編集部ブログ 勝島部屋から

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2015年1月11日 

ツナギは最高の安全ウェア

- Noah Sellen @ 10:17 AM

明けましたね、おめでとうございます。

 

 

 

去年末は前に参戦してヒドイ目にあった年末エンデューロに参加せず、よし、風邪を引かずに年越しするぞ!と思っていたのに、年末にハマヤ先生から「林道行くよ!」のお誘いが。僕はのんびりしてる方なんだけどハマヤ先生が売れっ子で忙しいからなかなか出かけられない林道遊び、行くとなったらもちろん二つ返事ですよ。行きます行きます!

 

で出かけましたよいつものメンバー+新規参加者2名。この新規参加者がね、ダマされて連れてこられたようなもんで、とてもじゃないけれどサドなのかマゾなのかわからないハマヤ先生の林道遊びについてこられるようなメンタリティを持ち合わせておらず、最初の大坂で「うそでしょう」と固まり、その後は地獄のような一日を過ごしたようです。それを楽しいと思えるといいんだけど、今回はたぶん、思えてないだろうな(笑)。可哀想に!

 

僕はというと最近入手した超絶絶品オフロードマシンの筆おろし参加だったのだけど、この誰もが認める名車は本当に凄い。どんな坂だってグイグイ上るしエンジンはトルクもあるし上もある。今まではXLR125Rで別に不満はなかったのだけど、排気量を上げてみたらチョー楽!! なんだ、125ではそれなりに苦労してたんだな、僕は。

 

そんなわけでちゃんと風邪ひきました……。

 

みなさんも寒い日が続きますのでご自愛ください。オフロード遊びは汗かいて、そのあと帰り道で汗が冷えて風邪ひくから着替えをお忘れなく!

 

さて、そろそろ新しいBGが出るわけですが、その前に今出てる号をちょっと復習。

 

巻末の第2特集、プレミアムスーパースポーツについてです。BGではあんまりやる機会のない車種たちですが、でも読者さんとお話しすると結構みんな持ってるんだよね、新しいスポーツバイクを。持ってなくても興味を持ってる人はたくさんいる。もちろん、他に絶版車も持っていて、というハナシですが。

絶版車は趣味性が高いのが魅力、なのかもしれないけれど、最近は新型車も実用性を犠牲にしてでもとんがった性格を持たせているものも少なくないわけで、特に外国車なんてなるとその傾向が強いわけです。

 

今回はドゥカティとBMWとKTMのスーパースポーツ3台乗り比べ。ま、記事を見てもらうのが良いと思いますが、個人的感想ではKTMの万能性が光ったと思いました。

 

パニガーレはサーキットでは最高だったのに公道ではちょっと怖かったな……。広報車を返却した時に担当者に「どうでした?」と聞かれ「……うーん、今回は公道でも乗ったのですが、やっぱりサーキットでこそ本当の楽しさが見いだせるバイクなんじゃないかな、なんてことを思いました」と申し上げると、「(笑)丁寧な言い方、ありがとうございます」ですって。

そうだよね、普段から接してる担当者からしてみればこのとんでもない性能を味わうのに日本の細かな峠道はちょっと狭いかもしれないってことを知ってるわけで。

 

BMWはとても良かったのだけど、GSX-R的というか、直4だからということもあって国産車に似てたなぁ。これだったらGSX-Rでもいいのかな?と発言したら、ハマヤ先生が「いや、逆に、だったらBMWでいいじゃん」と言われ、そうかなるほど、と。

 

KTMは、まずポジションが楽で、ステムの位置が絶版車的に高いと感じさせて、実測ではわからないけれどスイングアームの垂れ角が少ないような印象。タイヤもそこまでとんがった銘柄じゃなかったことも良かったのかもしれないけど、冷たい路面で常に安心感があったなぁ。加えてエンジンはツインらしく低回転から楽しめる味があって、実用領域では十分以上にパワフル。絶対馬力は他の2台に敵わないものの、峠道ではまず使えない領域だからあまり関係ないでしょう。久しぶりにスーパースポーツモデルが欲しくなりましたよ。

 

この撮影にはやっぱり革ツナギを着たいわけだけど、こういった撮影で膝が地面に当たってるとヘンにクレームをつける人がいたりするから自粛してるんですよね。だから当日は膝にスライダーがついていないウェアで走ったのだけど、これがけっこう怖い!こういう前傾の強い、極太タイヤの、高剛性の、極スポーツモデルではやっぱりリーンウィズってわけにはいかないから、どうしてもハングオンの姿勢をとるでしょ。じゃないと思うように曲がっていってくれないし……。そうすると膝がブラブラと内側に出るわけで、そんでタイヤの性能が良いから温まってくるとどんどんバンク角が増える。膝が地面に当たりやしないかとヒヤヒヤするんですよ。

 

案の定、撮影してるうちに膝が地面に当たってしまい、スライダーがついてないもんだからウェアがアスファルトにグリップしてグワッと膝を後方に持ってかれた……。あっぶねー、転ぶかと思ったじゃん!

