2017年9月6日

スズキ・アドレス110の改善対策(平成29年9月5日届出)

対象車両は型式EBJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車台番号CE47A-100016~CE47A-131715(製作期間:平成 27 年 2 月 24 日~平成 29 年 6 月 23 日)の25,965台、計1型式、計1車種、計25,965台。

不具合の部位(部品名)は「①動力伝達装置(ナット) ②始動装置(イグニッションスイッチ)」。

不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①動力伝達装置において、ベルト駆動用プーリの固定ナットの締付方法とトルク設定が不適切なため、必要な締結力が得られないものがある。そのため、走行中にナットが緩み、異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、駆動力を伝えることができず走行不能に至るおそれがある  ②イグニッションスイッチにおいて、接点板の製造工程が不適切なため、通電時の温度上昇により、はんだフラックスが軟化して接点表面に広がることがある。そのため、そのまま使用を続けるとイグニッションスイッチが接触不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある」というもの。

改善対策の内容は「①全車両、プーリ固定ナットを対策品に交換するとともに、ナットのネジ及び座面にエンジンオイルを塗布した上で、規定トルクを変更して締付ける。また、ベルト駆動用プーリのプレートを新品に交換する ②全車両、イグニッションスイッチを対策品に交換する」という。

改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253