2018年10月22日
■阿蘇のすそ野にホンダ・ファン大集結!
10月13日、ホンダの熊本製作所で開催された「Honda Motorcycle Homecoming」は、世界で展開する二輪車生産の最先端であり“マザー工場”と言われている同所を舞台に、ホンダのバイクを愛用しているユーザーを対象としたイベント。
“人間と自然の共存”を目指す熊本製作所、通称“くませい”は、阿蘇のすそ野に広がるホンダの製作所の中でももっとも広い敷地と恵まれた自然環境が特徴。1976年1月より操業が開始され、2010年からは日本で二輪車はすべて熊本製作所で生産されるようになっている。
イベントでは生産ライン見学、HSR九州・ドリームコースでのクロスカブ110からゴールドウイングまで幅広く用意された試乗会、社員食堂の名物となっているカツカレーうどんの提供など実施。また、ホンダの名車展示コーナーの展開や、MotoGPにフル参戦中の中上貴晶を招いたスペシャルトークショー、車両の開発責任者であるLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)との交流なども行われた。
好天に恵まれた当日は約2,500名が来場。中国や韓国からの来場者もあった。尚、今回参加できなかった人は来年の開催をお楽しみに!
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2018年10月20日
■「去年の再現は、あるぞ」Team SUZUKI ECSTAR(アンドレア・イアンノーネ/アレックス・リンス)~始まりました、日本GP!
昨年は3日間ずっと雨に降られ、さらに今年も、ウィーク初日の金曜から雨に見舞われたMotoGP第16戦 MOTULグランプリofジャパン。それでも安心してください、雨は金曜のみで、あす土曜と決勝レースの日曜は、雨はなく、曇りから晴れで推移しそうです!
思い出します、あの雨の2017年。アンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)とマルク・マルケス(ホンダ)の雨中の劇的一騎打ち! 最終ラップ、最終コーナーまでもつれた優勝争い、勝ったのはドビツィオーゾでしたが、私が注目したのはスズキGSX-RR、チームスズキエクスターの、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスのふたりでした。
スズキGSX-RRをライディングするふたりは、リンスが予選10番手、イアンノーネが同11番手。日本GPに来るまでの14戦、それまでイアンノーネは最高位7位、リンスは8位と今ひとつ波に乗れず「今年(2017年)のスズキは今ひとつかな……」と思っていたのですが、もてぎの雨のレースで期待を大きく上回る走りを見せてくれたのです。
スタートでやや順位を下げたリンスに比べ、イアンノーネはオープニングラップからトップ6につけ、少しずつ少しずつポジションをアップ。リンスもレース序盤から先頭集団に追いつき、結果イアンノーネは4位、リンスは5位入賞というレースを見せたのでした。
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アンドレア・イアンノーネ(チームスズキエクスターのプロジェクトリーダーである佐原伸一氏とともに)。 | アレックス・リンス。 |
「去年の日本でのレースは良かったね! うちのマシンは、特に高速コーナーのコーナリングスピードが高いのが武器なんだけれど、決してそういうレイアウトではないもてぎであのポジションを走ったことで、今年のマシン開発の方向性が定まったんだ」とイアンノーネ。17年仕様のGSX-RRは、技術陣も認めているように、エンジン開発の方向性をミス。そのエンジン特性がブレーキングスタビリティ、コーナリングにも影響を及ぼし、最終的にイアンノーネがランキング13位、リンスが16位に終わってしまった。もちろん、ふたりの実力に見合ったランキングとは言い難い。