 

そんなこともあって、僕はね、こういった類のバイクに乗るんだったらスライダー付の革ツナギ着用を強く推奨します。だってやっぱり革ツナギはとっても動きやすいから正確な入力がしやすいし、もしもの時は最大限のプロテクション効果があるし、擦るつもりはなくてもバイクの性格上膝が地面に当たることもあるし、あとこういったバイクはすっごく熱くなるからモモやヒザのヤケドなんかからも守ってくれるわけです。

 

今回の撮影を通してやっぱり革ツナギは着るべき、と思った次第。特にこういったバイクはこういった乗り方を要求するわけで、ツナギが最も適したウェアでしょう。走らせる成り行きで、絶版車のステップが接地するのと同じようにライダーの膝が接地することもあるでしょう。こういったバイクを走らせる上ではコレが真実です。一番安全な、一番そのモデルに適した装備でバイクに乗りたいものですね。

 

一般的なウェアはプロテクションが入っていて当たり前になってきてるのに、革ツナギを着てツーリングする人に風当たりが強いのが良くわからないなぁ……。もちろん、ワインディング区間を行ったり来たりする暴走街道レーサーは論外ですけどね。パニガーレのとこで書いたように、こういったバイクのスポーツ性能を本当に楽しみたいならやっぱりサーキットですよサーキット!

 

そんなわけで、撮影で、サーキットで、レースで、革ツナギを着る機会の多い僕ですが、普段着てるGREEDYの白・青・黄のツナギが転び過ぎでボッロボロ……。でもあれはオーダーで作ったから着心地は最高なんですよ。しかし撮影に持ってくると「ミズボラシイよ!」と怒られます……。そうだよね、せっかくの新車試乗とかでもボッロボロのツナギじゃカッコもつかないってもんだ。だから新しいのを作りたいんだけど、どんな選択肢があるのかな?と「オーダーで革ツナギを作る」という連載をはじめました。今出てる1月号では136ページですね。第1回はカドヤとクシタニを取材しました。ツナギを作ろうかと言う人はご参考にしてくださいね。3回~4回ぐらいの連載になる予定です。

 

 カドヤ社長と僕

 

あーああぁ、またずいぶん長くなっちゃったなぁ。

不定期更新ですみませんが、今年もボチボチこのブログを書いていきます。僕の独り言だけど、良かったらお付き合いください&webミスターの読者の方もミスターバイクBGという紙媒体にも興味を持ってもらえたら嬉しいかな!

 

今年も安全運転で、バイクを楽しみましょー!!

 

(ノア)

 

2014年12月23日 

ジョグを買ったよ!

- Noah Sellen @ 10:13 PM

この前、スズキが50ccスクーターのレッツをフルモデルチェンジしましたね。

全国を回って調査した結果「本当の日用品を作る」ということになり、新開発のSEPエンジンを投入するほど本気で作ってくれたんですって。

「ここまでユーザーの声を調査した機種は初めて」とまで言ってるから、相当ですよ。

 

でもね、業界ではけっこう「50ccはね……」というハナシになるんです。

だって二段階右折しなきゃいけないし、30キロ制限で幹線道路は危ないし捕まるし。

そもそも車の免許で125まで乗れるようになればいい。とか

50ccという区分そのものをなくして125を最小排気量にしたらいい。なんて

そんなことを軽々しく言っちゃうんですよね、僕含めて。

だって都市部での50ccに対する取り締まりったらないもんね!点数稼ぎが下手な白バイ隊員の滑り止めですよ。だって普通に流れに沿って走ってるだけで違反なんだもん。

 

ところが地方出身者の僕としては、心の中では50ccが大切な役割を果たしているって知ってるんだ。僕の故郷のような田舎ではとにかく移動の手段がないから、16歳になったらとりあえず原付の免許はとる。それで通学したり遊びまわったり。いろんな責任も付随するから、大人への一歩。大切なことだと思います。18歳になったら車の免許を取るからバイクはもう乗らないんだけど、でも乗ってた経験があるから50㏄がチンタラ走ってても寛容な気がする。

 

で、だ。写真のジョグ。

 

