MBニュース&トピック

 

2015年7月31日 

■各種試乗会や体験型イベントの実施など、特別な2日間「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2015」

 Hakuba 47 Mountain Sports Park(長野県北安曇郡白馬村)を舞台に、“BMW MOTORRADを、知る、楽しむ、体験する、特別な2日間”として8月29日(土)・30日(日)開催。BMW MOTORRADオーナーのみならず全国からバイク・ファンが集い、交流を深め、モーターサイクルの楽しさに触れることができるイベントだ。

 今年は日本を代表するカスタム・ビルダーである河北啓二氏、永井健次氏による、直列6気筒エンジンを搭載したBMW Motorrad のフラッグシップモデル「K 1600 GTL」のカスタム車両を展示。世界的スタントライダーであるクリス・ファイファーによるアクロバティックなスタントライディングショーも開催される。また、Hakuba 47 のゲレンデを駆け上がる迫力満点の恒例イベントとなっているヒルクライムなど、様々なプログラムが用意される。

「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2015」の主なプログラム(予定)
●クリス・ファイファー スタントライディングショー
●BMW K 1600 GTL カスタム車両公開
●最新モデル体験試乗会
●山岳コース オフロード試乗会
●BMW Motorrad ニュー・モデル&ライダー・エクイップメント展示
●ヒルクライム・コンテスト
●ミュージック・ナイト

●Biker Party (屋台村、バーベキュー、花火打ち上げなど各種イベント開催)
●BMW S 1000 RR キッズ・バイク・スプリント・レース
●女性来場者向けビューティーケアサービス
●ライダー・トレーニング
●二輪専門誌各誌による特別プログラム等

問:BMW カスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-269-437
http://www.bmw-motorrad.jp/BMDJ(スペシャル・ウェブサイト)

2015年7月30日 

■BMW Motorrad「NEW STYLE OF ADVENTURE S 1000 XRモニターキャンペーン」

 様々なチャレンジとアドベンチャースピリッツを加速させる新型S 1000 XRの8月21日デビューを記念し、抽選で3名に「S 1000 XRで行く1泊2日のモニター体験」(3万円のアクティビティサポート付き)を提供。また、当選に漏れた人の中からさらに抽選で100名に「BMW Motorrad オリジナル・サンシェード」をプレゼント。

 応募方法、応募条件などの詳細はキャンペーンWEBサイトにて。募集期間は8月9日(日)までとなっている。

S 1000 XRモニターキャンペーン
http://www.bmw-motorrad.jp/monitor

BMW Motorrad オリジナル・サンシェード(四輪フロントガラス用)

2015年7月30日 

■ショップオープン情報「アートビーズカフェ」

 新しいスタイルのライダースカフェとして7月20日、神奈川県平塚市にオープン。“女性ライダーが気軽に立ち寄れる”をコンセプトにカフェをメインとしながら、女性専用のパウダールーム・シャワールーム、バイクのメンテナンスエリアやレンタルガレージも完備。もちろん男性ライダー、バイクに乗っていない人でもOK。予約・貸し切りも相談に応じてくれる。二輪・四輪パーキング完備。場所は小田原厚木道路の平塚インターより1分と交通の便が良く、集合場所にも最適。

神奈川県平塚市片岡777
TEL:0463-20-8866
営業時間:7時~21時
http://abc-hiratsuka.com
https://www.facebook.com/ArtBeesCafe(facebook)

2015年7月29日 

■ノートンの正規輸入を開始したことでもおなじみピーシーアイが、今度はモトモリーニも輸入販売開始

モトモリーニの輸入販売開始を発表したピーシーアイの相原 聡専務取締役。本年が50台、来年から150台体制を展開したいとのこと。 発表会場はイタリアのクラフツマンシップで作られるモトモリーニに合わせてイタリア文化会館で行われた。

