燃料補給:5.05リットル、オドメーター:7,142km、トリップメーター:140.3km、燃費:リッターあたり27.78km。通勤1回と、慣れないテリトリー外の下道を“安全速度”で走ったら燃費が一気に良くなりました。
 
●2013年5月13日
 雲行きが怪しかったが天気予報を信じてバイク出勤。ポツっとは降られたがそれ以上にはならず。梅雨のハシリのような天気。XLディグリーに乗ってるバイク便さんに会う。なぜだか嬉しいもんですね。自分が乗っていたのと同じ前期型のラストモデルのXL250Pで、色も同じロスホワイト×ディオニサスブルー。回しすぎに注意してご活躍下さい。
 
●2013年5月14日
 暑い! 冬の寒さだったり、いきなり夏になってしまったり、コロコロと変わる天気ですね。1日の中でも温度差が10度以上あったり、身体が追いつきません。
 燃料補給:5.09リットル、オドメーター:7,274km、トリップメーター:131.9km、燃費:リッターあたり25.91km。
 
●2013年5月15日
 早朝、山(?)に入る前に不安だったので東名足柄サービスエリアで満タンに。
燃料補給:3.87リットル、オドメーター:7,378km、トリップメーター:103.7km、燃費:リッターあたり26.79km。
 富士吉田で行われたホンダさんの試乗会(CBR400RとCB400F)取材の帰り道、ちょっと足を伸ばして本栖湖へ。4、5年来なかっただけでなんだかいろいろと変わってる。いつか散策しようと思っている竜ヶ岳(1,485m)にはそれらしいハイキング道まで整備されていた。ここから南西の雨ヶ岳(1,771m)、毛無山(1,964m)などを経由して栃代川の山神社方面や、さらに湯之奥の裏へ回るルートがある。今回は時間がないので深入りはしませんでしたが、ハイキング道からちょっと逸れれば、そこには昔と変わりない山の姿が。
 ホンダさんの試乗会には、ミスター・バイクBG誌でおなじみノアくんがAX-1で来ていた。元XLディグリー乗りとしては綺麗なAX-1が見られるのは嬉しい。で、わざわざAX-1に触れたのは理由が。本栖湖からの帰り道、「元来た道を戻るのはつまらない」と、139号線の旧道をさらに南に下って、田貫湖、白糸の滝、そして県道72号線で469号線につないで、グルッと富士の南を回って御殿場へ向かったのだが、その途中、富士宮道路と交差するあたりでブルーのAX-1ライダーに会った。もちろんノアくんじゃない。フォークブーツが黄色くなかったので最終型のラピスブルーメタリックでしょう。で、さらにさらに、です。246号線で山北から厚木へ抜ける途中、秦野中井あたりでまたまたブルーのAX-1に。今度も最終型だったような。すでに薄暗くなっていたのでしかとは分かりませんでしたが、AX-1なのは確か。夕方会った方とはもちろん違うライダーです。何年かに1度見るか、というような車種なのに1日に3台も見てしまうなんて。不思議ですね。
 燃料補給:4.99リットル、オドメーター:7,549km、トリップメーター:171.1km、燃費:リッターあたり34.28km。足柄で満タン後、すぐに御殿場で東名を降りて、138号線、東富士道路、139号線、469号線とグルッと富士の周りをめぐって、246号線の秦野で満タンにした時の燃費がこれです。普通に景色を眺めたり、クルマと一緒にとろとろ走ったり、というツーリングパターンではこんなに燃費が伸びるんですね。めでたしめでたし。

時間があったので本栖湖まで足を伸ばしました。樹海、本栖湖、竜ヶ岳(写真上段右)から雨ヶ岳、そしてさらに回り込んで西に身延へと続くこのあたり一帯は要チェックポイントですね。武田氏の…。

 
●2013年5月16日
 夕方から雨予報なので車。
 
●2013年5月17日
 雨の翌朝、そして五月晴れ(本来は旧暦で梅雨の合間の晴れを言うんですってね)で気持ちのいいこと。ちょっと肌寒さが残っているのもいい。絶好のバイク日和り。
 燃料補給:5.53リットル、オドメーター:7,694km、トリップメーター:316.0km(前回給油時ゼロ戻し忘れ)実質144.9km、燃費:リッターあたり26.20km。246号線の秦野で満タン後、狩り場から勝島までの首都高走行、そして通勤1回の燃費。ツーリングパターンではなくなるとこのくらいの数値に。
 