これは先日、母の誕生日にプレゼントしてあげたんです。

他の家族メンバーと割り勘だけどね、新車っす。

なんだよ、新しいレッツじゃないのかよ!ってハナシですが、地元のお付き合いのあるお店がヤマハ系に強く、そして「水冷が良いよ」と薦められたのでジョグになりました。インジェクションのSOHC3バルブ、燃費は何とWMTCモードで50.1キロ!すげー(笑)

 

それまでは2ストのジョグに乗ってた母さん、新しいジョグにご満悦です。

「前のはオモチャみたいだったけど、今度のは安定感があってバイクって感じがする!」ですって。

 

僕が小学生の頃の母さんは車の免許を持ってなくて、カブが日常の足だった。

どこへ行くにも経済的で頑丈なカブで走ってた。

車の免許を取った後もシャリーだとかに乗ってたな。とにかく日常の足として便利。ちょっとした買い物にわざわざ車で行く必要はないもんね。50㏄なら軽いしスピードも出ないし、うちの母さんが乗っても「まぁ大丈夫でしょう」と思える。だけどこれがシグナスXだと……ちょっとねぇ!おっかない。大きいし重いし速いし。

 

田舎だと点数稼ぎの白バイもいないからまずスピードで捕まることはないし、そもそも道が狭いからスピードが出ない。2車線あるような道は走らないから二段階右折だってする機会がない。2人以上で出かける時は軽自動車だから、二人乗りできないというのも特に問題ない。日用品として活用している母さんと同じように、ちょっと畑に行くおばあちゃんだとか、ちょっと駅まで行く主婦だとか、ちょっと田んぼの見回りに行く地主さんだとか、たくさんの人々に大変重宝がられているんですよ、50ccは。

 

喜ぶ母さんを見て、都会的な交通環境の目線だけで50㏄を軽々しく非難しちゃいけないな、と改めて思いました。以後気を付けます。

 

原チャリ万歳。

ありがとうジョグ。

ありがとうヤマハ。

ありがとう50㏄を作り続けてくれるメーカーの皆さん。

 

(ノア)

2014年12月9日 

売り時の「旬」

- Noah Sellen @ 11:49 PM

バイクへの思い入れがたくさん詰まっているミスター・バイクBG読者が多いこのミスター・バイクBGブログなわけだから、あんまりバイクをポンポン売っちゃう話を書くと「なんだよ、アイツ愛情がねーな」とか「ポリシーやこだわりが感じられない!」などと言われちゃうのだけど、僕はバイクはどんどん乗り換えるほう。

 

乗り換えるってことはそれまで乗ってたバイクは売るわけで、その売ったお金を元に次のを買うわけです。ま、多くの人はそうじゃないかと思うけどね。

 

売らずに違うのを買うと、置くところに困るとか、税金がかかるとか、保険を何台分も払わなきゃいけないとか、そういう心配もあるけれど、結局あんまりたくさん持ってても管理しきれなくて徐々に腐ってっちゃうんだよね、バイクが。結局調子がいいのはいつも乗ってるヤツだけ、みたいになっちゃう。そうするとそもそも複数台持ってる意味がなくなる。乗ろうと思っても調子悪い(もしくは不動になっちゃってる)から。全部に均等に乗って、調子を維持できる余裕があれば良いんだけど……

 

そんなわけで年末大掃除中。溜めこんだバイクを現在放出しています。

でまた値付けが難しい! だいたいは1520万で手に入れて、そこから細部をぜーんぶ綺麗に整備して「よし、これでもうバッチリ」という状態にするわけですよ。そこまでまた15万ぐらいかかってたりするから、本当は25万ぐらいで売りたい。でも実際には12万ぐらいでしか売れなかったりするから毎回毎回ちゃあんと損してる。

 

それでも12万円になると「ほっほっほ、12万もあるぜ!これに20万足せばあんなのやこんなのが買える!」と盛り上がって同じことを繰り返す(笑)。

 

 

3年ぐらい前、よく通る道にピッカピカのCBR954RRが停まるようになってた。屋外駐輪場でね、これまたピカピカのカバーが被せてあった。「いいなぁキューゴーヨン、憧れるっす。良いの買ったね!」なんて思いながらその前を通り過ぎるのだけど、1年もするとカバーがボロボロになってきた。そのうちカバーは被せられなくなって、せっかくの954がむき出しで停まってる。当初のツヤは失われ始めた。

 

「今っす!売り時!」と思ったね僕は!

オーナーさん、あなたはもう、そのバイクには乗らないよ?

