MT-03/MT-25 556,200円/523,800円(12月15日発売)

★ヤマハ MT-03/MT-25 車両解説

“大都会のチーター”MT-03、MT-25兄弟がともに2017年モデルに

多くのヤマハファン待望のニューモデルとしてYZF-R25が国内発売開始されたのは2014年12月。新設計のダイヤモンドタイプフレームに搭載されたのは、249ccの排気量を持つ水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブエンジンで、最高出力27kW(36PS)/12,000rpmと、最大トルク23N・m(2.3kgf-m)/10,000rpmを発揮していた。

足回りでも600ccクラスに匹敵するφ41mmのインナーチューブ径を持つ剛性の高いフロントサスに、リアにはモノクロサスを組み合わせ、過剰なクオリティとしてではなく、必要にして十分な路面追従性と乗り心地を両立させるための採用だと説明されていた。

なによりも、YZF-Rシリーズ一族の血統を色濃く感じさせるスタイリングが秀逸で、“マスフォワードシルエット”を構成する、逆スラントの2眼ヘッドランプや切れ上がったテールなど、YZF-RシリーズのDNAを持って開発されたニューモデルだった。

また2015年4月には、このYZF-R25シリーズのグローバルモデルとして開発されていたYZF-R3 ABSが国内でも発売されることになった。車体は、YZF-R25とほぼ同一で、エンジンの基本構成も変わらず。YZF-R25のエンジンのボア66.0mmに対して68.0mmへ拡大し(ストロークは44.1mmと変わらず)、余裕のパワーを生み出す排気量320ccとされていた。最高出力は31kW(42PS)/10,750rpm、最大トルクは30N・m(3.0kgf・m)/9,000rpmへとそれぞれアップ。その他のメカニズム面での変更は、6速ミッションの各ギア比を再設定したこと、足回り面でもタイヤサイズは同一としながら、対応スピードレンジを「S」からミシュラン製の「H」レンジタイヤへとアップグレードした程度。またYZF-R3では、ABSを標準装備するモデルのみのラインナップとなっていた。

2015年10月10日、このYZF-R25、YZF-R3をベースに「大都会のチーター」をコンセプトに開発したというネイキッド・バージョンが発売される。車名はMT-03にMT-25、とやや変則的となったがそれはともかく、水冷直列2気筒、DOHC4バルブ、F.I.エンジンは、YZF-Rシリーズと同一の最高出力と最大トルクを発揮。搭載する軽量ダイヤモンドフレームや足回りも基本は共通。最大の特長といえるネイキッド・スタイルの車体デザインは、14リットル入りの燃料タンクのサイドに設けられた樹脂製カバーやラジエターシュラウド、そして個性的なチーターの目をイメージさせるLEDポジションランプが採用されたヘッドライト周りなどにより、個性的ながらもスッキリとしたスポーツモデルにまとめられていた。

今回、このMT-03とMT-25がともに新色を得て2017年モデルとなった。

MT-03。「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)。
MT-03。「シルバー8」(シルバー)。
MT-03。「ブラックメタリックX」(ブラック)。
MT-25。「シルバー8」(シルバー)。
MT-25。「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)。
MT-25。「ブラックメタリックX」(ブラック)。

★YAMAHA プレスリリースより (2016年10月24日)

人気の“MTシリーズ”のライトウェイトモデル
「MT-03」「MT-25」2017年モデル発売

ヤマハ発動機株式会社は、軽量コンパクトな水冷・直列2気筒エンジンを搭載する「MT-03(エムティ ゼロスリー)」と「MT-25(エムティ ツーファイブ)」のカラーリングを変更し2016年12月15日より発売します。

<大都会のチーター>をコンセプトに開発した「MT-03」「MT-25」は2015年10月より発売、“MTシリーズ”共通のシャープで躍動感あるスタイリングと軽快な走りで人気を博しています。新色は、MotoGPの雰囲気漂う「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」、スポーツアパレルを彷彿とさせる「シルバー8(シルバー)」、アグレッシブ感と大人感を合わせもつ「ブラックメタリックX(ブラック)」の3色です。また「ブラックメタリックX」の“MTロゴ”には昼と夜で異なる表情を見せる反射グラフィックをあしらいました。

製造は、当社のグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)が行います。

<名称>
「MT-03」
<発売日>
2016年12月15日
<メーカー希望小売価格>
556,200円(本体価格515,000円/消費税41,200円)
<カラーリング>
・ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
・シルバー8(シルバー)
・ブラックメタリックX(ブラック)
 
<名称>
「MT-25」
<発売日>
2016年12月15日
<メーカー希望小売価格>
523,800円(本体価格485,000円/消費税38,800円)
<カラーリング>
・ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
・シルバー8(シルバー)
・ブラックメタリックX(ブラック)
 
<販売計画>
2,500台(シリーズ合計/年間、国内)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(消費税)、登録に伴う諸費用は含まれません。

★主要諸元

車名型式 EBL-RH07J〈JBK-RG10J〉
MT-03〈MT-25〉
発売日 2016年12月15日
全長×全幅×全高(m) 2.090×0.745×1.035
軸距(m) 1.380
最低地上高(m) 0.160
シート高(m) 0.780
車両重量(kg) 165
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 34.6〈33.5〉(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
24.4〈26.2〉(WMTCモード値 クラス3、サブクラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) -
エンジン型式 H402E〈G401E〉
水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 320〈249〉
内径×行程(mm) 68.0〈60.0〉×44.1
圧縮比 11.2〈11.6〉
最高出力(kW[PS]/rpm) 31[42]/10,750〈27kW[]36PS/12,000〉
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 30[3.0]/9,000〈23[2.3]/10,000〉
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.(トランジスタ式)
潤滑油方式 強制圧送ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 2.4
燃料タンク容量(L) 14
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.500〈2.666〉
2速 1.823〈1.882〉
3速 1.347〈1.454〉
4速 1.086〈1.200〉
5速 0.920〈1.037〉
6速 0.800〈0.920〉
変速比 3.043/3.071
キャスター(度) 25°00′
トレール(mm) 95
タイヤサイズ 110/70-17M/C 54H〈54S〉
140/70-17M/C 66H〈66S〉
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム
フレーム形式 ダイヤモンド

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率。
 ※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果からの計算値。