DAEG25の質問 Part2 DAEGデザイン編

Q9 「デザイン面での特徴は?」

優先したのは「カワサキ伝統のDNA」と「確実な進化」をシルエット、フォルムに封入すること。同時にZRXらしさを意識し、伝統、カワサキ、ZRXをキーワードとしました。

Q10 「ビキニカウルにも変化が?」

ビキニカウルはZRXのアイディンティティでもあります。エッジを効かせたシャープさを感じて頂けると思います。ビキニカウルの内側にインナーカウルを新設することで、コクピット回りの質感も上げています。

  • 本体、アンテナ等が収まるようETCの取付けも考慮した(要専用取付キット)ニューデザインのビキニカウル。だが、スクリーン取付穴は旧型と共通で、ZRX1200Rのカスタムパーツ用スクリーンも装着できる芸の細かさも。

Q11 「リア回りの印象も大きく変化したようだが?」

テールカウルはZRX1200Rよりも厚みを抑え、軽快かつスポーティな形としました。路面に水平に近いシルエットとしたのは、跳ね上げすぎないようにという配慮からです。

  • 荷掛フックは、荷物の積載時でもカウルを傷つけない新設計のスライド収納方式を採用している。

Q12 「エンジンのカバー類の変化は?」

進化を感じさせる新しいデザインとしました。クラッチカバーにはKawasakiの凹文字を入れるなど、さりげなく伝統の手法を用いています。

Q13 「登場時に定番のライムグリーンが設定されなかったが?」

ZRX1200DAEGはZRX1200Rの後継でありながら、デザインも変わり新しいモデルであることを明確にしたかったのです。また、ローソンレプリカのイメージよりも「ZRX」であることを大切にするため、発売当初からの設定は見送りました。

2009年登場した時は、初代ZRX1100を思わせるソリッドカラーのキャンディーミスティックブルーとメタリックインペリアルレッドに、ゴールドラインの入ったパールメテオグレー×メタリックスパークブラックの3色だった。

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