「今」ならまだエンジンもかかる。

「今」ならまだタイヤも使える。

「今」ならまだボロボロ感が薄い。

「今」なら値段がまだつく。

「今」なら売ったお金でもう少しハードルの低いバイクを買って、あなたはバイクに乗り続けることができる。

 

ところがそのオーナーは売らない。その状態になってからさらに1年は経ったと思う。車検は切れ、外装は褪せ、タイヤから空気は抜け、チェーンも錆びた。買ったときは安い買い物ではなかったはずなのに、毎日毎日そのバイクへの愛情が薄れていっているのが感じられる。毎日毎日そのバイクの価値は下がっていく……。

 

954に対してはちょっと思い入れもある僕としては、その前を通ることが苦痛になってきていた。見る度に非常に悲しい気持ちになった。最終的にはその道は通らなくなった。

 

久しぶりにその道を通ったら、その954はなくなっていた。とうとう売られたのでしょう。でもたぶん、かなり安かったと思う。だって僕だって「今っす!売り時!」と思ったあの時だったら40万ぐらいは出したでしょう。でも最後の方だったら、ちゃんと走るようにするまでのお金を考えちゃって、出しても20万だっただろうな。プロなら利益も乗せなきゃいけないんだから、当然もっと安く買っていくことでしょう。

 

バイクを手放すのは難しいけれど、決断を先のばすとあまり良いことはない。

 

4か月ぐらい前、同じような状態の600ccスーパースポーツを持っている人に会った。

すでにチェーンは錆び始め、タイヤも硬化し始めていたけど、とりあえずまだエンジンはかかる。フォークのインナーも錆びていない。

35万!現金で今払う!」と言ったのだけど「いやいや、まだ乗るよ(笑)」と言う。

その後、やはり乗ってる様子はないから何度かアタックしたけれど、効果なし。

 

そしたら先日、「来年の春には違うバイクを買いたいから、その時になったら売るよ。35万ね?」と言う。違うんですよ、35万は4か月前の値段です。4か月の間に錆が進み、腐食が進み、車検の残りは減り、ゴム部品は硬化し、価値はどんどん下がるのです。たった4か月だけど、「今だったらもう30万だな」と口には出せなかったけど思いました。

 

ね、難しいんですよバイクを売ったり買ったりは。

良さそうなバイクに出会うとすぐ「乗らなくなったら買うよ!」と言っていますが、のちに「乗らなくなったよ」と連絡をもらう頃には、大抵はもう不動車。不動になる前だったらもっとちゃんとしたお金を払うのに……と本当に心苦しい。

 

バイクを買うのも大きな決断だけど、売るという大きな決断もしなければいけない時があります。調子がいいうちに手放せば、次のオーナーに楽しんでもらえる可能性が高く、部品取り車となったり海外に輸出されたりなどとなる可能性は少ない。

 

 

誰かが「欲しい」と言ってくれ、ある程度まとまったお金を提示してくれる内が花ですぞ! ということで、「その600cc、今ならまだ33万で買います!」 

決断してよねー(笑)

 

(ノア)

PS ミスター・バイクWEBのこの記事のアイキャッチ画像に使ってるのは水冷のGSX-R750。これも近所で腐り始めてるのがあって悲しい。かなり欲しいバイク…

2014年12月2日 

よきライバル「アンダー400」はミスターバイク的?

- Noah Sellen @ 6:19 PM

すっかり寒くなりましたね。

寒くなってすっかり忘れてましたが、今年の秋口には「パワーエンデューロ」ってのに参戦しました。BG誌面でも2か月にわたって報告したとおり、8時間もの耐久レースです。

 

例年はハマヤ先生が一人で8時間を走る「アイアンマン」というクラスに出場するのだけど、それはともかくとして行き帰りのトランポの運転までするのは危ないよ!とヘルプを申し出たら参戦させられた、という無茶な展開はもうすでに読んでいただいているでしょう。

 

誌面にも出てきたライバルチームはクレタという会社の人たち。「風まかせ」とか「カスタムピープル」そして「アンダー400」等の雑誌を出しています。

 

この「アンダー400」ってのは誌名通り、400cc以下のバイクのみ扱う雑誌で、日ごろからバイクは400ccぐらいで十分じゃあん?なんて言ってる僕はたまに買ってます。今風の雑誌なんだけど、内容はどこかミスターバイク的なんだよね。カブに過積載してみたり、モペッドで京都から東京までレースして負けたら罰ゲームとか、トリシティでオフロード攻めてみたりとか。たぶん昔からのミスターバイク読者の人は、ちょっとおバカなその感じが好きになると思いますよ。

 

 

そんなアンダー400で、パワーエンデューロの記事が展開されているわけです。BGでは敗者の弁の報告だけど、アチラは勝者の弁。憎たらしいけれどしょうがない、負けは負け。そしてクラッチが終わってニッチもサッチもならなくなった時に助けの手を差し伸べてくれたのもライバル「アンダー400」なのです。

