VT400S YAMAMOTO 2 Midashi2

川、紅葉、そしてアルプス──。多くのアマチュア・カメラマンがシャッターを切る。
川、紅葉、そしてアルプス──。多くのアマチュア・カメラマンがシャッターを切る。

国道に出て、JR大糸線と並走して白馬駅に向かう。

沿道には、秋の美しい景色をカメラに収めようとする中高年を、いたるところに見ることができる。最近の中高年にはハイキングがブームだと聞いていたが、写真もブームなのではないのだろうか?

本格的に三脚にカメラを据えて撮影している人たちもたくさんいる。どんな景色を撮っているのか興味がわいてくる。そこで、そんな人たちが集まっている近くでバイクを止めて見た。

レイチェルと共に近くに寄ってみると、中高年カメラマンの被写体は川、紅葉、北アルプスが実に素晴らしい構図に配置されていた。すぐさま、私もレイチェルもポケットから携帯電話を取り出し、シャッターを押した。結構、きれいに撮ることができた。携帯カメラも捨てたもんじゃないと思った。

辺りを見回すと、川に沿って道が走っている。直線で走りやすそうな道で、景色もよさそうだ。バイクが大好きなレイチェルは、昨日からVTちゃんを運転したくてうずうずしていたので声をかけてみた。

「レイチェル! VTを運転しますか?」

「します! します!」

二つ返事である。

レイチェルがVT400Sに乗る。時々ツーリングにも行く、という安達”レイチェル”麗ちゃんなのだ。ちなみに、今月末には『レイチェル旅日和──房総半島一人旅』をアップします。乞うご期待! 動画もいっぱいあるよ。
レイチェルがVT400Sに乗る。時々ツーリングにも行く、という安達”レイチェル”麗ちゃんなのだ。ちなみに、今月末には『レイチェル旅日和──房総半島一人旅』をアップします。乞うご期待! 動画もいっぱいあるよ。
山本先生、あんまり気持ちがいいから、叫ぶ!の図。
山本先生、あんまり気持ちがいいから、叫ぶ!の図。

早速、レイチェルはハンドルを握りアクセルを吹かしている。

「運転気をつけてね!」

「あれ? 先生! 後ろに乗らないんですか?」

「遠慮しときまーす! 行ってらっしゃーい! 」

黒のVTとダウンジャケットがバッチリコーディネートされてるレイチェルは、スムーズに発進して走りだした。

後ろ姿が映画のワンシーンみたいでかっこいいぞ! レイチェル!

でも、私も背景に映り込んでいたとしたら彼女に捨てられた男……てなところですか……。

川岸でひとり白馬の景色を満喫していると、ドライビングを楽しんだレイチェルが戻ってきた。

最後にUターンを上手に決めるレイチェルは、なかなかのテクニックの持ち主だ。今度は、二台でツーリングするのもいいなぁ~。

あとで、祥ちゃんに提案しておこう!

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