PCX150 329,700円(1月17日発売)

★ホンダ PCX150 車両解説

取り回しの楽な軽二輪スクーター、PCX150に新色を追加

2010年の3月から、国内でも発売が開始された“グローバルスクーター”PCX。タイホンダで生産され、アセアン諸国をはじめとして、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地へ展開する新世代の125ccスクーターだ。PCX150は、そのPCXの使い勝手の良さに、軽二輪版ならでは余裕の走りと高速道路走行も可能とするなど、活動の場を広げてくれるモデル。

PCXをベースとした車体に、新開発“eSP(イーエスピー)”の152cc版を搭載。PCXの開発コンセプト「クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング」「高い動力性能と環境性能の両立」「スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ」に、軽二輪モデルならではの利便性をプラスして2012年6月に発売開始されている。

ちなみに、eSPとは、「enhanced(強化された、価値を高める) Smart(洗練された、精密で高感度な) Power(動力、エンジン)」の略で、ホンダの新世代スクーター用水冷エンジンの総称とされている。2011年の9月に、その後、NCシリーズに搭載されてデビューすることになる新型700ccツインエンジンと同時に発表された。

アイドリングストップ・システムを初めとする低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能や動力性能を高め、さらなる耐久性、燃費性能の向上を目指したエンジンで、同排気量のスクーター用エンジンと比較して約25%の燃費向上を実現している。原付二種版のPCXの方も2012年5月のマイナーチェンジによりこの“eSP”を搭載している。

今回、PCX150としては初のマイナーチェンジが行われ、黒系の新色が追加され、継続色2色と合わせて計3色の設定となった。

新色は、“マットガンパウダーブラックメタリック”。
この“マットガンパウダーブラックメタリック”のほか、2色の継続色、“パールヒマラヤズホワイト”と“ミレニアムレッド”の計3色を設定。

★HONDA プレスリリースより (2012年12月20日)

軽二輪スクーター「PCX150」に新たなカラーリングを追加し発売

Hondaは、アイドリングストップ・システムを採用するなど環境性能に優れた150ccの軽二輪スクーター「PCX150」に新たなカラーリングを追加し、2013年1月17日(木)に発売します。

今回、車体色の設定にマットガンパウダーブラックメタリックを追加。つやを抑えたブラックのフロントサスペンションのボトムケースと、つやのあるブラックのフロントグリルやサイドカバー、リアサスペンションスプリングを採用し、上質な存在感を醸し出しています。従来の設定色であるパールヒマラヤズホワイト、ミレニアムレッドと合わせ、全3色の展開としています。

PCX150は、通勤・通学などの市街地走行から高速道路を利用したツーリングまで幅広い用途に適したエンジンと車体特性により、多くのお客様からご好評をいただいています。

●販売計画台数(国内・年間)
2,500台
●メーカー希望小売価格
329,700円(消費税抜き本体価格 314,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

★主要諸元

車名型式 JBK-KF12
PCX150
発売日 2013年1月17日
全長×全幅×全高(m) 1.915×0.740×1.090
軸距(m) 1.315
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.760
車両重量(kg) 129
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費(km/L) 49.0(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 2.0
エンジン型式 KF12E
水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 152
内径×行程(mm) 58.0×57.9
圧縮比 10.6
最高出力(kW[PS]/rpm) 9.9[13]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 14[1.4]/5,500
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスター式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 5.9
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 2.450~0.810
キャスター(度) 27°00′
トレール(mm) 86
タイヤサイズ 90/90-14M/C46P
100/90-14M/C51P
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン

※製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co.,Ltd. 製造国/タイ 輸入事業者/本田技研工業株式会社