 

さらに憎らしいのは、KTMRC390の試乗会で行われたプレス対抗レースの模様も展開していて、これでも実は僕ら(ノア&ハマヤチーム)は負けているんです。そんなはずはないだろう!ツクバのコース1000はけっこう得意だよ?  …勝負の行方と勝利の真相は「アンダー400」にて読んでみて下さい(笑)

 

画像の号がそれら記事が載ってる号ですが、「アンダー400」は隔月刊だからそろそろ品薄のハズ。偶数月の6日発売だって。ということは次の号がそろそろ出てくるってことですね。BG共々、楽しめる雑誌と思います。良かったらどうぞ。

 

そのBGですが、次号の編集作業が佳境に入っております。ご期待ください。

 

(ノア)

2014年10月21日 

ミスターバイクBG 11月号

- Noah Sellen @ 11:24 AM

前回は遅れて先月号の話をしましたが、発売後1週間ほどたった最新11月号について紹介しましょうか!

 

今月号をすでに手に取っていただいた方はご存知、巻頭特集は2ストロークです。

まぁこれもね(笑)、定期的にやる特集ですけどね、でもたまに乗りたくなるのですよ2ストローク。

 

とはいえBG含めて旧めのバイクを扱う雑誌では、テーマとして良く出てくる2ストローク。他と違う、そして過去にやったものとは違う視点で、ということになります。

 

最初の発案時は「レプリカじゃない2スト」というアイディアがありました。

僕の思い入れで言えばMVX250Fなのだけど、他で言えばRZ250RとかNS250F、もう少し新しいので言えばR1-Zとかウルフかな? 要はレプリカではなくて、サーキットを意識することなく、ポジションもきつくなく、タンデムもできちゃったりする、普通に楽しめる2ストロークっていいじゃない? というものだったのです。

 

が、これまたけっこう狭いカテゴリーだし、そういったバイクの撮影用車両を見つけるのは至難の業。そして2ストといえば空冷鉄フェンダー時代のファンが多いのもBGの特徴でしょう。結局は巻頭特集を2本立てにして、空冷組と、久しくやっていなかったビッグ2ストになりました。

 

空冷組は千葉県と茨城県の境目にある佐原で撮影。こういう旧いバイクを走らせていると興味を持ってくれる人が多くてね。都内で撮影していると怒られることが多いのに、ちょっと地方に行くと声をかけられるんだから嬉しい。

 

この撮影時もおじさんが声をかけてくれ、昔乗っていたバイクの写真をわざわざ持ってきて見せてくれたりした。

 

旧い写真を見る渡辺編集長と鈴木カメラマン。左が声をかけてくれたおじさん。

 

かつてはCB72だったかに乗っていたけど、今はもう旧いのはさすがに厳しい。けれどバイクに乗りたい。「CB400SSってやつで、タンクが昔のCBの色してるのがあるじゃない。水色と白が上下で塗り分けられてるヤツ。あれが良いなぁ!」なんておっしゃるから、「良いバイクですよ!最初の頃のはキックしかないから、セル付のを選んだ方がイイでしょう」なんて申し上げました。

 

 

これっす。後から調べたらこのカラーのはセルがついてましたね。

 

この撮影で僕が担当したのはRD400。このバイク、本当にカッコイイね!大好きです。低回転トルクがあるおかげか、街中で乗ってるぶんには僕はRZ350よりも速く感じてしまってます。そう言うと「そんなはずはない」とみんなに笑われますが、今回のRDも非常に手入れが行き届いていた車両のおかげで、本当に気持ちのいい試乗になりました。うん、いいなRD!!

 

(ノア)

2014年10月14日 

ごーぶたーさーしてますね。

- Noah Sellen @ 9:45 AM

 

9月22日に腕時計を修理に出したら、すぐ後に電話がかかってきて見積もりを知らされ「じゃそれでお願いします」って言ったのにいまだに帰ってこないし連絡もない。「そろそろ1か月経っちゃうじゃないか」と思ったけど、このブログは1か月どころじゃなかったよすみませんね!

