KX450F 830,000円(8月1日発売)

★カワサキ KX450F 車両解説

ピストンヘッドの形状を変更し、高回転域、オーバーレブ領域での性能を向上

カワサキ4ストロークモトクロッサーの頂上モデルKX450Fが’11年モデルへ。ピストンヘッドの形状変更の他、ECUのプログラムを変更し、低回転域のレスポンスを向上、特にジャンプ着地後やコーナーの立ち上がりなどに高い加速性能を実現している。
 フロントフォークの減衰セッティングを変更し、作動性とショック吸収性を向上。フロントアクスルカラー径を拡大し、接地感を向上。エンジンブラケットの素材、サイズを変更。サイレンサー内のパンチングパイプに誘導口を設け、排気音量を抑制。以上、熟成を中心としたマイナーチェンジが行われた。オプショナルパーツとしてKX FIキャリブレーションキットを用意されている。

カラーはライムグリーン(LIM)のみ。

ピストンヘッドの形状を変更し、高回転域、オーバーレブ領域での性能を向上させた’11年モデル。ライムグリーン。

★KAWASAKI プレスリリースより (2010年5月26日)

2011年モデル KX450F
新発売のご案内
モデル情報
車名(通称名) KX450F
モデルイヤー 2011
マーケットコード KX450EBF
型式 KX450E
メーカー希望小売価格 830,000円
(本体価格790,476円、消費税39,524円)
カラー(カラーコード) ライムグリーン (LIM)
発売予定日 2010年8月1日
【KX450F】
カワサキ4ストロークモトクロッサーの最高峰、KX450F。2011年モデルではエンジン、シャーシの各部をアップデートし、そのポテンシャルをさらに高めています。フューエルインジェクションを採用したエンジンは、低回転から高回転までよどみないパワーを発揮。特にジャンプ着地後やコーナーの立ち上がりなど、高い加速性能を実現しています。シャーシは剛性バランスを最適化、リヤホイールのトラクションとフロントホイールの接地感を向上させ、思い通りのラインがトレースできる正確なコーナリング性能を発揮。まさに最高峰と呼ぶに相応しい、エンジンとシャーシのコンビネーションを実現しています。
■主な特徴
・ ピストンヘッドの形状を変更し、高回転域、オーバーレブ領域での性能を向上。
・ ECUのプログラムを変更し、低回転域のレスポンスを向上。
・ フロントフォークの減衰セッティングを変更し、作動性とショック吸収性を向上。
・ フロントアクスルカラー径を拡大し、接地感を向上。
・ エンジンブラケットの素材、サイズを変更。
・ サイレンサー内のパンチングパイプに誘導口を設け、排気音量を抑制。
・ オプショナルパーツとしてKX FIキャリブレーションキットを用意。

★主要諸元

車名型式 -
KX450F
発売日 2010年8月1日
全長×全幅×全高(m) 2.185×0.820×1.280
軸距(m) 1.480
最低地上高(m) 0.335
シート高(m) 0.960
車両重量(kg) 113.4
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) -(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) -
エンジン型式 -
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 449
内径×行程(mm) 96.0×62.1
圧縮比 12.5
最高出力(kW[PS]/rpm) -[-]/-
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) -[-]/-
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置[KEIHIN 43mm]
始動方式 プライマリーキック式
点火方式 デジタルDC-CDI
潤滑油方式 セミ・ドライサンプ式
潤滑油容量(L) 1.2
燃料タンク容量(L) 7.0
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 1.750
2速 1.412
3速 1.188
4速 1.000
5速 0.875
減速比1次/2次 2.727/3.846
キャスター(度) 26°42′
トレール(mm) 116
タイヤサイズ 90/100-21 57M
120/80-19 63M
ブレーキ形式 φ250mm油圧式ディスク
φ240mm油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式(倒立タイプ)
スイングアーム式(ニューリンク・ユニ・トラック)
フレーム形式 セミダブルクレードル