濱矢文夫
■濱矢文夫
昭和42年生まれの蠍座。16歳からずっぽりバイクの日々。27歳の時にミスター・バイクを編集している東京エディターズに出入りしはじめ、 いつの間にやらフリーライター&テスターに。今までの愛車は、CB50JX-1、RZ50、ポエット、RG250Γ、RZ250R、RZ125、GB250、GB400TT-MKⅡ、 ズーク、GSX1100/750S、GSX-R750などのオンロードモデル。40歳になった時、「このままじゃ、オフ車に乗らないまま生涯を終えるかも」と 思った途端スイッチが入り、中古のXR250R(ME06)を購入しオフロードの世界へ。 最近になってCRF250Xも手に入れエンデューロレースにも出場している(成績はぱっとしないけど)。 スカウターで計ったオフロード戦闘能力はヤムチャ級。
アッキー加藤
■アッキー加藤
昭和42年生まれの双子座。22歳の時にバンドマン目ざし、浜田省吾の歌のように単身 名古屋からベースギターをかかえて上京するも、すでに時代はイカ天ブームが去った後。音楽ではメシが食えず、 ただパソコンが使えるという理由だけで文章書きにさせられ現在に至る。 また「文章が書けるんだったら台本も書けるだろ!」という無茶苦茶な理由で、一時期は衛星放送の番組で構成作家、 後に無理矢理ディレクターをやらせれらたことも。何でもやらなきゃ食っていけないのさっ!  二輪系ライターとしてはHARLEY-DAVIDSONを得意としている。ハーレーに関するその豊富な知識はかなりのもの。 スカウターで計ったオフロード戦闘能力はブルマ級。

相棒はもちろん今回もセロー

 ふたりの相棒はセロー250。今年、誕生から25周年目を迎えた、誰もが知っているトレールバイクの雄。 低速から粘るエンジンと、足つきが良くコントロールしやすい車体は、初心者だけでなくベテランまで多くのライダーに愛されている。 この林道旅にはもってこいの選択だ。

  向かったのは埼玉県秩父地方の西の端。まだ多くの自然が残っている。東京からそれほど遠くないところに、こういう場所があること自体とても嬉しく、 ありがたい。

 旧大滝村(現在は秩父市)の標高1080mの御岳山をかすめる林道・御岳山線からふたりの珍道中はスタートした。


 私、濱矢はオフロード経験が豊か(アッキーより)なので、装備もちゃんとそれ用のもの。オフロードブーツに、ブーツアウトタイプのオフロードパンツ。ヘルメットもグローブもオフロード向け。まあいわゆるバッチリってヤツだ。

 アッキーは前回の林道と同じ、ハーレー野郎らしく年季の入った革ジャンにジーンズ、ワークブーツというナメた格好。端から見ると、とても仲間と思えないふたりのコントラスト。


  私のザックの中には、空気入れ、タイヤレバー、予備チューブなどパンクに対応できる装備とある程度の工具、簡単な食料や水などが入っている。


 アッキーのザックの中には─────はて?何が入っているんだろう。木彫りのクマとか、焼き肉のタレとか無駄なものが入っていそうだから、恐ろしくて聞けない……。

こちらで動画が見られない方は、YOUTUBEのサイトで直接ご覧ください。

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