 

ま、最新号が出たってことはこの話は古いんだけど、10月号についてもちょっと書きましょうか。

 

巻頭特集のテーマは「キテレツバイク」。

いわゆる迷車特集的なものですね。定期的にやると喜んでもらえるけれど、大ハズシの危険性もある特集だから編集部としてもおっかなびっくりやることが多いんです。でもZCBばっかりやってても面白くないし読者の皆さんもたまには違うものが見たいでしょうからってことで。

 

これで出したかったのがGR650

このバイク、本当に侮れないんだから!高速道路は得意ではないけれど、それ以外の道では楽しいし速いしで本当に欲しくなったバイク。幸い誌面で乗ったのは友達が所有してるからいつでも乗れる一台。また借りたくなったなぁ。

 

あと驚いたのはF6Cのスポーツ性能。

あの巨体で速い速い!! しかも高速道路とか広いワインディングだけじゃなくて、細かな舗装林道的な所でも速いんだ。笑っちゃう。

バイク的にアウトインアウトできれいにコーナーをクリアしていくって感じじゃなくて、ある意味四輪的に前輪をオラッとインに寄せて、19インチのフロントは絶対に滑る気がせず、あとは鬼トルクでグバッと立ち上がる。インインインのラインが走れて、いやマジで、速いっす!腕に覚えのある人ならばスポーツバイクと同じ速度感覚でコーナリングを楽しめますよ。素直に感動した。

 

他にもレアバイクが登場しましたが、ま、そんな巻頭特集もたまには楽しんでもらえたらな、なんてね。

 

他のページでは、ナンディさんと僕がそれぞれZ2CB550フォアをレストアしていた「TLC」というページがひと段落しました。ナンディさんはまだ熟成させるみたいだけど、僕が担当した550は走り出すことができて一応連載終了とします。

 

誌面にも書いたけど、なんと総レストア費用12万円弱! 安いなー(笑)

タンククリーナーを「使ってみてよ」と何も言わずに送ってきてくれた「花咲かG」と、集合管を買いに行ったら倉庫で眠っていた純正マフラーをタダでくれた「ミスティ」以外は、タイアップや部品提供など一切ないから、一般の読者さんがやってもこのぐらいでできるってことですね。

でも後から考えたら他にもお金がかかってたな。プラグなんかの純正部品以外の部品もあるし、雑費として計上した1万円も18カ月を振り返るとあまりに少ないでしょう。でも何本も使ったパーツクリーナーとか缶スプレーとか、汎用品を買った燃料ホースやブリーザーパイプなど含めても、ま、せいぜい15万円ぐらいかな。

自分が満足できる程度のレストアだったらこんぐらいでやれる可能性もあるよ、という例としてとらえていただければ幸いです。あ、ちなみに写真に撮るととてもきれいに見えちゃうけど、実際は「それなり」ですよ。11月2日の日光絶版車祭でお披露目できればと思ってますので、良かったら見に来て下さい。ブレーキが甘くて走らせるのは怖いんだけど、もしかしたらちょっと走るかも。昨日エンジンかけてみたらオーバーフローしてたのがちょっと心配ですが…。

磨きも終えて満足の親子。茨城の庭は広くていいなぁ。読者さんが送ってくれたオリジナルTシャツを着用。ゴンゴーのイメージにぴったりで素敵なデザインに思いました。センスあるなー!

 

新連載は113ページのVTZのおじい様。

安生さんのお友達らしく僕はよく知らないんだけど、素敵な話なんだ!

そしてVTZは僕も学生時代に乗ってて、そのころは目立たない実用バイクって感じだったけど、その後サーキットで乗るようになったら「こんな超絶バランスのバイクがあるのか!」と完全に見直しました。250ccレースではスパーダがもてはやされてるみたいだけど、たぶんVTZの方がイイと思う。このおじい様がさらなる幸せなバイクライフを続けていくことを願って、連載を楽しみにしたいですな。

 

155ページからはイギリスのグッドウッドフェスティバルの様子。

本来だったら僕が年に一度はヨーロッパに行ってこういったイベントを紹介したいと思っていたんだけど、今年は行けてないんだ…残念。

 

僕が担当してる新車のページ「1TGG」(ワンタンク現行車ガイド)は、ドゥカティのムルチストラーダにしてみました。これがなかなかすごいバイクでしたよ。ただ本国仕様のフルパワーに乗りたいなぁ!

 

そしてオフロードクラブ。272ページ~でしたね。

これがひどい話でね、サポートするって言ったらエントリーされちゃってた… やだよそんな、こんなに暑い中バイクに乗って8時間もエンデューロ!? 正気じゃないぜ!

その顛末は今日出た号に渡って2回レポートしてるから読んでみて下さい。「ヒドイ目にあった」と言っても、ふた月も経過するとそのひどさを忘れて「また出ようか」なんて思っちゃうエンデューロレースの不思議……

 

で、276ページからはもてぎで突発的に行われた80sミーティングの様子が。

いやはや、本当に暑い日だったのに多くの読者さんが来てくれてね、頭が下がりました。みなさんバイクを愛してて素敵でしたよ!