 2010年6月にイギリスのNorton Motorcycles(ノートン・モーターサイクルズ)社との独占輸入販売契約を結び、ノートンモーターバイクの発売に乗りだしたピーシーアイ社が、今度はイタリアの名門、モトモリーニ(Moto Morini S.r.l)の輸入販売を行うと発表した。

 ご存じの通りモトモリーニといえば、1938年、アルフォンソ・モリーニがボローニャで創業して以来のイタリアンハンドメイドモーターサイクルブランド。2011年に新生モトモリーニとして復活、2015年にはルッジェーロマッシモ・ジャニュゼーリ氏が全事業を買収し、ミラノ郊外に新工場を建設している。細部にまでこだわる職人気質と技による生産は変わらずに続けられているという。ヨーロッパ全土に120ヵ所の技術サービス拠点を展開、日本ばかりでなく、オーストラリアやブラジルにも輸入元を置いて全世界に市場を広げているところ。

11 1/2。イレブンハーフというユニークな名称を持つモトモリーニのベーシックモデル。それでもチェーンガードからフロント&リアマッドガード、サイドパネルなどはカーボンファイバー製。 Scrambler。モトモリーニのオフローダー。シートは3色から選択。メッツラー社製タイヤはオンロードでも快適なライディングを提供。フロントフェアリングやサイドパネルにもカーボンファイバーが。
Corsare 1200 veloce。テルミニョーニ製レーシングエキゾーストを採用。ダブル・ラムダセンサーと新たなエレクトロニックマッピングを加えてバランス、パワー、滑らかさを向上。 Granpasso。ロングツーリングを愛する全てのライダーに。パッセンジャー用ハンドグリップやグリップヒーター、ワイドウインドシールド、KAPPA製サイドバッグなど“ジャーニーパック”を装備。

 最新のモトモリーニのラインナップは、87度V型2気筒、1,187ccエンジンをトレリス風フレームに搭載する5車種の基本モデルで構成される。ベーシックな11 1/2(イレブンハーフ)をはじめ、Scrambler(スクランブラー)、Corsaro(コルサーロ)、Granpasso(グランパッソ)、Rebello(リベロ)の5タイプで、Granpassoには上級モデルのGranpasso GPRもラインナップされている。日本に導入されるのはこの5タイプ、6モデル全てで、8月3日から予約注文の受付を開始、9月に販売を開始する予定という。

 販売目標は、今年12月までに50台を予定。2016年からは3倍の150台を計画。ちなみに気になる価格は、11 1/2が2,224,800円、Scramblerが2,494,800円、Corsaroが2,894,400円、Granpassoが2,991,600円、Granpasso GPRが2,872,800円、そしてトップモデルのRebelloが3,780,000円(以上全て消費税8%込み)。

 ちなみにピーシーアイは、VTホールディング(ホンダベルノ東海から発展した連結子会社28社を参加に置くホールディング会社)の100%出資子会社で、2004年9月に設立、プレミアカーを中心に輸入、販売を手がけてきた会社で、姉妹会社としてイギリスのロータス・カーズ社の正規輸入元エルシーアイなどがある。

■問い合わせ ピーシーアイ(TEL03-5793-8561 http://www.motomorini-motorcycles.jp/

2015年7月29日 

■西日本で記録的来場数で盛り上がった「グッドスマイルミーティング2りんかん祭り」、次回・東日本は8月29日開催!

 5月30日、びわ湖バレイにて開催された「グッドスマイルミーティング2りんかん祭りWest」は、先着3000個用意された来場記念プレゼント(2りんかん特製タオル、カラピナ、お守り)が午前11頃に無くなるほどの来場者数を記録。そんな大盛況イベントの東日本版「2015 2りんかん祭りEast」が8月29日(土)、ふじてんリゾートにて開催される。時間は9時から15時、入場は無料だ。

 “バイクに乗っていい笑顔!”をテーマに、スクーターからビッグバイク、ビギナーからベテランライダー、そしてキッズやファミリーも楽しめるバイク総合イベントで、会場にはバイク芸人のRGも登場。フリースタイルモトクロス、柏秀樹のワンコインライディングレッスン、エクストリームパフォーマンス、キッズバイク体験、メーカーブース、ご当地グルメコーナーなど、さまざまなコンテンツが用意される。