「今年のマシンは、特にエンジンが進化して、すごくいいフィーリングで走れている。相変わらずコーナリングスピードを生かせるコースでは強くて、アメリカズGPやタイGPなんか、いい走りができた」というのはリンス。今シーズン、スズキのふたりはシーズン序盤から快走を披露し、リンスがアルゼンチンGPで3位表彰台を獲得すると、続くアメリカズGPではイアンノーネが3位、イアンノーネは続くスペインGPでも3位表彰台を獲得した。
シーズン中盤には、ちょっと失速。イアンノーネはカタルニアGPから5レース連続でトップ10圏外を走り、リンスは前半戦だけで5回のノーポイントレースを演じてしまった。
「シーズン中盤に失速したのは、ハッキリとした理由はないんだ。いいポジションを走りながらポジションを落としたレースもあるし、予選順位が悪くて追い上げレースをしているうちにチェッカーを受けたこともある。それでも、今シーズンは常にポジティブで、うまくレースができていると思うんだ」(イアンノーネ)
「今年はムジェロからかな、新しいフレームを使い始めて、それがすごく機能している。特に、今までは強みが生かせなかったブレーキングでパッシング出来るシーンも増えた。もてぎはハードブレーキングのコーナーも多いから、去年とはまた違ったレースが見せられると思う」(リンス)
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今シーズン、イアンノーネは3位を3回、リンスは3位1回、2位1回と、もてぎで狙うは表彰台、そして初優勝。
「僕はここもてぎが得意だし、今年のマシンはもてぎのようなレイアウトでも強みを出せると思うんだ。特にダウンヒルストレートの後の右コーナー、そこから最終コーナーにかけての区間あたりを見ていてほしい」(イアンノーネ)
「僕は1stトンネルを抜けたS字区間が好きだな。あそこでスピードを乗せながら、左ヘアピン(注:V字コーナー)までの区間でのパッシングを見ていてほしい」(リンス)
レースは、優勝候補が多いほど面白い。金曜は、FP1こそドライコンディションだったものの、午後のFP2は雨上がりのウェット路面だったこともあり、土曜の予報が晴れということもあって、ほとんどのライダーが走行を回避。そのFP1では、イアンノーネが6番手、リンスが19番手を獲得。決勝レースに向けて、まずは土曜のFP3でスズキ勢のホンキが見られる!
2018年10月19日
■マルク・マルケスが箱根ターンパイクに出現!?
10月21日(日)、ツインリンクもてぎで決勝レースが行われる開催される「2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」で、シリーズ・チャンピオンに王手をかけているRepsol Honda Teamのマルク・マルケス。レースを目前に控えた彼だが、アネスト岩田ターンパイク箱根(通称:箱根ターンパイク)で行われたレッドブルの撮影に参加、RC213Vで落ち葉舞うワインディングロードを駆け上った!
撮影された映像はマルケスの豪快な⾛りと⽇本を象徴する⾵景が楽しめる作品に。⽇本の町並みに⽋かすことの出来ないホンダ・スーパーカブを駆る往年の名レーシングライダーである五百部徳雄、デコトラ の“美咲嬢”、ハコスカGT-R(KPGC10型 ⽇産スカイライン)、全国区で名を馳せる⼆輪⾛り屋の3⼈(BB マック/BATTLE BOYS 所属/VFR 400R、のぶくん/妖会 CHR ⾛魔#3 所属/CBR400RR、内藤智和/7110WORKS 所属/NSR250R)、チューニングショップ RE ⾬宮の代表で⽇本を代表する伝説的な⾛り屋である“アマさん”こと⾬宮勇美など、豪華な⾯々が出演している点も見逃せない。
©Taku Nagami / Red Bull Content Pool |
©Taku Nagami / Red Bull Content Pool |
動画は下記のスケジュールで公開される。お楽しみに!
