2019年8月25日

トライアンフが新型DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディションを発表

トライアンフモーターサイクルズジャパンが、トライアンフの新型「DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディション」を発表した。発売時期は、2020年2月の計画で、メーカー希望小売価格は2,350,000円(消費税10%込み)を予定している。

これまで数々のスーパースポーツ選手権で勝利を収めた、トライアンフが誇る伝説的なDaytonaシリーズの究極のモデルとしての誕生だ。本物のMoto2ファクトリーマシンの走りに最も近い“公道走行可能”な新型「DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディション」。ちなみに、史上初の“公式Moto2 Dorna Sportsライセンス”を取得済みのモーターサイクルと説明されている。

搭載される新型765cc3気筒エンジンは、Moto2のテクノロジーから派生したアップデート版で、トライアンフ史上最高のパワー、130PS/12,250rpmの最高出力と、80Nm/9,750rpmの最大トルクを生み出す。チタン製インレットバルブ、強化されたピストン、MotoGP仕様DLCコーティング加工ピストンピン、新しいカムプロファイル、新しい吸気トランペット、改良されたコンロッド、吸気ポート、クランクとバレル、そして圧縮比の増加、マフラーはArrow製チタンレースマフラーとMoto2エンジンからの数々のフィードバックを反映しているという。

車体は、Moto2エンジン開発プロタイプ、そしてブリティッシュスーパーバイク選手権、マン島TTスーパースポーツで複数の勝利を収めたDaytona Rと同様の精密で理想的なシャシーが採用されている。それによりこの新型モデルは、これまでに製造されたDaytonaシリーズの中で最もダイナミックで正確なハンドリングをもたらしている。

ちなみに、この新型「DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディション」、アメリカとカナダで765台、ヨーロッパ、アジアおよびその他の地域で765台が限定発売される。

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新型「Daytona Moto2 765リミテッドエディション」。北米で765台、ヨーロッパ、アジアで765台の限定販売。


 
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史上初の公式「Moto2 Dorna Sportsライセンス」取得済みモーターサイクル。


 

●DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディション主要諸元

エンジンタイプ:水冷並列3気筒DOHC12バルブ
排気量:765cc(ボア×ストローク:78mm×53.38mm、圧縮比:12.9:1)
最高出力:130PS/12,250rpm
最大トルク:80Nm/9,750rpm
燃料供給方式:マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射SAI付、電子制御スロットル
エキゾーストシステム:ステンレス製3-INTO-1エキゾーストシステム、ステンレス製アンダーボディプライマリーサイレンサー、アロー製チタンセカンドサイレンサー
駆動方式:チェーン
クラッチ:湿式多板
トランスミッション:トライアンフアシスト付き6速
フレーム:フロント=アルミニウムビームツインスパー、リア=2ピース高圧成型ダイキャスト
スイングアーム:両持ち式、鋳造アルミニウム合金
フロントホイール:鋳造アルミニウム合金5スポーク、17×3.5インチ
リアホイール:鋳造アルミニウム合金5スポーク、17×5.5インチ
フロントタイヤ:120/70 ZR17
リアタイヤ:180/55 ZR17
フロントサスペンション:Ohlins製NIX30、43mm径倒立フォーク、調整式プリロード、リバウンドダンピング&コンプレッションダンピング調整機能付
リアサスペンション:Ohlins製TTX36、ピギーバックリザーバータイプツインチューブモノショック、コンプレッションダンピング&リバウンドダンピング調整機能付き
フロントブレーキ:Brembo製Stylema、4ピストンラジアルモノブロックキャリパー、310mm径ダブルフローティングディスク、切替式ABS
リアブレーキ:Brembo製シングルピストンキャリパー、220mm径固定式シングルディスク、切替式ABS
全幅(ハンドルバーを含む):718mm
車高(ミラーを含まない):1105mm
シート高:822mm
ホイールベース:1379mm
キャスター角:23.2°
トレール幅:91.1mm
乾燥重量:未発表
燃料タンク容量:17.4L

■トライアンフコール03-6809-5233 http://bit.ly/2019-DAYTONA765