ゴールドウイング 2,408,400円/2,516,400円(10月27日発売)

★ホンダ ゴールドウイング 車両解説

ゴールドウイングにツートーンカラーの新色を追加

ホンダのフラグシップ、ゴールドウイングシリーズの歴史は長い。1974年に水平対向4気筒SOHC2バルブ、排気量999ccエンジンを搭載してデビューして以来なので、なんと40歳を越した。その歴史だけで本が1冊出来てしまうほどだが、ざっと紹介しておくと、1980年にエンジンを1,085ccへとアップ。さらに1984年には水平対向4気筒時代の最大排気量となった1,182ccまで拡大。1988年にはフルモデルチェンジにより、エンジンも水平対向6気筒SOHC2バルブ、排気量1,520ccへと発展。この1500時代から国内の型式認定を得て国内発売が開始されている。

1980年の1,085cc時代から、生産は米国のホンダ拠点であるホンダ・オブ・アメリカ・マニファクチャリング(HAM)で行われ、海外生産車両を輸入販売する魁けとなった。また同時にクルマの方でもスペシャリティーカー「アコードクーペ」(アコードの派生機種)を日本に輸入販売したことで話題となっている。2011年10月以降ゴールドウイングの生産は、国内に戻され、熊本製作所が生産にあたっている。

その後ゴールドウイングは、国内でもほぼ毎年イヤーモデルとして販売されてきている。1990年にはアメリカでの生産10周年を記念した特別仕様車を発売。1994年にはゴールドウイングの20周年を記念した特別仕様車も発売している。1996年にはゴールドウイングをベースに本格的なクルーザーとしたワルキューレを発売。このモデルは2001年モデルまで継続発売された。

2001年8月、水平対向6気筒SOHC2バルブエンジンの排気量を1,832ccまでアップした1800ゴールドウイングの時代が始まる。三元触媒の「Honda Evolution Catalyzing System 3」(HECS3)を採用して世界最高水準の環境性能を実現、フレームも新設計のアルミフレームを採用。そして国内専用仕様として、量産二輪車世界初の電動式光軸調整機能付のディスチャージ式ヘッドライトや、間欠機能付電動ワイパー、Honda Ignition Security System(H・I・S・S)という盗難抑止システムなどを採用していた。

1800時代もほぼ毎年イヤーモデルが登場したが、2004年には、低価格設定のゴールドウイングUSパッケージをタイプ設定。通常モデルが3,150,000円のところUSパッケージは2,614,500円だった。2005年にはゴールドウイング30周年記念モデル。2007年には二輪車用エアバッグシステムを搭載したタイプを追加設定。2008年にはビルトインタイプのナビゲーションシステムを導入。また、2004年にはゴールドウイングの水平対向6気筒エンジンを搭載するメーカー純正カスタムマシンといえるRUNEが発売されている。2012年12月発売の2013年モデルでは、車体色に新たにデジタルシルバーメタリックを採用したモデルを追加、従来からのパールフェイドレスホワイトに加え2色の展開となっていた。

2013年2月には、ゴールドウイングのユーザー層を拡大するために、若い世代にも受け入れられそうなロー&ロングフォルムのスタイリングと、軽量化、そしてなによりコストダウン努力により、頑張れば手の届く価格設定としてゴールドウイング F6Bが発売された。ゴールドウイングシリーズの一員でありながら200万円を切るプライス(199万5千円)での登場は大いに話題となった。ただ2013年12月のカラーチェンジを期に、価格が若干ながら上がって200万円を超えてしまったのは残念。

また2014年4月には、ゴールウイングシリーズのさらなるバリエーションモデルとして、F6Bの兄弟車といえるF6Cが登場している。2013年の東京モーターショーに登場した“マッスルクルーザー”だ。ゴールドウイングシリーズの水平対向6気筒、1832ccエンジンと基本骨格を継承、フロントからリアにかけて流れるように下がっていく“トライアングルフォルム”のクルーザースタイルを特長としている。ゴールドウイングに比べ75kgの軽量化と、価格もF6Bの登場時と同様、200万円を切る199万8千円の低価格設定だった。

