旧式スクーター耐久

6馬力以下と以上の2クラスの混走で、90分耐久として行われる。

今回はエントリーが無かったが、パッソルやEC-03の他、市販バイクの車体にモーターを搭載した電動バイクによる「エレキング」クラス、モペッドによる「人力」クラスもあり。

基本的に初期型ディオ(AF18)くらいまでのモデルで、6.5馬力以下のスクーターが参加可能だが、近年の低馬力4ストスクーターもOK。

初期型ディオはポテンシャルが高いため、ハンディポイントは辛い傾向にある。

ハミングのフレームにディオのエンジンというマシンもありだ。

やはりディオや新しめのジョグが速いが、上手い人が乗れば旧型スクーターでも速い! 

午前9時過ぎ、激しい雨の中スタートし、序盤は大きな水溜りの中で豪快なシブキが上がるという、ライダーにとっても観客にとってもエキサイティングなレースだった。


ネオクラシック耐久

YSR、AR、KS-1 、RZ、MBX、RG50Γ、KSRといった空冷&水冷50クラス、モンキーやエイプ50といった4スト改造車、YSR80、AR80、KS-2などの改造&空冷80クラスによる混走レースで120分耐久となる。

NSR50やTZM50は参加できない。

顔ぶれからもお判りの通り、速いマシンによるスリリングな展開が楽しめ、走行距離が最も伸びるレースだ。

また、カン高い2ストと重低音の4ストが入り混じるエキゾーストサウンドも楽しい。

当時のテイストを再現したカラーリングなどの見所も多し。

今回のレースは雨が止み、路面の水溜りもほぼ解消された午前11時過ぎにスタート。

序盤から激しいバトルが展開されるも、後半は再び降雨によって正に“水をさされる”カタチに……。

旧式ミッション耐久

マシンのキャラクター、改造度によって4クラス混走となる空冷ミッション車による、出走台数が最も多い120分耐久レース。

ベスパやスーパーカブなどの出走もOKだ。

改造度の高い88ccモンキーなどはネオクラシック耐久への出走となる。

スポーツバイク、ミニ&レジャーバイク、ビジネスバイクやベスパがバトルする姿は圧巻! 

参加者はもちろん、見てるだけでも楽しいレースだ。

ミニ&レジャーのオープンクラスのエントリーが年々減っているようで、今回のエントリーは改造ゴリラとチャピィ80の3台と寂しかった(出走は2台だったので、完走すれば最低でも2位入賞)。

一方、オープンクラスは11台中6台をベスパが占めており、次回以降は「ベスパクラス」新設のウワサもあり。レースはお昼休みの後、午後1時過ぎに雨の中スタート。“小”が“大”を喰う“相撲”的醍醐味のあるレースだ。

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