先日、アパートのすぐ近くを走る青梅街道で、俳優の「萩原流行」さんがバイクの事故で亡くなってしまいました。
別にファンでもないのですが、事故で亡くなるというのは同じバイク乗りとして、やっぱり辛いものがあります。
短期間に何度も事故のニュースが伝えられていたので、何か精神的なものがあるんだろうな、とは思っていたのですが、鬱病の薬を服用されていたとのこと。これが直接の原因かどうかはわからないのですが、何らかの影響はあったのでしょうね。心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
実はワタシも高校の時に一度だけ事故を起こしたことがあります。たいしたケガもなく打撲程度で済んだのですが、そのときけっこうヒザを強く打っていて、今も時々ズキッとした痛みを感じることがあるのですが、普段は何ともなく生活出来るんですよね。
ところが昨年秋、なぜか両足のヒザに突然ものすごい痛みが来たのです。まともに階段を上り下りできなくなり、普通に歩くのも大変どころか、バイクに乗ろうとヒザを上げるだけで激痛が走るのですよ。
でも、病院でレントゲンを撮っても何もないらしく、しばらく様子みましょうと言われただけでした。しょうがないのでCMでおなじみの薬を飲み、シップ薬を貼ったりしてたら、最近どうにかまともに歩けるようになってきました。いったい何だったのでしょうかね?
お休みの日、久しぶりにどっか行こうかとツーリングマップ見てたら、「子の権現」様があった、と思い出しました。正確には「大鱗山雲洞院天龍寺」といいまして、埼玉県は飯能市名栗にあるお寺なんです。実はココ昔から足のケガや病気に大変ご利益のあるところとして有名なんですよ。
まずは青梅街道を西へと向かいます。米軍横田基地近くの箱根ヶ崎交差点を右折し国道16号に入り北上して、入間から国道299号へ。そして西武鉄道飯能駅を越えて県道70号を名栗方面へ。途中で右折し県道350号に入ると道がどんどん狭くなってきます。杉林の中を抜け、急な山道を必死に登ったらようやく到着しました。
子供達がたくさん騒いでいます。どうやら遠足にきた小学生みたいです。駐車場にバイクを駐め、本堂に向かいます。門をくぐると二対の仁王様が睨んでいます。狭い境内には美しい山桜が咲いていました。
賽銭箱の前にはたくさんの草履や下駄が奉納してあります。足のケガや病気に苦しむ人が納められたのでしょうか。ワタシも100円を納め手を合わせ、少しでも早く全快するようにお願いしたのでした。
ちなみにこのお寺は、特定の檀家さんはいなくて、すべて善意のお布施で成り立っているのだそうですよ、ワタシ、たったの100円しか出さずにスミマセンです。