(2011.1.6更新しました)
- 礼田 計
読者の皆様、あけましておめでとうございます。
犬儒家の礼田としては今年の抱負とかは特にありません。
おまたせしました。では、さっそく前回の続きを!
* * * * * *
今回も資料を参照しつつ残りのM社撤退品、定置式レーダー、車載式レーダー、通称Hシステムオービスについてレポートする。
●RS−720CR(写真1)
アンテナはスロットアレイ式でM社が唯一定置式で手がけたもの。
●RS−720DR(写真2)
ここでなぜか再びパラボラアンテナを採用した。
この辺りから俗称ステルスレーダー機能(クルマが接近するまで電磁シャッターを閉じておき、クルマが計測射程内に入ると電磁シャッターを一時的に開放し測定する、よってレーダー探知機の威力を半減させる)が搭載された(写真はメーカーカタログ等から)。
新しい試みとして測定方法にパッチアレイ方式を採用している。
これもスロットアレイ方式を採用している、走りながらでも測定可能らしいが殆どが路肩にPCを止めての取締りが行われる。本体の下に角度計がある。
その測定機の外形はメーカーの人が言っている位、ちょんまげそのもの。
リャンメンにアンテナを装備している速度測定レーダー史上唯一の優れもの。パッチアレイアンテナを採用している。
レーダーのビームパターンは前後同じであるが、噂では後ろのアンテナでは走行中は計らないとメーカーは言っているらしい。
●RS2000(写真10)
M社が平成4年ころ開発した機種で、平面パラボラアンテナ採用の通称Hシステム。
左ストロボ、アンテナ、カメラの順に並ぶ。フィルムではなく記念写真撮影後は回線によりリャンメンの記憶媒体にその写真が焼き付けられるそうだ。
フィルム切れはないですよ!
●RS2000B(写真11)
RS2000と大した差はないが、一般的にアンテナとカメラの間に平たい機械がある。
これはクルマの接近を感知するセンサーでどうやらエコしているらしい。
M社様へ
M社撤退品をご紹介させて戴きましたが、マニアの礼田としては本当に寂しい限りです。
その形状から測定の仕方まで様々な試みを行ってくれたM社さん、すばらしいです。
M社の測定器は礼田の青春、いや一生であります。
M社の社長様このマニアの号泣が、声がお耳に届いているでしょうか?
最後に裁判所、メーカー証人の某様、御自愛下さい。
また裁判所の法廷でお会いできる日を心待ちにいたしております。
マニアを楽しませて戴き有り難うございました。
本当にM社さんご苦労様でした。
M社に礼田がいないのが残念です。
いつの日か復帰の日をお待ちいたしております。
それまで、さようならm(_ _)m
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