2018年7月6日

ドゥカティジャパンが「Scrambler 1100 プレスカンファレンス&デビュースペシャル」を開催

 昨年のミラノショーでアンベイルされ注目を集めたドゥカティの「Scrambler 1100」。いよいよ日本での発売開始に先立って、車両解説を兼ねた発表会兼、発売記念パーティともいえるイベント「Scrambler 1100 プレスカンファレンス&デビュースペシャル」が開催された。

 2015年から発売されたドゥカティの新ブランド「Scrambler」は、この3年間で実に4万6千台が販売された。この数字、実にドゥカティ全販売モデルの30%にのぼる大人気ブランドに成長してきているという。

 そんな超人気シリーズに加わるのが、800(シリーズの礎がこの800だ)、400(日本向けともいえるこのモデルは2016年に登場)と展開してきたScramblerシリーズの長兄にあたる1100なのだ。

「経験豊富なライダーの厳しい要求にも応える一方で、スクランブラーの特徴である“走る楽しさ”、“優れたスタイル”、“自由な精神”は、これまで通り完璧に受け継がれています。より排気量の大きなエンジンと充実した装備を誇るScrambler 1100は、スクランブラー本来の持ち味を失うことなく、あらゆる面でアップグレードされています」(ドゥカティジャパン)

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 国内発売されるScrambler 1100は、3タイプ。基本モデルといえるScrambler 1100がメーカー希望小売価格1,584,000円。カラーはスクランブラーのテーマカラーといえる「62イエロー」と「シャイニング・ブラック」の2色。

 ファクトリーカスタムマシンともいえるScrambler 1100 Spesialが1,748,000円。ローポジションのアルミニウ製バーハンドルをはじめスポークホイール、つや消しのアルミニウム製フロント&リアフェンダー、クロームエクゾースト、アルマイト・アルミニウム製サイドカバー、クラシック・ブラウン・シート、つや消しアルミニウム製スイングアーム、そして「カスタム・グレイ」のスペシャルカラー。

 その名もズバリScrambler 1100 Sportは、オーリンズ製φ48mmフロントフォーク、オーリンズ製リアショックアブソーバーが足周りに採用されたモデル。その他、専用シート、ローポジションのアルミニウム製バーハンドル、ブラックペイント・アルミニウム製スイングアーム、そして燃料タンクおよびフェンダーにイエローストライプ、ブラックサイドカバーにもイエローライン入りの「ヴァイパー・ブラック」カラー・モデルだ。メーカー希望小売価格は1,835,000円。

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手前からファクトリーカスタムイメージのScrambler 1100 Special。基本モデルのScrambler 1100。そしてScrambler 1100 Sport。


 
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イタリア本国からスクランブラーのプロダクト・マネージャーのカノーサ・ロッコさん(写真左)たちも急遽駆けつけてくれた。右端はドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム代表取締役社長。


 

■ドゥカティジャパン http://www.ducati.co.jp/