同じ年の11月、ゴールドウイングの発売40周年を記念した特別仕様車、ゴールドウイングSEも登場している。同時にゴールドウイングシリーズの本体も2015年モデルとなった。ゴールドウイング SEシリーズは、キャンディープロミネンスレッドとグラファイトブラックの専用ツートーンカラーが採用され、フレーム、前後ホイール、マフラー、ロアーカウルをブラックとしたモデルで、各所に40周年を記念したエンブレムなどが採用されて登場したが、ゴールドウイング本体の2015年モデルも、その記念エンブレムを前後に採用して、キーも記念エンブレム付のキーとなった。

2015年の11月には、ゴールドウイングシリーズに新色「キャンディープロミネンスレッド」を設定、継続色の「パールグレアホワイト」との2色を用意したほか、「ベビーグレーメタリック-U」という40周年記念モデルで好評だったツートーンカラー車も設定、全3色のカラーラインナップとした。

今回は、新色として「グリントウェーブブルーメタリックのツートーンカラーを設定。上質感のある「パールグレアホワイト」と、迫力のあるスタイルをより際立たせる「キャンディープロミネンスレッド」2色のソリッドカラー、高級感のある「ベビーグレーメタリックU」を継続色とし、全4色のカラーバリエーションとなった。

ゴールドウイング。新色「グリントウェーブブルーメタリック」。
ゴールドウイング。「グリントウェーブブルーメタリック」。

★HONDA プレスリリースより (2016年10月14日)

1800ccの大型二輪クルーザー「ゴールドウイング」に
ツートーンカラーの新色を追加して発売

Hondaは、圧倒的な存在感と快適性で上質な走りを楽しめる1800㏄の大型二輪クルーザー「ゴールドウイング」のツートーンカラー仕様に、軽快さを感じさせる新色グリントウェーブブルーメタリックを追加して、10月27日(木)に発売※1します。

ゴールドウイングはトルクフルで力強い出力特性とともに、低重心で静粛性などに優れた水平対向6気筒1800㏄エンジンを搭載した、Hondaのクルーザーモデルの最高峰です。エアロダイナミクスを追求したカウル類のほか、リアトランクと左右のサドルバッグは総容量142L※2と収納性に優れ、長距離ツーリングを快適に楽しむことができます。

今回、新色として鮮やかで軽快感と爽快感を表現したグリントウェーブブルーメタリックのツートーンカラーを設定。上質感のあるパールグレアホワイトと、迫力のあるスタイリングをより際立たせるキャンディープロミネンスレッドのソリッドカラー2色と、2016年モデルとして好評の、高級感を際立たせる落ち着いたローコンストラクトのヘビーグレーメタリック-Uを継続色とし、全4色のカラーバリエーションとなります。

・カラーバリエーション
<ツートーンカラー>
・グリントウェーブブルーメタリック(新色)
・ヘビーメタリック-U(継続色)
<ソリッドカラー>
・パールグレアホワイト(継続色)
・キャンディープロミネンスレッド(継続色)

※1 ゴールドウイングは受注生産車です
 ※2 Honda調べ。リアトランク容量は61L、サドルバッグ片側の容量は40L強

●販売計画台数(国内・年間)
ゴールドウイング 300台
 
●メーカー希望小売価格
ゴールドウイング(ツートーンカラー)2,516,400円(消費税抜き本体価格 2,330,000円)
ゴールドウイング(ソリッドカラー)2,408,400円(消費税抜き本体価格 2,230,000円)
※価格(リサイクル費用含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

★主要諸元

車名型式 EBL-SC68
ゴールドウイング
発売日 2016年10月27日
全長×全幅×全高(m) 2.630×0.945×1.525
軸距(m) 1.690
最低地上高(m) 0.125
シート高(m) 0.740
車両重量(kg) 417
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)※3 20.0(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 3.3
エンジン型式 SC47E
水冷4ストローク水平対向6気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 1,832
内径×行程(mm) 74.0×71.0
圧縮比 9.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 80[109]/5,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 161[16.4]/4,000
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスター式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 25
クラッチ形式 湿式多板ダイヤフラムスプリング式
常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.375
2速 1.454
3速 1.068
4速 0.843
5速 0.685
変速比 1.591/1.028×2.750
キャスター(度) 29°50′
トレール(mm) 109
タイヤサイズ 130/70R18M/C 63H
180/60R16M/C 74H
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

※3 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。