WR250R 721,440円(9月12日発売)

★ヤマハ WR250R 車両解説

“オフロード版レプリカ”WR250Rの2017年モデルを発売

2007年のモーターサイクルショーに展示され大反響を得たWR250RとWR250X。そしてオフファンが首を長くして待つこと半年、その年の11月に待望の本格トレールモデルとしてオフロードファンの前に姿を現しているWRシリーズ。特にWR250Rでは「“オフロードでのYZF-R1”を開発コンセプトとした」というほどのアグレッシブさで、発売と同時に人気を集めている。

以来、イヤーモデルとしてカラーリング変更を経てきたのみで、現在もバリバリのオフロードモデルとして君臨しているのはご存じの通り。国内市販オフロードモデル初のアルミ製フレーム、専用に開発された水冷4ストローク単気筒DHOC4バルブ、F.I.採用エンジンなどの特徴は今もって高い戦闘力を誇る。

2011年9月のモデルチェンジもグラフィックの変更が中心で、ブルー系のカラーにはスプラッシュをイメージした躍動感のある新グラフィックとシルバーのマフラーカバーを採用、ブラック系のカラーにはWR250Xで好評のカーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートが採用された。

そして2012年8月のマイナーチェンジでもブルー系のカラー&グラフィックが変更され、2013年モデルのYZシリーズに共通する新グラフィックのエアスクープ、ホワイトリアフェンダーが採用された。

2013年8月の2014年モデルでは、燃料タンク側面のシュラウド部分が新グラフィックとなったのが特徴で、さらに兄弟車のWR250Xでは、フロントフォークエンド部と前後ホイールハブをブラック塗装としている。

2014年9月発売の2015年モデルでは、WR250Xには変更はなく、WR250R単独でのモデルチェンジとなっていた。ディープパープリッシュブルーソリッドE(青)カラーのガソリンタンク側面のシュラウド周りに新グラフィックが採用されたほか、リアフェンダーを車体色と同一にすることによりYZシリーズの2015年モデルとのイメージの連動を図っている。WRのロゴもYZシリーズに共通するがっちり感のあるボールド系の書体を採用し、その下側にはレーサーのテクニカルスポンサーをイメージするロゴが配置された。もう1色のパープリッシュホワイトソリッド1(白)は継続設定された。

2015年9月発売の2016年モデルでは、WR250Xも同時にマイナーチェンジが行われ、WR250Rではイメージカラーといえる「ディープパープリッシュブルーソリッドE」カラーでは、2016年モデルのYZシリーズをイメージしたそれまでの流れをくむグラフィックだったが、もう1色の「ディープパープリッシュホワイトソリッド1」カラーでは、ビッグロゴグラフィックを大胆に採用した印象的なボディグラフィックとなった。同様にWR250Xもイメージカラーといえる「ヤマハブラック」と「パープリッシュホワイトソリッド1」に、新たにビッグロゴグラフィックが採用されての登場となった。

2017年モデルの今回は、前回、ビッグロゴグラフィックに変身した「パープリッシュホワイトソリッド1」のWR250Rと、「ヤマハブラック」と「パープリッシュホワイトソリッド1」2色設定のWR250Xには変更なく(継続設定)、WR250Rの「ディープパープリッシュブルーソリッドE」に2017年版のYZシリーズを彷彿させる「Simple & Bold」デザインにクール感を取り入れた新グラフィックが採用された。

2017年モデルのWR250R。ブルーのカラーが2017年モデルのYZシリーズをイメージしたグラフィックに。
2017年モデルの新グラフィックWR250R。WR250Rでも白のカラーとWR250Xの2色のカラーは継続設定とされている。

★YAMAHA プレスリリースより (2016年7月12日)

2017年YZシリーズのグラフィックイメージを採用
「WR250R」2017年モデルを発売

ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・FIの高性能エンジンをアルミフレームに搭載したオン・オフロードモデル「WR250R」のグラフィックを変更し2016年9月12日より発売します。

「ディープパープリッシュブルーソリッドE」(ブルー)に採用の新グラフィックは、2017年YZシリーズ同様「Simple & Bold」デザインにクール感を取り入れており、レーシーなイメージを演出します。ビッグロゴグラフィックで存在感を印象づける「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)は継続設定します。

 なお、スーパーモタードの走りが楽しめる「WR250X」の「ヤマハブラック」(ブラック)と「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)は継続設定します。

<名称>
「WR250R」「WR250X」
 
<発売日>
2016年9月12日
 
<車両本体販売価格>
「WR250R」721,440円(本体価格668,000円、消費税53,400円)」
「WR250X」753,840円(本体価格698,000円、消費税55,840円)」
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
 
<カラーリング>
「WR250R」
■ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
■パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト)
「WR250X」
■ヤマハブラック(ブラック)
■パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト)
 
<販売計画>
1,500台(シリーズ合計/年間、国内)