10月19 ⽇(⾦)18 時に1分間のアクション映像を公開予定
https://www.instagram.com/redbull/
https://twitter.com/redbulljapan
10月 19 ⽇(⾦)18 時公開予定のアクション映像は Facebook のみ1.5 分バージョン
https://www.facebook.com/RedBull/
10月26 ⽇(⾦)18 時に3分間(予定)のストーリー映像を公開予定
https://www.redbull.com/jp-ja/
2018年10月19日
■R シリーズ購入のチャンス「BMW Motorrad 95 周年 アニバーサリー・セール」
12 月 21 日(金) までの期間、水冷 Boxer エンジンの R シリーズ(R 1200 GS、R 1200 GS Adventure、R 1200 RT、R 1200 R、R 1200 RS) を対象車種とした期間限定セールを実施。これはBMW Motorrad 95 周年を記念したキャンペーンで、期間内に対象モデルの新車を成約・登録を完了すると、メーカー希望小売価格から 9.5%オフで購入できるというもの。他キャンペーンとの併用は不可となっている。
2018年10月18日
■全日本トライアル選手権、ツインリンクもてぎで初開催
“森の中のモビリティテーマパーク” こと、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で来年の6月23日(日)、バイクを使った“神業”で争われる「2019 MFJ 全日本トライアル選手権」の関東大会として開催されることが決定した。ツインリンクもてぎ内にあるハローウッズの森の中に設けられるトライアル世界選手権のセクションを活かした大会となる。
開催概要
大会名:2019 MFJ 全日本トライアル選手権シリーズ 第3戦 関東大会
主催:株式会社モビリティランド ツインリンクもてぎ
MFJ加盟団体・関東モーターサイクルスポーツ協会
公認:一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
開催日程:2019年6月23日(日)
開催クラス :国際A級スーパー/国際A級/国際B級/レディース
承認クラス オープントロフィー(IA50/125)
会場:ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)
2018年10月17日
■ハスクバーナMCジャパンが2019年モデルの701 SUPERMOTOと701 ENDUROを発売
ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、2019年モデルの“701 SUPERMOTO”と“701 ENDURO”を全国のハスクバーナ正規販売店にて12月1日より発売を開始すると発表した。
「701 SUPERMOTO と701 ENDURO は単気筒大排気量マシンとして技術、敏捷性、性能の面でベンチマークとなるモデルです。これらのモデルはスーパーモトとエンデューロライドの純粋なエッセンスをストリートに持ち込み、毎日の通勤からアドレナリンに満ちたオンロード、そしてオフロードでの冒険まで、どのような場面でもライダーにライディングの歓びを提供します」としている。
■701 SUPERMOTO主要諸元
エンジン形式:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒、総排気量:692.7cm3、ボア×ストローク:105×80mm、最高出力:55kW(74hp)/8,000rpm、最大トルク:71Nm/6,750rpm、圧縮比:12.7:1、クラッチ:APTCスリッパークラッチ、ミッション:6速、タイヤ:前120/70ZR17・後160/60ZR17、燃料タンク容量:約13L、車輌重量(燃料除く):約145kg。
■701 ENDURO主要諸元
エンジン形式:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒、総排気量:692.7c㎡3、ボア×ストローク:105×80mm、最高出力:55kW(74hp)/8,000rpm、最大トルク:71Nm/6,750rpm、圧縮比:12.7:1、クラッチ:APTCスリッパークラッチ、ミッション:6速、タイヤ:前90/90-21・後140/80-18、燃料タンク容量:約13L、車輌重量(燃料除く):約145 kg。
■ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパン http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/
2018年10月16日
■目指すはポディウム独占! ファンを前にホンダMotoGPへの意気込み
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週末、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で開催される「2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」(10月21日決勝)を目前に控えた10月16日、本田技研・本社ビルのウエルカムプラザ青山にてファンミーティングがMotoGPやホンダのファンを招いて催された。
毎年恒例となっているこのイベント、今年は立ち見もOKとなったことで例年以上のファンが来場、開演前から熱気と緊張感溢れる会場にはRepsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、LCR Hondaのカル・クラッチローと中上貴晶、そしてHRCレース運営室の桒田哲宏室長、LCR Hondaチームのルーチョ・チェッキネロ代表が登場。週末のレースに対する意気込みや質問への回答といったトークショー、そしてファンへの抽選プレゼントなどが行われた。
また、地元でMotoGPクラス初レースとなる中上は、2019年もLCR Hondaから同クラスを戦うことが発表された。
好天が予想される今年の日本グランプリ、昨年の雪辱に燃えるホンダ陣営の戦いに注目されたし!
マルク・マルケス:MotoGPクラス現在ランキング1位。結果によっては2016シーズンのように日本GPで年間チャンピン決定の可能性も。 | ダニ・ペドロサ:MotoGPクラス現在ランキング11位。2015年の日本GPのように優勝して“侍ポーズ”をファンは待っている。 | HRCの桒田室長は地元ということでプレッシャーはあるが、結果を残してファンの皆さんの前で笑顔を見せたいと。 |
カル・クラッチロー:MotoGPクラス現在ランキング6位。ホンダの本社を訪れたのは今回が初めてだとか。 | 中上貴晶:MotoGPクラス現在ランキング20位。MotoGPライダーとして初の母国GP、最高の走りを見せるので応援よろしくお願いします! と語る。 | LCR Hondaチームのチェッキネロ代表は日本語を交えたその巧みな話術で、ある意味一番来場者のハートを掴んだかもしれない。 |
2018年10月15日
■「第22回 カフェカブミーティング in 青山」開催、コンテスト参加者受付中!