 

と、そんな感じの10月号でしたが、発売されたのが9月14、作ってたのは8月の話なのでもうずいぶん前のような気持ちで、撮影裏話や小話も忘れちゃったのが正直な所。

 

今日発売の11月号は2ストの特集ですね。どんな出来事があったか忘れる前に更新しようと思います。

 

おまけ

ゴンゴーのレストアプロジェクトは茨城の奥地の実家でやってたのだけど、セミが殻から出てくるのがたまたま見れました。素敵! 翌朝には茶色くなってて「大丈夫かな?」とチョンとさわってみたら元気に飛んでいきました。

(ノア)

2014年8月28日 

90年代のNK4仕様スーパーフォア

- Noah Sellen @ 2:14 PM

今出ている号は久しぶりに第2特集、第3特集と盛りだくさんでした。

 

その第2特集の「もういいだろうスーパーフォア」を担当したのが僕です。

スーパーフォアなんて絶版車じゃないじゃあん!というアナタは、どういう意味で「もういいだろう」というタイトルをつけたかを知るために本編をお読みくださいな!

 

で、その中で取材させていただいたショップの一つが、「レーシングチームハニービー」で知られるオートショップスガハラさん。当時のスーパーフォアでNKレースに参戦していた話を伺いました。

 

NKは改造範囲がとても限られていたから、エンジン本体へのチューニングもほぼ不可能。普通だったらエギゾーストポートとエキパイの段差をなくすためにポートを削るところだけれどそれも許されないから、ハニービーではアルミのカラーを製作してそこの段差をなくしたりしてたそう。改造範囲が狭くても、その狭い中で少しでもパフォーマンスアップを狙って重箱の隅をつま楊枝でほじくるわけですね。色々と面白いお話が聞けましたが、誌面では1ページしか確保できず心苦しい限り。

 

そんなハニービーでは、せっかく取材のために当時のレーサーを出してきていただいたので、9/10までの限定で店内に飾っておいてくれるそう。あ、懐かしいなぁ!という人や、いまスーパーフォアでレースをやってる人など、一見の価値はありますよ!また当時のチューニングパーツも、在庫しての販売こそしていないものの図面が残ってるものだったら制作も相談に乗ってくれるそう!最近では90年代のレプリカモデルを中心に400ccクラスを見直す動きがあって、社長さんも嬉しそうでした。

 

ちなみにハニービーは東京の北区、王子というところにあります。

http://www.as-sugahara.com/

水曜定休お気をつけて。

 

そんな名門レーシングチームながら、今年は8耐には出なかったですね。

 

で、その8耐ですが。

 

とっくに終わってる話じゃないか!ってことは知ってるんです。でもね、行けなかっただけでも残念なのに、紙媒体の仕事をしていることもあって、ネットで結果を見て「はいはい、そうだったんだ」と言いたくはなかった。

だからライディングスポーツの8耐特集が出るのを待って、まわりで8耐の話をしてたらギュッと耳をつぶってきた。

 

今日、その特集号を買ってきて、やっと結果を知りました。ハルク2連覇かぁ!そしてスズキ、スズキ。ヤマハは惜しかったなぁ。あれ、マン島のTTレジェンズチームは出てなかったんだね。ひゃー、カッコ良い写真。あ、この人が撮ってんだ。

…これからゆっくり読みたいと思います。やっぱりさ、雑誌っていいよね(笑)

 

(ノア)

 

 

2014年8月19日 

(追加情報あり)8月21日開催、ミスター・バイクBG「仁斬る・仁クリ読者感謝祭in白糸」(丸ごと市川 仁デー)ご参加予定の皆様へ「お知らせとお願い」

- mrbike_news @ 8:05 PM

 皆様こんにちは! 8月21日(木)「仁斬る仁クリ読者感謝祭」へご来場予定の皆様、早速に沢山のご参加表明を編集部へ頂き感謝至極でございます! 楽しんで頂けるよう、レクチャー内容も解りやすく、お役に立てて頂けるよう頑張ります! よろしくお願いいたします。

 さて、ご参加予定の皆様へお知らせです。

 会場となる白糸スピードランドは、ドリンクの自販機はございますが、食べ物の販売がありませんので、ご参加の皆様各自でご用意頂きますようお願いいたします。

 当日はご厚意で場所をお貸し頂いておりますので、ゴミも各自お持ち帰り頂けますよう、お恐れ入りますがご協力のほど宜しくお願いいたします。

 また、現地は完全な屋外になりますので、晴天時は日除けの帽子など、雨の場合は屋根のある場所はありませんので、カッパや傘など雨をしのぐためのご準備も各自でお願い致します。

 なお、基本的に雨天でも開催予定ですが、豪雨、強風などの荒天が予想される場合は、前日20日の夕方18:00時点で開催の有無を決定させて頂き、市川 仁FBニュースフィード上と、WEB Mr.Bike上、メールにて編集部へご参加表明頂きました皆様へはメールにてご連絡させて頂くように致します。

 いよいよ明後日となりましたが、当日はどうかお気を付けてお越し下さいね。皆様とお会い出来る事を楽しみに、白糸スピードランドにてお待ちしております!

