DUCATI DIAVEL 国内発売 DUCATI DIAVEL

 価格とともに日本仕様でもう一つ気になる出力だが、最高出力はイタリア本国仕様の162HP/9,500rpmに対して112HP(82.0kW)/6,750rpm、最大トルクは同13.0kg-m/8,000rpmから11.6kg-m(113.9Nm)/6,750rpmに変更されている。

ディアベルの特長である3タイプが選べるライディングモードも日本仕様となっている。スポーツ走行に適した“スポーツタイプデリバリー”、ツーリングに適した“ツーリングタイプデリバリー”ともに最高出力112HPに合わせられている。“スポーツタイプ”と“ツーリングタイプ”ではスロットル開度に対するパワーの出方などの“味付け”が異なっているのはフルパワー仕様と同一だ。市街地走行に適した“アーバンタイプ”は100HPだ。

シート高も日本仕様では、イタリア本国ではオプションのローシートが標準仕様となり750mmのシート高となっている。前方が絞り込まれた鞍型のシート形状と合わせて足つき性は充分だろう。

以上が日本仕様独自の部分で、ABS、ドゥカティ・トラクションコントロール(DTC)、ドゥカティ・ライディングモードの搭載などディアベル本来の技術は全て共通だ。

アップグレード仕様のDIAVEL CARBON。カーボンファイバー製の軽量コンポーネント、マシン仕上げによるアルミニュウム製コンポーネント、マルケジーニ製鍛造ホイール、超低摩擦DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コートが施されたマルゾッキ製インナーチューブが採用される。カラーは写真のグロスレッドカラーにレッド・フレームの“レッド・カーボン”と、グロスブラックカラーにブラックフレームの“ブラック・カーボン”。
アップグレード仕様のDIAVEL CARBON。カーボンファイバー製の軽量コンポーネント、マシン仕上げによるアルミニュウム製コンポーネント、超低摩擦DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コートが施されたマルゾッキ製インナーチューブが採用される。カラーは写真のグロスレッドカラーにレッド・フレームの“レッド・カーボン”と、グロスブラックカラーにブラックフレームの“ブラック・カーボン”。
こちらはベーシックモデルのDIAVEL。レッドフレームに伝統カラーの“ドゥカティ・レッド”と、新しくカラースキームに加わった“ダイヤモンドブラック”(フレームはレーシングブラック)の2色。
こちらはベーシックモデルのDIAVEL。レッドフレームに伝統カラーの“ドゥカティ・レッド”と、新しくカラースキームに加わった“ダイヤモンドブラック”(フレームはレーシングブラック)の2色。

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