さて、境港である。かつての小学校の教科書には、「水揚げ日本一の漁港」などと書かれていたのではなかったかしらん? で、現在の境港といえば、『ゲゲゲの女房』(NHKの朝のドラマ)効果絶大なのである。なにしろ数年前までの年間観光客数は100万人ほど、平成20年が172万人で過去最高だった。それが今年は、8月の段階ですでに177万人を超えたのだという。
このペースで行けば、「年間250万人の記録達成を」と境港市観光協会は期待しているらしい。
秋には映画『ゲゲゲの女房』も公開されるから、境港人気はますます盛り上がるだろう……。
つーか、「NHKの視聴率が上がると、境港の観光客が増える」って「風桶」かよっ!
ま、すでにご存じかとは思うが、境港は『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげるさんの生まれ故郷だ。で、ここの寂れた駅前商店街に、平成5年『水木しげるロード』がオープンしたのだった。
駅前から商店街へと続く『水木しげるロード』には、約110の妖怪ブロンズ像のほか、妖怪絵タイル、妖怪レリーフブロンズなど139の“妖怪さん”がいらっしゃるのだ。あ、中には水木しげる先生のブロンズもあるよ。
10数センチほどのブロンズから、鬼太郎やねずみ男のような160センチはあろうブロンズ像まで、ハッキリ言って見ていて飽きません!
ロードには、ねずみ男や鬼太郎や猫娘などの人気キャラも歩いていて、気軽に記念写真に収まってくれる。子供からおじーちゃんおばーちゃんまで、「かわいーーーっい!」と記念の写真を撮るのであった。そして、思わず“ぬりかべバーガー”にかぶりつき、“猫娘汁”を飲みつつそぞろ歩くのだった。
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- ご当地メシの代表格である「ののこめし」である。生揚げの中に生の米、にんじんなどの野菜を入れて炊くのだそうだ。実に上手いのであった。普通のお米なのに、うるち米のようなもちもち感があるのだ。※写真をクリックすると、中身が見られます。
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