2018年2月8日

“BLUE CORE”エンジン搭載の軽二輪版スクーターNMAX155 ABSがカラーリング変更

NMAX155 ABS 378,000円(3月20日発売)

2015年の1月、インドネシア市場向けとしてデビューしたグローバルスクーター、NMAX125が国内発売開始されたのは2016年3月。“MAXシリーズ”スクーターの一員として開発されたNMAX125は、ヤマハが走りの楽しさと燃費、環境性能の両立を高次元で具現化する“BLUE CORE”思想に基づいた次世代小型エンジンを搭載するモデルだった。

1)高効率燃焼、2)高い冷却性、3)ロス低減、の3点を徹底的に追求するというのが“BLUE CORE”エンジンの開発思想で、2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」へ搭載し、実に2008年の同クラスモデル比で50%の燃費向上を達成したという。今後もこの“BLUE CORE”エンジンを、「走り」と「燃費・環境」という要素ごとにモデルのキャラクターに応じてチューニングし、順次、新興国および先進国に導入する様々なモデルに搭載していく予定で、ヤマハでは、2020年までに年間500万台の生産を目指すとしている。

NMAX125の最大の特徴といえるのがこの“BLUE CORE”エンジンの搭載で、VVA(可変バルブ)機構、冷却性とスペース効率に優れたラジエター、ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなどを主な特徴としている。

車体周りでは優れたねじり剛性を実現した新設計フレームを採用。エンジン懸架もリンク式エンジンマウント方式を採用し、ライダーの操作に対するダイレクト感と、低振動化を両立させている。ホイールは前後13インチ。前後にディスクブレーキを備え、ABSも標準装備とされた。“MAXシリーズ”テイストでデザインされたボディ、ヘッドライト、ストップ&テールランプにはLED、メーターは液晶マルチファンクションディスプレイを採用している。

2017年4月、このNMAXに、兄貴分の“軽二輪版”NMAX155が登場した。高速道路の利用が可能になることで行動の範囲が一気に広がり、走りそのものの楽しさもプラス。基本的に車体はNMAX125と共通なので、街中での取り回しの良さもそのまま。必要な免許の種類の違いと、維持費が若干増えてしまうが、それを考えても余りあるメリットだ。

そのNMAX155 ABSがニューカラー2色を含む3色設定に変更された。弟分の125版は一足先に2月10日発売でカラーリング変更を受けている。
 

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NMAX155 ABS。ニューカラーの「ビビッドパープリッシュブルーカクテル5」(ブルー)。

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NMAX155 ABS。こちらもニューカラー「マットグレーメタリック3」(マットグレー)。継続色は「ホワイトメタリック6」(ホワイト)。


 

★YAMAHA プレスリリースより (2018年2月8日)

マットブラックとゴールドホイールの組み合わせなど高級感をさらに強調
155cm3スクーター「NMAX155 ABS」のカラーリングを変更

ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”を両立させる155cm3“BLUE CORE※”エンジン搭載のスクーター「NMAX155 ABS」のカラーリングを変更し、3月20日より発売します。
「NMAX155 ABS」は、所有感を感じるスタイリングや手軽な車体サイズ、リラックスしたライディングポジションを兼ね備える原付二種スクーター「NMAX ABS」の良さはそのままに、高速道路も走行可能な155cm3エンジンを搭載したモデルです。2018年モデルはニューカラー2色を含む3色設定で、高級感を更に強調したカラーリングとしました。「マットブラック2(マットブラック)」は、マットブラックをベースにゴールドホイールとゴールドエンブレムを採用し、“MAX シリーズ”上位モデルを感じさせる“質感”と“凄み”を表現しています。「ビビッドパープリッシュブルーカクテル5(ブルー)」は、光沢感のあるブルーにより、“高級感”と“遊び心”を演出しています。「ホワイトメタリック6」は継続販売します。
製造は、当社のグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)が行います。
※ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE(ブルーコア)”を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「NMAX155 ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。

<名称>
「NMAX155 ABS」
 
<発売日>
2018年3月20日
 
<メーカー希望小売価格>
378,000円(本体価格350,000円/消費税28,000円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
 
<カラーリング>
・マットブラック2(ニューカラー/マットブラック)
・ビビッドパーリッシュブルーカクテル5(ニューカラー/ブルー)
・ホワイトメタリック6(ホワイト)
 
<販売計画>
3,000台(年間、国内)