2018年5月24日

DVD“バイク・ヒーロー”シリーズ第4弾ウェイン・レイニー、手作りバイクをめぐる物語などなど新刊情報

「BIKE HERO ウェイン・レイニー」

1980年代から1990年代にかけて活躍した世界のトップライダーに焦点をあてる“バイク・ヒーロー”シリーズ。その日本版・第4弾として、緻密なライディングで世界グランプリを走り抜けたウェイン・レイニー編がリリースされた。レイニーは1984年、前年に引退したケニー・ロバーツのヤマハGP250ccチームに加わり世界デビューを果たすも、“押し掛けスタート”に手こずり予選順位を台無しにしてしまうレースも。故郷AMAスーパーバイクにカムバック、チャンピオン獲得後、1988年より再び戦いの場を世界に移し、チーム・ロバーツのヤマハ500ccライダーとしてエディ・ローソン、 そして生涯のライバルであるケビン・シュワンツとの伝説のレースの数々を演じ、ロバーツ以来の3連覇を達成する。 本編は1984年の250ccクラスデビューから1987年のAMAスーパーバイク ホンダ時代、最高峰クラス4連覇を目前にしての悲運の事故まで、偉大なライダーのキャリアを追う。字幕翻訳は「MotoGPはいらんかね?」でお馴染みの西村章氏。 本編60分/リージョン2/カラー/日本語字幕/音声 1.英語/ドルビーデジタル。2,000円(税別)。

ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp

 

 

「Virtual Steering Monkey 手作りバイクが走るまで」
羽田隆志 著

Virtual Steering Monkeyとは1998年にデイトナより限定販売された、ホンダ・モンキーの部品などを使ってユーザー自身が組み立てるキットバイク用フレーム。独自のスタイリングと安定性、剛性感の高いブレーキの感触などが高く評価された。そんな手作りバイクが生まれ、100台を超える台数を出荷、路上を走るまでの実話が自費出版の書籍として登場。「スキーはなぜ曲がることができるのか?」から始まり、実物を見た人に「絶対に走るはずがない」と言わせ、工場の隅で廃材を集めて作り上げた試作品を経て改良を重ねて販売に至るまで、ひとりの男の発想と熱意が周囲の人々を巻き込み実現した小さなバイクをめぐる物語に。バイクのデザイン・構造という専門的な内容にまで踏み込むという、工学初心者必読の一冊。四六判、並製、228ページ。1,200円(税別)。

幻冬舎ルネッサンス新社
https://www.gentosha-book.com/