2りんかん
http://driverstand.com/tenpo/top/index2.html



2015年7月29日 

■ショップオープン情報「南海部品 久留米小森野店」

 福岡・久留米に南海部品の本社直営店が8月21日(金)10時30分新規オープン。1階80坪、2階20坪のスペース、本格ピットを完備。9月6日(日)までの期間はオープン記念として大特価品を用意。

福岡県久留米市小森野1-6-1
TEL:06-6344-1581(オープン準備室)
営業時間:10時30分~19時30分
定休日:火曜日
http://www.nankaibuhin.co.jp/

2015年7月28日 

■8月のMOTORISEは2016 年サミット開催地をツーリング&荒川静香さんライダー復帰!



 BS11(日本BS放送)で毎週火曜日23時から放送中の30分番組、大人のバイク時間「MOTORISE」。 8月は夏のツーリングにお勧め、伊勢・志摩の魅力を2回に分けて紹介する。

 前編は「Vol-109 伊勢・志摩を巡るバイク旅! 志摩編」と題し、8月4日放送(8月18日再放送)。番組ナビゲーターの中野真矢とアシスタント・古澤 恵は、伊勢湾フェリーで三重県鳥羽市へ渡り、志摩周辺のツーリングスポットをリサーチ。ライダーにお勧めのコース、絶景ポイントを巡り、海女さんと共に海の幸を堪能する!

 8月11日放送(8月25日再放送)の後編「Vol-110 伊勢・志摩を巡るバイク旅! 伊勢編」では伊勢方面へ。ご当地名物を食し、風情ある町並みを散策する。そして、最終目的地の絶景ポイントへと向かうが……!?


 インフォメーション・コーナーでは出産を経て1年半ぶりのライダー復帰となった荒川静香さんが参加したイベントの模様も紹介!

MOTORISE
http://www.bs11.jp/entertainment/917/

2015年7月27日 

■スズキ新社長も激励、「Team KAGAYAMA」が鈴鹿8耐・3年連続3度目の表彰台へ

 チーム代表を務めながら自ら全日本JSB1000を戦う加賀山就臣、アジアロードレース選手権を戦う芳賀紀行、そして英国スーパーバイク選手権を戦う清成龍一によるトリオ参戦となった、2015年鈴鹿8耐の「Team KAGAYAMA」。

 ケビン・シュワンツをカムバックさせたり、芳賀や清成をメーカーの枠を超えて参戦させるなど、毎年鈴鹿8耐において話題の事欠かないチームだが、今年のトリオは鈴鹿8耐で合わせて6勝を挙げている実力派揃い。予選で5番グリッドを獲得、決勝でも虎視眈々とトップを狙っていたが、スリップダウンやセーフティカーが6度も導入される荒れた展開によって3位に。3年連続の表彰台となった。


加賀山就臣のコメント

「ダンロップをはじめ多くのスポンサーのおかげでレースができています。まず、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。また、ピットまでわざわざ足を運んでいただきました鈴木俊宏スズキ新社長にも感謝いたします。

我々は、プライベートチームですが、他のワークスチームに負けていない戦いをできました。今回こそ優勝をという意気込みで参戦したわけですが、残念ながら、今年のヤマハとホンダの壁は高かった。芳賀、清成という、この二人の素晴らしいライダーの名前を汚さないようにしなければならなかったのに、勝てるバイクを用意できなかった。それについては申し訳ないという気持ちでいっぱいです。それでも現状あるものでベスト以上の結果が残せました。二人のライダー、そしてチームスタッフには感謝しています。特に今回は6回もセーフティカーが入るという波乱のレースでしたが、この状況の変化に対応して戦略をその場で練り直し、7回ピットですら難しいこの8耐で6回ピット作戦も実現してくれました。自分がこけてしまいましたがそれをリカバリーしてくれたみんなに感謝です」