昨年の模様。 |
1年に1度、スーパーカブのオーナーが参加し、交流を深めることを目的とするイベント「カフェカブミーティング in 青山」が、今年は11月3日(土・文化の日)・4日(日)の2日間、本田技研本社ビル1階のHondaウエルカムプラザ(東京都港区南青山2-1-1)にて 開催される。
今や秋恒例となっている“カブ使いの祭典”は1997年から毎年行われているもので、スーパーカブ生誕60周年を迎えた今年は第22回目。参加者によるカブの人気投票「カフェカブコンテスト」、カブゆかりのゲストを招いたトークショー「バイクフォーラム」などが実施される。
カフェカブコンテスト参加者、観覧者ともに参加費は無料。カフェカブコンテスト参加者にはドリンク券、記念品引換券を配布。
スケジュール(両日共通)は8時~11時:カフェカブコンテスト受付、10時~12時:コンテスト投票、13時~14時:バイクフォーラム、14時30分~15時30分:カフェカブコンテスト表彰式、15時30分~16時:記念品渡し、車両退出。カフェカブコンテストにエントリーしていない人は10時から入場できる。
カフェカブコンテスト参加希望者はインターネットから申し込み(http://cafecub2018.main.jp/)。申込み期間は2018年10月20日(土) 午前11時までとなっている。
問:Hondaウエルカムプラザ青山
TEL:03-3423-4118
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/
(参加車両についての問い合わせはカフェカブミーティング事務局:cc.aoyama2018qa@gmail.comへ)
2018年10月15日
■ヤマハが「YZF-R3」「YZF-R25」の2019年モデルをインドネシアとアメリカで発売
ヤマハは、世界各国で人気のロードスポーツ「YZF-R3」「YZF-R25」の2019年モデルについて、スタイルと走行性能に磨きをかけ、2018年10月より「YZF-R25」をインドネシアで、同年12月より「YZF-R3」を米国で発売すると発表した。なお、両モデルのABS搭載仕様も同国で発売する。
また、「YZF-R3 ABS」「YZF-R25」「YZF-R25 ABS」は、来春以降に日本での発売を予定している。
2019年モデルは、ヤマハのスポーツモデルのフラッグシップ「YZF-R1」のイメージを大幅に取り入れたスタイリングへ刷新、また新しいフィーチャーを織り込み、走行性能をより向上させたとしている。
主な特徴は、1)エアロダイナミクスを追求したニュースタイリング、2)旋回時などの良好な接地感に寄与する倒立式フロントサスペンション、3)視認性の高いフルデジタルメーターなど。
「YZF-R25」は2014年の発売以降、レースイメージやパフォーマンスがグローバルのユーザーに支持されてきた。特にインドネシアでは、ヤマハのスポーツイメージを牽引するモデルであり、若者を中心に憧れの対象となっている。
製造はグループ会社 YIMM(PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が行う。
YZF-R25。10月からインドネシアで発売。58,600,000ルピア(約43万1千円)。ABSは64,600,000ルピア(約47万5千円)。 | YZF-R3。12月からアメリカで発売。4,999ドル。ABSは5,299ドル。 |
2018年10月11日
■ヤマハSR400のリコール(平成30年10月10日届出)
対象車両は型式EBL-RH03J(通称名:SR400)の車台番号RH03J-000014~RH03J-009619(製作期間:平成21年11月19日~平成29年6月30日)の8,905台、計1型式、計1車種、計8,905台。
不具合の部位(部品名)は「原動機(オイルホース)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エンジンオイル循環経路のオイルホースとオイルタンクとのナット締結部の締付けトルクの設定が不適切なため、当該締結部の締付けトルクが不足しているものがある。そのため、エンジンオイル循環経路の圧力変動等により当該締結部の気密性が損なわれ、当該締結部からエンジンオイルが漏れるおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両、当該ナットを新たに設定した締付けトルクで増し締めする。なお、当該締結部からエンジンオイルの漏れが認められた場合は、オイルホースを新品に交換し、当該ナットを新たに設定した締付けトルクで締め付ける」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:ヤマハ発動機販売 市場改修お客様相談窓口
TEL:0120-133-120