Redbull Wings vs Wheels!・・だったのですが
Red Bullが、MotoGP日本グランプリを前に、世界中の人々に日本の安全をアピールするために行われる予定だった、エアロバティック・パイロット室屋義秀とMotoGPライダー青山博一の競演は、当日の悪天候のために中止となりましたとさ・・・ガックシ。
これ、青山選手がバイクで、室屋選手は飛行機でそれぞれヘアピンから裏ストレートを疾走するというもの。一般公開ではなく、RedBullさんの好意で、撮影時にメディア招待があったのです。
いわゆるRedBull的な特撮映像の撮影見学です。ジャンルの違うスポーツのコラボなんて他では出来ないし、この日限りなので、これは面白そうだと、もてぎまでいってきた!
RedBullの撮影隊はすごいスタッフで、3D撮影も予定して準備を進め、青山選手はこの日の朝、アラゴンから帰国してもてぎ直行してくれたのだけど、なんと室屋選手の飛行機が、阿見の飛行場からの離陸時に5キロの視界がなければならず、ギリギリまで待ったのだけど天気は回復せず残念ながら離陸できなかった。
せっかくなので青山選手を囲んで、雑談交えて日本グランプリ前のきもちを語ってもらったよ。
まずは
●今回の競演について。
●今年のレースについて。
●日本グランプリに向けて。
250で優勝したときは泣き崩れたもてぎの表彰台でした。また、青山選手の表彰台が見たい!
●ところで、アラゴンは最終ラップまで9位だったのにどうした?
でも、ロッシと競れたのは良い経験となって、楽しかったそうです。
●弟の周平さんがオートレースで優勝しましたね。
とまぁ、そんな話でしたが ここからはこぼれ話。
と、もう、一同爆笑。優勝決定戦は、新人の周平選手以外は30メートルと40メートルのハンデ。とはいえ、S級の先輩をさしおいて、スタートから一回もトップを譲らずに優勝ですからね。
「それに、あの走り方、ライン、オレが教えたんですよ!」確かに新人の乗る500ccと先輩方の600ccでは、ラインが違うのです。非力なマシンでの、最速ラインはオレが教えたと豪語する兄博一……。そして話は、周平の車券は人気が高いので配当率が低くて儲からないというところまでいき、2輪関係のジャーナリストたちと和やかトークが続いておりました
過去に、オートレースの訓練施設で弟周平にインタビューしたときに「兄貴は、ぬるいんですよ!」って兄にライバル心を燃やしていた周平選手と、このバイクつながりの負けん気合戦はこの兄弟一生続くのかなって思いました。
オートレース場で、兄弟対決っていうのも面白そうですね!
RedBullさん、次は船橋オートでどうですか!?
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レースカメラマン
楠堂亜希
- 20代初期にてミスター・バイクに拾われ、好きなことをしているうちにレースカメラマンのポジションを与えられました。 モトクロス、ロードレースをこよなく愛し、愛溢れる写真で楽しさを伝えてまいります。
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