芳賀紀行のコメント

「事前のテストからマシンのセットアップはいい方向に仕上がっており、きっちり予選まで持って来れたし、決勝も転倒はあったもののほぼ大きなトラブルは何事もなく、チームのみんながそれぞれやるべきことをしっかりやってくれた結果だと思います。清成選手が10歳近く離れているオヤジ二人の面倒を見て、3スティント走ってくれたおかげで、またしても表彰台に登ることができました。プライベートチームなんですが、上出来の結果だと思います。またチャンスがあったら、今度こそ優勝を狙いたいと思います」


清成龍一のコメント

「ミスの無いように走って、マシンを渡せば必ず結果が付いてくる先輩たちなんで、走りに集中してました。実は、レースウィーク初日、2日目ともに、練習セッションの早いタイミングでコケてしまって、セッションでテストするべきことができないまま潰してしまってまして、申し訳ない気持ちでいっぱいで、直してくれたスタッフに感謝しています。そのミスが無かったら、ビビらずにプッシュすることもできて、もっと面白いレースになっていたかと思います。もし、来年があればもっと違うストーリーのあるレースをしたいと思います」


斉藤雅彦チーム監督のコメント
「決勝レースは路面温度も非常に高く、レースのペースもそれほど速くなかったレースでしたね。周回遅れのマシンが多く、これをパスしつつ速く走るのは経験と慣れが必要ですが、TEAM KAGAYAMAの3人のライダーはともに速かったですね。今回は清成選手を起用したのですが、清成選手は非常に燃費よく走ることができるライダーで、タイムを落とさずに燃費よく走るその走り方を他の2人のライダーにもお願いして、燃費よく走ることができました。清成効果が効いたと思います」

2015年7月27日 

■KTM 1290 SUPERDUKE Rのリコール(平成27年7月22日届出)

 対象車両は型式1290SDV3949(通称名:1290SUPERDUKE R)の車台番号VBKV39406EM900833 ~ VBKV39402EM915815(製作期間:平成25 年9 月23 日~平成26 年7 月4 日)の138台、計1型式、計1車種、計138台。

 不具合の部位(部品名)は「燃料タンク」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「燃料タンクにおいて、タンク内部のオーバーフローホースを固定するためのネジ穴がタンク外側でふさがれていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料が漏れ、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、燃料タンクを点検し、該当する場合は対策品のシールガスケットを使用しネジ穴をふさぐ。また、当該箇所から燃料漏れが確認できる場合は、燃料タンクを交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:KTM JAPAN
TEL:03-3527-8885

2015年7月27日 

■ヤマハが19年振りに“真夏の祭典”を制す!

 7月26日、午前11時30分にスタートした鈴鹿8耐(鈴鹿8 時間耐久ロードレース第38 回大会)。ここ近年では最も“メーカー四つ巴”的色合いの強い印象を受け、レース前から盛り上がりを見せていた“真夏のバイクの祭典”は、創業&レース活動60周年を迎えたヤマハのファクトリー・チーム「♯21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM」が204周を走って優勝。2位は同一周回数で「♯778 F.C.C. TSR Honda 」、3位は毎年サプライズで話題を提供する「♯17 Team KAGAYAMA」だった。MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナーは転倒によりリタイア、「#634 MuSASHi RT HARC-PRO. 」の3連覇はならなかった。

 1985年のケニー・ロバーツ/平 忠彦組以降、ヤマハのエースを担う「21」のナンバーが付けられYZF-R1を駆る中須賀克行、ポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミス組は、スタートこそエンジン始動に手間取り20番手前後に順位を落とす。しかし、R1を知り尽くした中須賀による究極の燃費走行、そして現役MotoGPライダーのふたりによる初の鈴鹿、初の耐久レースとは思えない走りがレース途中のペナルティをものともせず、終盤には盤石の体制を築き、ヤマハに1996年以来となる5度目の優勝をもたらした。