Mr.Bike BG 
特約ライター・国際ライダー
市川 仁

(8月20日・追加情報)
予定通り、開催いたします。よろしくお願いいたします!

2014年8月12日 

ミスターバイクBG 最新9月号が発売

- Noah Sellen @ 10:23 AM

 

 

皆さんこんにちは。

台風が過ぎて「よし、台風一過に違いない!」と思ってツーリングを計画しました。静岡方面の細かな県道ワインディングをひたすら繋ぐ、「吐くまでワインディングツー」と銘打って楽しみにしてたのですが、なんだよ、雨じゃんか。一緒に行く人から「リスケしましょう」と朝5時にメール。リスケってなんだ?? あ、リ・スケジュールか…。というわけで今日は突然暇になっちゃったよ。

 

そんな暇なお盆時期は、読書ですな!

ミスターバイクBG最新号が明日だか明後日だかに発売されますよ。

 

今月号の巻頭特集はゼファー。

BGでゼファーをやるのはもうすでに何回目かだけれど、ま、Zと一緒で定期的にやると喜んでいただける企画なのと、4本出しマフラーなど新たなカスタムパーツも出てきてたりして、ね。

 

巻頭で乗らせていただいたのは、ドレミコレクション東京店が製作した750ベースカスタムと、そしてムーンフィールドと新垣選手が作り上げた、筑波で1分を切ったあの1100

 

ドレミの750は公道でも楽しく乗れるような親しみやすいセットだったけれど、いやあ、あの1100は半端じゃねぇですよ。やっぱり職業レーサーの方が筑波を走る専用にセットアップしたマシンはなかなか極端で、僕のウデがてんで足りないことも大いに関係してるんだけど、おいしい所を味わうまでには行けなかったなぁ。あのレーサーに乗ったのは僕を含めてたった4人ですって。そんな光栄な経験を活かせない自分が恨めしい。こりゃSSマシンでも買ってちゃんとサーキットを走り込まなきゃダメかな??(←なんてことは定期的に思うんだけど、フラフラと林道遊びしてる方が楽しくて結局やらない)

 

第2特集としてCB400スーパーフォアを取り上げました。

BG的、もしくは絶版車的、ではないかもしれないけれど、撮影車両を探してて気づかされたのは初期のNC31型スーパーフォアってあんなにあったはずなのにもう全然タマが無いの!ビックリしました。ま、何が伝えたかったかは誌面にて読んでいただければ幸いです。

 

第3特集では丸Z3機種のイッキ乗り。

おー、すげーな、第3特集まであるんだ!

Z1Z900Z1000を乗り比べましたよ。

 

あとはまぁ、レギュラーページ関係はいつもの感じです。

ご賞味くださいませ。

 

ノア

 

 

2014年7月24日 

ヤマハのここが好き!

- Noah Sellen @ 8:49 PM

 

写真がどこかわかりますか?

スロットルのグリップと、スイッチボックスの間です。写真ではSRですね。

ヤマハ車ではとっても高い確率でここにプラスチックの円盤が挟まっています。そうとう旧いのはわからないけれど、少なくとも普段接することができる程度の年式の中古車から、現在も売られている現行車まで、コレがついてない機種が思いつかない。

 

これはねぇ、まかり間違ってゴムが伸びたり引っ張られたり膨張したりしたとしても、スイッチボックスと擦れちゃってアクセルが戻らなくなることを防いでくれる機能なんです。

 

そんなことあるかい? と思うかもしれないけれど、バイクを車に積んだ時にグリップ部から引っ張っちゃったりするとスイッチボックスの方にグリップのゴムが寄っちゃったりするし、へんなケミカルをこぼしたりするとグリップがブヨブヨになったりする。さらにはオフ車でドロドロ遊びをするとここに泥や砂利が入り込んでアクセルが戻りづらくなることがままある。

 

ヤマハでは「これは危ないよね」と認識し、それを防ぐためにこの円盤を入れてるわけだ。このコストカットの時代に「大丈夫だよ!そんなのレアケースじゃん。他のメーカーもやってないし」なんつって省略されてしまいそうなパーツなのに、なくならない。

ヤマハの良心を感じるなぁ!

 

うん、素晴らしい。ヤマハさん、僕は見ています!やめないで下さいね。

 

つぶやきでした。          (ノア)