●2013年5月18日
 雨の予報で車通勤。
 
●2013年5月20日
 朝になっても雨。走り梅雨なんでしょうね。車通勤。
 
●2013年5月21日
 明け方まで雨。その後晴れて蒸し暑くなる。
 燃料補給:3.83リットル、オドメーター:7,801km、トリップメーター:107.2km、燃費:リッターあたり27.98km。走り慣れてる通勤路とはまた違うイチゲンさんの下道が入るとこのくらいの数値に。
 
●2013年5月22日
 気持ちの良い天気。気温もぐんぐんと上がって夏目前の暑さに。この時期一番ウエアの選択が難しい。日中はほぼ夏だが、早朝や夜中はまだちょっと寒い。ホンダさんの125ニューモデル発表会に青山まで。もちろんバイク。駐車場の心配をしなくていいというのは実に気分良し。
 燃料補給:3.66リットル、オドメーター:7,895km、トリップメーター:94.3km、燃費:リッターあたり25.76km。この記事でCRF250Lの燃費を判断しようとしている方がいたらちょっと補足説明を。基本の通勤パターンは首都高速を使わせてもらってます。なので通勤区間の燃費は、多分これより落ちることはあまり考えられないんじゃないかな、の燃費と考えてください。普通に下道通勤をすればリッター30km近辺の値に落ち着くはずです。回してると25kmくらいまで落ち込み、たらたら走ると一気に35km越えも、といったところでしょうか。そこんところ蛇足ながら。やはり半月ぐらいは下道通勤での燃費も測らないとまずいか…。ついつい時間がもったいなくてね。
 
●2013年5月23日
 良い天気。CRF250L快調。乗り手も快調。
 
●2013年5月24日
 本日もプレ夏日。
 燃料補給:5.30リットル、オドメーター:8,031km、トリップメーター:135.3km、燃費:リッターあたり25.52km。

(テストはまだまだ続きます。次回は夏の終わり頃にご報告予定) 
※今回のテスト結果報告期間:2月5日~5月24日、走行距離:3,900km、平均燃費:25.46km
 
◎主な追加装備品

○グリップヒーター
Honda スポーツ・グリップヒーター
■価格:22,050円
◇雨天時や寒冷時の走行を快適にする従来のグリップヒーターの特長に加え、グリップ、スイッチの操作性およびスタイリングを大幅に向上させた新型グリップヒーターです。
◇スロットルパイプと内部のヒーターの一体化により、グリップ部分を車両標準装着グリップ同等にまで小径化し、統一感のあるスタイリングを実現。
◇スイッチのON/OFFや3段階の温度調整を左グリップに内蔵したグリップ一体型コントロールボタン&インジケーターのみで行うシンプルな構造とすることで、より操作性を高めながら、一体感のあるスタイリングを実現。
◇ブレーキ、クラッチ操作を行い、走行時特に冷えやすい指先部を重点的に暖める最適ヒーター配置とすることで、従来品同等の消費電流でありながらより暖かい体感フィーリングを実現。
・取扱店:Honda二輪車正規取扱店
・別途必要費用:取付費用
・別途必要取付パーツ:スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント(08T70-KZZ-920)10,185円。
・装着価格:32,235円
○ETC
Honda 二輪ETC車載器キット:アンテナ一体タイプ
■価格:29,400円
■取付アタッチメント同梱。(車載器本体、アンテナ、表示器、ハーネス)
◇ETC本体・アンテナ・表示器を一体としたETC車載器キット。
◇耐水設計で、雨に濡れても大丈夫。
◇専用の取付アタッチメントを使用しているので、安心・確実な取り付けが可能。
・取扱店:Honda二輪車ETC車載器セットアップ店。
・別途必要費用:取付費用とセットアップ費用が必要。
・その他:決済用のETCカードが必要。Honda二輪車ETC車載器セットアップ店のみでの取り扱い。
○リアキャリア
KIJIMA CRF250L用リアキャリア(スチール)
■価格:13,650円
◇荷台サイズ:縦250mm×横270mm
◇最大積載量:5kg
問い合わせ ホンダモーターサイクルジャパンお客様窓口 TEL03-5993-8667


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