中須賀克行のコメント

「全日本のタイトルは5 度獲っているけれど、鈴鹿8 耐のタイトルは獲れずにいました。まさかファクトリー体制1 年目で獲れるとは思ってもいなかったけれど、ポルとブラッドリー、チームスタッフ、そして応援してくれたファンの皆さんのおかげで優勝することができました。今回、MotoGP ライダーとチームを組むことができて、彼らのレベルの高さが改めてわかったし、得るものも大きかったですね。それにしても表彰式は本当に感動しました。話しには聞いていたけれど、こんなにすごいものだとは思いませんでした。こうした環境を整えてくれたヤマハに本当に感謝ですね。ここ数年、スタートライダーを務めていて転倒しているので緊張しましたが、今回はエンジンがかからず本当に焦りました。たぶん20 番手くらいまで下がったと思うけれど、うまく挽回できたし、1 スティント目で28 周まで引っ張れたのがひとつのキーポイントになりました。これでライバルにプレッシャーを与えられたのが大きかったですね」


ポル・エスパルガロのコメント

「優勝できて本当にハッピーだよ! 心の中では涙が止まらない(笑)。信じられないレースだった。まずはチームメイトのふたりに謝りたい。僕のミスでレース中にペナルティが課せられ、タイムをロスしてしまったからね。でも、ふたりとも素晴らしい速さで走ってくれたし、僕もリカバリーするために200%で走ったよ。ヤマハの19 年ぶりの優勝、そして中須賀さんの初優勝をチームメイトとして一緒に祝うことができて、とても光栄だよ。YAMAHA FACTORY RACING TEAM はまるで家族のようで、中須賀さんとブラッドリーとは親友になれたんだ。鈴鹿8 耐は最高だよ! 鈴鹿は過去にも素晴らしいレースが数多くある伝説的なサーキットだからね。いつか走ってみたいと夢見ていたんだ。才能ある素晴らしいチームメイトと、歴史の1 ページを刻むことができたのは、本当にうれしいよ」


ブラッドリー・スミスのコメント

「レースウィークが始まる前から、ずっと大きなプレッシャーを感じていたんだ。レース前、ヤマハ本社を訪れた時に、みんなに“優勝します”と約束していたからね。僕自身はレース中にちょっとミスをしてしまったけど、チームメイトふたりのおかげもあって、いいペースを守ることができた。素晴らしいマシンと素晴らしいチームメイトとともに、“優勝する”という約束を果たすことができてホッとしている。この優勝で、ヤマハの60 周年に華を添えることができたと思う。鈴鹿8 耐の優勝は、MotoGP のタイトルに次いで、ヤマハにとって重要な勝利だからね。ファクトリーとしての鈴鹿8 耐参戦は、本当に素晴らしいプロジェクトだった。チャンスがあれば、また必ず参戦したい」


吉川和多留監督のコメント
「レースウィークでのポル選手の転倒や、レース中でのポル選手のペナルティなど、いろいろなことがありましたが、優勝することができ、関係者の皆さん、応援していただいた皆さんに感謝の気持ちで一杯です。それにしてもMotoGP ライダーのレベルの高さには驚かされたし、改めてですが中須賀選手のスキルの高さに感服しています。ポル選手とブラッドリー選手は、事前テストまで鈴鹿サーキットを走ったこともなく、耐久用マシンに乗ったこともなかったのに、あっと言う間に好タイムを連発するようになりました。また、中須賀選手は、決勝レースの1 スティント目で、我々が驚くくらい丁寧にマシンを操り、最初のピットインまで28 周を走ってくれました。そしてこれが、その後のレース展開に余裕を与えてくれました。ライダー3 人のキャラクターが融合した素晴らしいチームでしたし、チームスタッフも全力で彼らの走りをバックアップすることができました。今回の優勝はチーム一丸となってのものであり、改めて応援していただいたすべての皆さんに感謝します」