2019年6月20日

新世代の125版モンキー125に新色を追加して発売

 モンキー125/ABS 399,600円/432,000円(7月26日発売)

 2017年7月の「モンキー・50周年スペシャル」の発売を最後に生産が終了したモンキー。まさに半世紀もの間「ご苦労様でした、ありがとうモンキー」。
 モンキーの歴史もこれにて終了、かと思われていた中、2017年の東京モーターショーで新世代のモンキーとして参考出品されたのが、排出ガス規制や騒音規制をクリアできる余裕をもった125版のモンキーだった。
 
 2018年4月に発売開始されたそれは、見た目はモンキーそのもの。しかし、そのサイズはなんと一回りどころか二回りも大きい“ビッグ・モンキー”で、多くのファンが驚いたことだろう。話題の中心は、とにかくそのサイズであったことは間違いない。
 ただ新世代モンキー、サイズを除けば伝統のモンキースタイルを忠実にトレースしている。フロントサスこそ倒立式が奢られているが、前後のスチール製フェンダーやマフラーカバー、燃料タンク、シートなどどこをとってもモンキーなのだ。
 

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モンキー125<ABS>。新世代の“ビッグ・モンキー”に新色を追加。


 
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モンキー125。新色は「パールグリッターリングブルー」。


 

★HONDA ニュースリリースより (2019年6月20日)

「モンキー125」に新色を追加し発売

Hondaは、歴代「モンキー」の特徴である「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの不変的な魅力を踏襲しつつ、楽しさをスケールアップした原付二種(第二種原動機付自転車)※1のレジャーモデル「モンキー125」に新色を追加し、7月26日(金)に発売します。

今回、遊び心を刺激する爽やかな「パールグリッターリングブルー」を新たに追加。継続色の「パールネビュラレッド」と「バナナイエロー」と合わせて、全3色のカラーバリエーションとしています。

モンキー125は、初代モデルの「モンキーZ50M」より連綿と引き継がれているスタイリングを踏襲しつつ、現代の使い勝手に合わせた進化を図り、扱いやすく燃費に優れた空冷・4ストローク・OHC・125cc単気筒エンジンを搭載。また、趣味性が高く、所有感を満たすモデルとして、スチール製のクローム仕上げの前・後フェンダーやマフラーカバーなどを採用。タイヤは12インチのブロックパターンタイプを装着し、個性と力強さを演出。さらに剛性感のあるフロントの倒立フォークやクッション性に優れたシートの採用とあいまって、快適な乗り心地としなやかさを兼ね備えた扱いやすい操作フィールを実現し、幅広い層のお客様に大変好評を得ているモデルです。

※1運転には、普通二輪免許(小型限定も可)か、大型二輪免許のどちらかが必要です

 

●販売計画台数
 (国内・年間) 5,000台
 
●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
 モンキー125 399,600円(消費税抜き本体価格 370,000円)
 モンキー125<ABS> 432,000円(消費税抜き本体価格 400,000円)
 
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

 

★主要諸元

車名型式 2BJ-JB02
モンキー125〈モンキー125<ABS>〉
発売日 2019年7月26日
全長×全幅×全高(m) 1.710×0.755×1,030
軸距(m) 1.155
最低地上高(m)★ 0.160
シート高(m)★ 0.775
車両重量(kg) 105〈107〉
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 1
燃費消費率(km/L)※2 71.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 1名乗車時※3)
67.1(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時※4)★
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m) 1.9
エンジン型式   JB02E
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 124
内径×行程(mm) 52.4×57.9
圧縮比 9.3
最高出力(kW[PS]/rpm) 6.9[9.4]/7,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 11[1.1]/5,250
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式★ セルフ式
点火方式★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑油方式★ 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
燃料タンク容量(L) 5.6
クラッチ形式★ 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式4段リターン
変速比 1速 2.500
2速 1.550
3速 1.150
4速 0.923
減速比1次/2次★ 3.350/2.266
キャスター(度)★ 25°00′
トレール(mm)★ 82
タイヤサイズ 120/80-12 65J
130/80-12 69J
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式(倒立サス)
スイングアーム式
フレーム形式 バックボーン

■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)■製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.
■製造国/タイ ■輸入事業者/本田技研工業株式会社

 ※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
 ※3 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
 ※4 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます